2017年06月20日

がんの発見に"ドッグ健診"

【金山町は本年度、検体(尿)のにおいをかぎ分けて、がんの有無を知らせる「がん探知犬」を使った検査について、健診受診者を対象に実施する。分析を委託するのは、がんが発するにおい物質の研究を進める日本医科大千葉北総合病院(千葉県)で、患者ではない一般住民を対象にするのは同病院にとって初めて。効果が出れば、がんの早期発見や治療・健康寿命の増進が期待される。】

(山形新聞・朝刊 2017415日 記事引用)


九州大での研究では、

嗅覚受容体を多く持つ1ミリ程度の線虫を使用して、

がん患者とがん患者でない人の尿をかがせました。

その結果、

がん患者ではない尿を避ける傾向があり、がん患者の尿には全て反応したということだったのです。

嗅覚神経を破壊した線虫には、上記のような反応は出てなかったので、

正常な線虫は、がんの臭いを判別することがわかったのです。

つまりこれは、がんには臭いがある、ということです。


そこで「犬」の嗅覚を利用してのがん発見というアプローチを

実際に初期のがんでもかぎ分けることは可能だというところまできていると、

探知犬の育成を携わっている会社は言っています。


金山町の試みは、

探知犬だけでなく、臭いの専用装置も使用して分析する予定になっています。

ブログ管理者も健康診断を当然11回は行っています、

それが人間ドックですが、

まさに全国的に今後もしかしたら本当の人間ドッグが開始されるかもしれません…。

posted by リハ技師 at 20:06| 山形 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記・その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月19日

医療機関の広告規制強化

医療機関がウェブサイトで虚偽や誇大な表示をするのを規制する改正医療法が7日、参院本会議で全会一致で可決、成立した。ウェブサイトも広告と同様に、虚偽や誇大な表示を罰則付きで禁止する。

(朝日新聞デジタルニュース 67日 記事引用)


美容医療機関が、今回の法律改正のターゲットにあるようです。

つまり、それほど問題になる美容医療機関の広告がある、ということです。

(クレームが続出している現状あり)

今までもこのような医療機関の広告の規制はありましたが、

ホームページは規制対象外でした。

この改正医療法は全会一致で決まっています。

これに違反すると6か月の懲役、30万円以下の罰金が科されます。


ではどのような内容だったら、問題になるのでしょうか。

まず1つは、患者さんをその医療機関に誘うような表現をする場合、虚偽をしてはいけない、というものです。

2つ目としては、

虚偽でなくても、

誇大な表現、

風俗として適切ではない表現、

あと他の病院と比べて優良であるかのような表現もダメとのこと。


うちのほうも、正確に、そして謙虚なホームページを作成していきたいと思います。

posted by リハ技師 at 20:34| 山形 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | コラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月15日

症例報告の書き方 EBM 臨床の責務 臨床実習からへシームレスに卒後教育へ 東北文化学園大学 小林武教授

鶴岡協立リハビリテーション病院理学療法科では
年間約40名の臨床実習性を受け入れています。

自分たちも実習が出来たからこそ、今がある!!
そんな思いで、1年に一度は学生の指導を引き受けています 
(面識がない学校でも受け入れ検討しますので、ご一報下さい。)

今年度から当院の症例報告の形式を変更しました。
これまでレポートの作成を行い、学習を進めていましたが・・
これからの時代の症例報告書を模索した時に
恩師の東北文化学園大学 小林武教授 
「臨床実習のケースレポートの書き方」を拝見し
これだ
と思い、導入しました。
そして昨日、小林先生に当院へ御出で頂き基調講演を行っていただきました。DSC_0105.JPG
臨床実習の学びから
EBM構築のための臨床で行うべきケースレポートの積み重ねが重要であることを学びました。
内容について詳細に教えていただき、今後のデーターベース構築を検討します
きっとこの取り組みは学校と臨床を結ぶ懸け橋になるでしょう

PTさかい
追伸
今週は男性の患者様が減塩クッキングに挑戦して
私のランチが華やかで嬉しいですDSC_0100.JPGDSC_0098.JPG
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posted by リハ技師 at 16:48| 山形 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記・その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月14日

日本の手術はなぜ世界一なのか 手術支援ロボットが招く未来

相当久しぶりに新書の紹介。
日本の手術はなぜ世界一なのか 手術支援ロボットが招く未来
宇山一郎
PHP新書

この本ではなぜ日本の手術が世界一なのかのの著者の考察、
あと手術に対する一般の人が持つ誤解にたいしての説明、
将来の手術の方向性などなどがあるのですが、
一番この本の目玉は第3章のロボット時代の幕開けでしょう。
以前、車の自動運転についてや、プロをも負かすAI(人工知能)など、
現在発展進行中のテクノロジーのすごさを伝えたことがありました。
そしてこの手術ロボも将来、数多くの病院で設置されることは間違いないだろうな、と思わせるものでした。

まず機械のすごさは、
数ミリ単位で動かさなければいけない手術で、
その通り細かく動かすことができるというもの。
医師でも多少なりとも好不調があり、不調な場合は手ぶれがおきて、
メスで健全な組織を傷つけたりしてしまう可能性はぬぐえないでしょう。
つまり手術の精度と安全性を大幅に高めてくれたといってもいいものでした。

この本、きわめてわかりやすく書かれているものの、
読みやすさを優先したためか、
科学的な裏付けをした説明は少なめにはなっています。

将来はもしかしたら、
手術支援ロボの影響で、
外科医の腕(技術)で評価されるのではなく、
どう手術していくか、という戦略をもった医師が評価される時代になるかもしれません。
posted by リハ技師 at 21:05| 山形 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 本の紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月13日

当ブログの広告について

以前、当ブログの広告についてコメントがありました。
当初から当ブログは病院のブログなので、広告機能は無効にしていました。
ただこのブログ、無料のブログなので、
デザインにあらかじめ最低限の広告は入ってしまうようです。

ゆえにその広告で稼いでいることはありませんので、一応お知らせします。
posted by リハ技師 at 18:34| 山形 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記・その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月12日

山形県理学療法学術大会

6月17日、18日に山形県理学療法学術大会が米沢で行われます。
その予演会を先週の水曜日に理学療法部門では行っているとのこと。
下記の写真はポスター発表(写真では2演題だが、実際は3演題)。
他に口述発表3演題とのこと。
posted by リハ技師 at 20:06| 山形 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記・その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月08日

メタボ検診率 低ければ「罰金」

【厚生労働省は11日、メタボリック症候群を予防するため40~74歳を対象にした特定健診の受信者が少ない企業の健康保険組合に対し、財政的なペナルティーを大幅に強化する方針を固めた。検診や保健指導の実施率が基準を下回った場合、高齢者医療への拠出金負担を増やし、基準も現在より引き上げて範囲を広げる。対象となる企業では社員の保険料が上がる可能性もある。】

(東京新聞・朝刊 2017412日 記事引用)


まずそもそもメタボの基準(日本)を知っているでしょうか。

まずメタボの必須項目としては、腹囲:男性85p以上、女性90p以上。

次は選択項目。

1.空白時高血糖→110mg/dL

2. 最大血圧→130以上かつ/または最小血圧→85以上。

3. 高トリグリセリド血症→ 150mg/dL以上かつ/または低HDLコレステロール血症40mg/dL未満

この中で3つの中で2つ引っかかることが条件になります。

まとめると、腹囲の基準は絶対、

そのあとの項目は2つ引っかかるとメタボ、ということになります。


しかしこの基準、来年度から変わることは、皆さん知っていたでしょうか。

やせている人(つまり腹囲が男性85p未満、女性90p未満)でも、

選択項目の基準が1つでも引っかかれば、循環器発症リスクが2倍以上高まるというデータがでたのです。

ゆえに2018年以降は、

「非肥満保健指導」の対象に、やせている人も入ることになります。


さて記事の話に戻りましょう。

まぁ、これは当然の流れともいえるでしょう。

会社側には従業員の健康をある程度管理する使命があるでしょう。

健診の実施率50%

これが未達成になれば、社会保険料の引き上げの可能性も…。


なので今後は、

皆さんの事業所での、健診受診率は要注目なのです。

posted by リハ技師 at 19:26| 山形 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | コラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月07日

聞き書き 患者の物語 寄り添う

【全国の医療や介護の現場で、患者の人生を冊子にまとめて本人に渡す「聞き書き」が広まっている。中でも先進的に取り組んでいるのが、富山県砺波市の砺波総合病院。看護部とボランティアが患者への「寄り添うケア」に役立てようと始めた活動が、4月で5年を迎える。】

(北陸知友日新聞・朝刊 2017329日 記事引用)


まずこの「聞き書き」というものをごく簡単に説明すると、

お年寄りの話を聞いて、1冊の本にまとめる活動のことを言うようです。

きっかけは北海道の住民から始まり、

それが広がって宮崎県までいったときに、福祉分野で導入しました。

この記事の病院では、

130~50分、長い人でそれが5回、

本欄の話し言葉でつづっていく、というものです。

この記事の病院で、この「聞き書き」を依頼する人は、

がん患者や死ぬ前に話しておきたいと考えている人になります。


以前、このブログで人間の本性に対して「性善説」「性悪説」ならぬ、「性弱説」をあげました。

今でも、その考えには変わりはありません。

どのような強い人でも深刻な病気になれば、不安でいっぱいになります。

そのようなときは家族がたとえ付き添っていても、病気と闘っているのは本人だけであり、

ある意味孤独な闘いをしているともいえます。

なおさら死を前にすれば、その不安は強まるでしょう。

そのような不安の時に、その不安を解消する1つの手段として、

この「聞き書き」は有効なのだと思います。

まず自分自身の今までのことを他者に話すことで、

自分のことをわかっている人が病院にいる、というつながりがでてきます。

数回自分のことを話したという細いつながりでも、

そのつながりがあったということだけで、本人に対して「力」を与えるのだと思います。

また「死」を前にして、自分というものがなくなる恐怖に対しても、

本を残すということで、

たとえ亡くなっても何かしら「自分」という存在を残せるという安心感もあるのではないかと思います。


これは患者さん本人だけでなく、

その聞き書きした本を読むことで、その本人の真の声が聞こえることで、

なお一層医療スタッフは、患者さんに寄り添うことがしやすくなるかもしれません。

posted by リハ技師 at 18:05| 山形 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | コラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月06日

花と野菜植えたよ 光療法 効果絶大 楽しいリハビリテーション 

梅雨の晴れ間

恒例の正面玄関花壇にサルビアの苗を
患者様と一緒に植えました。
DSC_0091_LI.jpg
太陽は色んな意味で元気をもらえます
自然で行うリハビリは効果が絶大

リハビリ室の畑では
患者さまが鍬を持ち畑を耕し・・
ナスを植えていました 
夏には料理のリハへ〜DSC_0086.JPG

posted by リハ技師 at 13:25| 山形 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記・その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月05日

医療・福祉 資格課程の一部共通化

【厚生労働省は、保育士、介護福祉士、看護師など12の医療・福祉分野の国家資格などについて、養成課程の一部を共通化する方針を固めた。保育や介護分野などへの労働力の移動を容易にすることで、人手不足が懸念されている福祉人材を確保するのが狙い。今年度中に有識者らによる検討会を発足させ、2021年度から順次実施する。】

{読売新聞(東京)・朝刊 2017419日 記事引用}


将来、医療・介護に関わる担い手不足を解消するために考えられた施策です。

(この職種には、

臨床検査技師・診療放射線技師・言語聴覚士・作業療法士・理学療法士・准看護師・看護師

精神保健福祉士・保育士・介護福祉士、があります)

医療・介護に関わる専門職種の教育は、

もし別の職種で仕事をしたいと思っても、

最初から学校に入らなければいけなくなります。

しかし、今回の施策で職種横断的な「共通基礎課程」を設けることで、

今後その共通基礎課程を受けた人たちは、「専門課程」が短くてすむ、ということに…。


ただこの施策は人材不足に対しての有効な対策になりうるのかは大きな疑問を持っています。

おそらく現在特に不足なのは、介護福祉士(その他、保育士・看護師など)です。

この施策で職種の転職がしやすくなったとしても、

果たして介護福祉士に転職するニーズが本人にあるのかが、問題になります。

そのニーズを探るときに、

当然介護職としての「やりがい」もありますが、

「賃金」や「勤務条件」などもあります。

このようなところが手当てされていないと、本人の介護職へのニーズは高まらないでしょう。


この施策、

今後地域連携を深めていくうえでは重要なものになりうるかもしれませんが、

専門性に対して深める教育期間が減ってしまうことも、

専門性への質の低下をきたさないか心配です。


ただメリットもあるかもしれません。

例えば将来は高齢者から乳幼児まで一緒にみないと手が回らないような状況がでてくる地域もあるかもしれません。

そのようなときに両方みることができるダブルライセンスの人たちがいれば、

安心でしょう。

またこのように高齢者も乳幼児がそばにいると元気がもらえる人もいるでしょう。


2025年には、介護人材は38万人不足していると推計されています。

この数値は深刻です。

もっと別の手当てが必要ではないか、そう考えてしまいます。

posted by リハ技師 at 19:16| 山形 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | コラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする