2016年07月29日

糖質制限ブーム! 〜あなたの“自己流”が危険を招く〜

相模原の障害者殺傷事件、

大麻の問題はあるものの、

確実に犯人は優性思想を持ち合わせています。

当ブログでも何度もこの優性思想に対して取り上げたことがあります。

近くまた、この優性思想に関して再度取り上げます。


さて番組の紹介。

クローズアップ現代「糖質制限ブーム! 〜あなたの“自己流”が危険を招く〜」

720日の放送。


またいつものように番組のホームページから。

【ご飯の代わりにブロッコリーを詰めた「ブロッコリーカレー」や「パンなしのハンバーガー」、そして「麺なしのチャンポン」。最近、衝撃のメニューが続々登場しているのを知っていますか?背景にあるのは「糖質制限ダイエット」の大ブーム。メタボに悩む中高年や女性たちに“主食抜き”が大流行している。一方で、“自己流”で“極端”なダイエットを行った人たちの中には、体調を崩すケースも。成功と失敗の分かれ道はどこに?さまざまな健康情報があふれる中、わたしたちは何を信じ、どう向き合えば良いかを考える。】


国は、日本人の1日にとるエネルギーの6割程度を糖質で賄うということを推奨しています。

糖質はごはんとは麺とかパンなどの主食に多く入っています。

そしてこの糖質は栄養価計算に入らないために、

糖質は余分なもの、悪者とみなされて制限しているという風潮のようです。

そして問題は、このやり方は意外と長続きするというのがポイントで、

長期間バランスの欠いた食事が続くということに問題があるのです。

ではなぜ長続きするのか、というところですが、

それは体重減少という結果が短期的に出やすいからです。

しかし例えばごはんなどの主食を一切食べないなどの行き過ぎた制限を長期間続けることで、

体の不調を訴える人も数多く、

そのことで行っている糖質制限にストップがかかっている人もいるのです。


まず単純に問題となるのは、

このような糖質制限は、たんぱく質・脂質も同じように制限がかかってしまうことも多いということ、

そして人が1日動くうえで必要最低限のカロリー数を保てないために体に大きな負担が起きる、ということです。

更に問題なのは、運動不足+糖質制限をしてしまう(十分ありえる話)と、

見た目はやせていても、

隠れメタボになっているケースも多く、

その人たちが脳卒中や心臓病などになるリスクは高くなっているということも言われていました。


番組では、極端な糖質制限は行わないこと、

糖質制限を行うときはできれば医療機関と相談しながら行うことがベストと言っていました。


皆さんは、

どんなダイエットをしたことがありますか。

ブログ管理者はダイエットというものはしたことはありませんが、

ただ人間ドック12か月前になると、突然少しだけ運動をする、ということがあります。

運動をすれば、人間ドッグでの測定結果が少しでも良くなるということで、

まぁ手遅れの一時だけの健康づくりをしてしまうのです。

健康を訴えるものとして、お恥ずかしい………。


それにしても糖質制限、

ごはん大好きのブログ管理者にとっては、

いくらブログ管理者がメタボでも全く食べないというのは信じられない…、

逆にブログ管理者はよくないのですが、

ごはんをおなかいっぱいまで食べてしまう、お子様の胃なのです。

まぁ、これをだいの大人がやってしまうと、おなかがだんだんたるんできてしまいます。


わかってはいるのですが、

バランスの良い食事・適度な運動・適度な睡眠というようにしていくことです。

まず週刊誌や番組などで紹介されている様々なダイエットで、良さそうと思っていても、

かなり特殊なやり方であれば、怪しい…、と思っていいでしょう。

努力なしに、健康は達成しないのです。


番組紹介は、とりあえずここまで。

次回は、本の紹介をしていきます。

posted by リハ技師 at 15:06| 山形 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 番組紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年07月27日

ミラクルボディ 第1回 世界最強の人魚たち

番組紹介。

NHKスペシャル ミラクルボディ 第1回世界最強の人魚たち

716日放送。


いつものように番組のホームページから。

【リオデジャネイロ・オリンピック・パラリンピックで活躍するアスリートたちの驚異的な肉体の秘密に迫る、シリーズ「ミラクルボディ」。第1回は、水の中で、美しくも力強く舞う競技・シンクロナイズドスイミング。今世紀負けなし、世界トップの座を守り続ける最強「ロシア」。無呼吸状態で、精密機械のように正確に、バレエのように優雅に舞い続けられるのは、何故か。

今回、金メダル最有力候補のロシアペアに、世界で初めて科学的アプローチでの密着取材が許された。地上・水中のハイスピードカメラ撮影を含めた「4Kカメラ」での完全ドキュメント。世界各地の研究者の協力を得た、世界初の水中分析。見えてきたのは、無呼吸という極限状態の中で、人類が失ったはずの“水生ほ乳類”としての潜在能力が覚醒されている、という事実。

番組では、最強・ロシアペアが「最も不気味な存在」としてマークする「スペイン代表」も取材。“超”トップアスリートのみが知る、人間の肉体の壮大なる可能性に、映像美とともに迫る。】


うーん、このロシア代表はとにかくすごかった、

ただ普通にテレビでみて、息がぴったりの程度ではなくて、

スローで見ても、息がぴったりというのは神領域。

もっとすごいと思ったのは、競技時間の(7分程度)の半分弱が無呼吸時間で、

なおかつばててくる競技後半に無呼吸時間がかなりある、ということでした。

銀メダル候補のスペインと比べても、段違いの差があるのです。


NHKは科学の目でこのロシア代表の能力をみていきます。

まず無呼吸で長時間運動できるのは、肺活量に差があるかと思いきや、

当然一般の人と比べればよいものの、

他の一流プレイヤーとそれほど差はないのです。

しかし、ある科学者が別の視点でそのロシア代表の能力を発見します。

それは脾臓です。

普通脾臓というと、免疫系の機能や血液のろ過などをイメージする人もいると思いますが、

実は水生生物が長時間水の中にいるときは、

脾臓がたっぷり酸素を含んだ血液を心臓に送るという機能もあるのだそうです。

そしてその脾臓がそのように機能するかどうかは、

どの程度脾臓が収縮しているか、ということでもわかるとのこと。

普通の人は、水の中で無呼吸状態にさせても、

どんなに脾臓が収縮しても11%程度の収縮。

ロシアの代表の一人は同じ状態で23%の収縮、もう1人はなんと59%の収縮だったのです。

いかにロシアの代表が脾臓を水中で使用する酸素補助タンクとして使用したのかがよくわかります。

しかし、どうしてそのような能力を伸ばすことができたのでしょうか、

番組では小さいころからの多くの人たちが脱落するほどのきつく苦しい訓練を

ずっと続けてきたことによって開花したものだと話していました。


もう一つ驚愕するのは、まったく息がぴったりでうまくシンクロしている、ということです。

2人がうまくシンクロしているときに、

脳波を調べていると、ある特徴がでてきました。

それは、1人の脳波だけ明らかに脳波の波が大きいのです。

これはその脳波の波が大きい人が、

相手の動きに合わせていることへの表れ(ミラーニューロンもすぐれている)です、

そのため脳機能を使用する分、酸素消費量も多い…、

つまり先ほど59%も脾臓が収縮する、という人が、脳機能を多く使用していたのです。


もうすぐオリンピック。

おそらくこのロシアの代表も参加できることになったはず。

日本も当然応援しますが、

このロシア代表者のあまりの技術のすばらしさに応援したくなってきました。

オリンピック待ち遠しいです。


次回も番組紹介です。

posted by リハ技師 at 18:37| 山形 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 番組紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年07月26日

あなたはどう考えますか 〜新薬高騰が医療を壊す?〜

番組紹介。

クローズアップ現代+

「あなたはどう考えますか 〜新薬高騰が医療を壊す?〜」

713日放送


いつものように番組のホームページから…。

75歳以上には、保険で使える薬を制限すべきでは?」ある医師の“警告”が波紋を広げている。1回の点滴に100万円以上もするがんの新薬が保険適用されたため、何万人もの患者が使えば医療財政が破たんするというのだ。「年寄りを助けて未来の患者を見捨てるのか」「命を金ではかる気か」…医療現場や省庁、製薬会社、そして患者までも巻き込んだ議論が起こっている。私たちは望む薬を飲めなくなる時代が来るのか?“薬と命の値段”をとことん考える。】


ここでまずキーワードになるのは、高額療養費制度になります。

高額療養費制度というのは、

病気により病院に長期入院したり、高額な医療を受ける場合には、

医療費の自己負担が高額になる場合が多々あります。

そのような場合に、家計の負担を軽減させるための措置として、

自己負担限度額を超えた分の医療費が返還される制度のことを言います。

例えば1年間で3500万円、医療費がかかったとしても、

健保現役で3割の自己負担と考えてしまうと1000万円かかってしまう…と思う人もいるかもしれませんが、

先ほどの高額療養費制度を使用すれば、

その人の年齢や所得によって違いはありますが、

例えば65万円とかなり払う額は少なくてすむということなのです。

患者にとっては、とってもありがたい制度なのです。

しかし、最近は高額な薬剤が増えてきていて、11900万円超えるものもあるとのこと………、

ただでさえ、右肩上がりの医療費増大が、

更に高い薬剤が増えてきていることで、さらに医療費増大がスピードアップしてきていると…。

そしてこのまま放置すれば、医療財政が破たんしてしまうのではないかという指摘されます。


自己負担を少しずつ増やしていく、

税金や保険料を少しずつ上げる、という手法で現在は動いているのですが、

そこだけでなく薬価そのものにメスを入れられないかを検討せざる時期に入っています。

しかし、その薬価の抑え込みは、そう簡単ではありません。

実際に企業側からすれば高い薬剤は莫大なコストがかかっているので、困る…、

もしそこである程度、薬価を抑え込むようなことをすると、

薬剤開発を行おうとする企業が減っていくかもしれない、というのです。

そこで番組は、イギリスの例を出していました。

それは費用対効果でその薬を保険対象にするのか、しないのかを決めていたのです。

日本も検討しているのは、

費用対効果でその新薬を保険対象にするのかしないのかを1つの指標として決めていく、というものです。


番組の中身はこのような内容なのですが、ここまで見て、皆さんどう感じるでしょう。

どうしても製薬会社の場合、

この新薬はこの病気にとても有効で、他の企業ではない効果という場合も多く(つまり、ある意味、独占状態)

競争原理で新薬代が安くなるということにつながらない、というのが、

ブログ管理者はポイントではないかと思ってしまいます。

ゆえに競争原理が働かないのであるならば、

国が一定程度儲けすぎにならないように規制をかけることは致し方ないと思ってしまいます。


次回も番組紹介です。

posted by リハ技師 at 20:21| 山形 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 番組紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年07月25日

私は家族を殺した 〜“介護殺人”当事者たちの告白

番組紹介。

NHKスペシャル

「私は家族を殺した 〜“介護殺人”当事者たちの告白」

73日放送。


またいつものように番組のホームページから引用します。

【いま、介護を苦に、家族を殺害する事件が相次いでいる。4月には、82歳の夫が認知症の79歳の妻を殺害した事件が起きた。こうした、いわゆる“老老介護”のケースに加え、介護を担っていた娘や息子が親を殺害する事件も後を絶たない。

こうした“介護殺人”は、NHKの調べでは、未遂も含め過去6年間で少なくとも138件発生していた。なぜ、一線を越えてしまったのか。防ぐ事はできなかったのか。私たちは今回、受刑中や執行猶予中の、いわば“加害者”11人から直接話を聞くことができた。意外にも、多く人が介護サービスを利用していた。外からは“孤立”しているようには見えなくても、精神的に追い詰められていく実態があった。また、介護を始めてから1年以内に殺害に至る事件が頻発していた。介護をきっかけに離職せざるを得なくなるなど、生活の激変にさらされるためだ。

介護を担う人が550万人を超える大介護時代。悲劇を防ぐ手がかりを探る。】


タイトルからして衝撃的なのですが、

これはもうとても珍しい事例ではなくて、ニュースで時折聞くものになってしまいました。

(この6年間で136件の介護殺人があったといわれていました、

2週間に1回のペースで起きている件数になってしまいます)

やりきれないニュースと感じる人たちは多いかもしれませんが、

まだ実感としてピンときていないひとも多いでしょう。

ブログ管理者は多少なりとも介護をしていた経験はあり、

殺したいまでは思いつめることはなかったものの、

もしこれ以上こうなったらどうなるんだろうと不安に感じたことは少なからずあります。

ゆえに番組に出ていた介護殺人をしてしまった人に対して、

全く別世界の人たちというイメージにはなりませんでした。


番組に戻りましょう。

意外だったのは、

介護殺人に至った人たちのうち、通所介護などの介護保険サービスを受けていた人が75%ということ。

ブログ管理者はてっきり、

介護サービスを全く受けずに自分だけでなんとか対応しようと頑張りすぎている人がそうなってしまうと考えていました。

しかし実態はそのようなサービスを受けていても限界はあるのだと………。

おそらくサービスを受けていてもきちんと相談機能が果たせていたかどうか、という問題があると思います。

そのためには、介護をしている人がまず相談しやすい環境をどう築き上げるか、ということも必要になってきます。

その前にどこに相談したらよいのか、という広報をうまくしていくことも必要です。

とにかくサービスを受けている人でも、

一方的に追い詰められた状況にならないように、

その人たちに救いの手が見えるような仕組みづくりをしていかないと、改めて考えてしまいました。


次回も番組紹介です。

posted by リハ技師 at 18:27| 山形 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 番組紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年07月22日

ふるさとの親どう支える? 〜広がる”呼び寄せ高齢者”〜

番組紹介。

クローズアップ現代+

621日放送

「ふるさとの親どう支える? 〜広がる呼び寄せ高齢者〜」


いつものように番組のホームページから引用します。

【両親を故郷に残している皆さん、知っていますか?「呼び寄せ高齢者」という言葉を。遠く離れた子供に呼び寄せられ、見知らぬ土地へ移住する高齢者のことです。いま全国各地から、75歳以上の高齢者が首都圏におしよせ、入居者の8割が県外からという高齢者用住宅もあるほど!さらに、いまのトレンドは、「同居」ではなく「近居」。スープのさめない距離に呼び寄せ、互いに行き来します。ふるさとの親を支える、新たな選択肢「呼び寄せ高齢者」、その実態はいかに?】


現在、首都圏に住んでいる人たちの半数近くが地方出身者なのだそうです。

今まではそのような人たちの親が介護で面倒をみなければいけない場合は、

田舎まで行って介護をしていました。

しかし現在は、子どもがいるところ(首都圏)に呼び寄せて、近くに住んでもらうスタイルになっています。

課題はあります。

それは親の知らない場所ゆえに友人や親せきがいないために、

テレビばかりを見て家に閉じこもりがちになってしまう場合があるのです。

そして、それがうつ病になったり、認知症を悪化させるというところまでいったケースがありました。

しかしうまくいっている例も多く、

その環境が変わったことに対してのサポートをしっかりおこなっていれば大きな問題に発展することはないようです。

ただ前提はあります、

親がその場所に行ってもいい、という気持ちにしなくてはならないこと、

つまり無理やりでは続かない、ということ。

そしてそり前提の前提になってしまいますが、親との関係性は良好なのか、ということも重要です。

あとは、田舎で行っていた趣味活動や社会活動が、新しい場所でも似たような感じでもいいので継続できるのか、

以前住んでいた住環境と、これから住む住環境が似ているのか、などなどが、

子どもの近くに住むことができるかどうかのポイントになるとのことでした。

その他にも、

なるべく年をとってからの移住ではなく、

まだまだそれほど高齢にならないうちに移住した方が、新しい場所で適応しやすいこと、

1日何もしないような生活をさせるのではなく、

簡単な役割を持たせたり、無理のない範囲で地域の人たちと高理由で切る場を作ることも必要と報告されていました。


ただ番組では、子どものところに呼び寄せられなくても、

地域のサービスは充実してきていて、

それをうまく使えば親のサポートができることも説明していました。


ブログ管理者的には番組の中盤で、解説者の方が指摘していた問題が一番深刻です。

それは首都圏の介護サービス不足です。

実際にこのブログでも、

首都圏に住んでいた高齢者を地方に移住させるような取り組みがある記事を報告しました。

実際にそうしなければ東京などは高齢者の受け入れは困難である、という記事を何かで読んだことがあります。

ブログ管理者からみれば、そもそも東京一極集中が大問題と考えている立場です。

確かに東京一極集中のほうが大変効率的なのかもしれません。

そこに行けばすべてできるわけですから…。

しかし大問題もあります、

例えば東京が地震などで大変な被害になった場合、

その全部の機能が麻痺状態になってしまうのはあまりにもリスクが高いといわざるをえません。

やはりリスクを分散させるためにも、首都機能はいくつか他の都市に移転していく必要があります。

そうなれば他の都市にも仕事の需要は増えていくので、

その都市の人口は増えていくでしょう(現在は47都道府県で東京のみしか増えていません)

そして東京はそれほど人口が増えなくなります。

とにかく東京はもっとコンパクトになったほうがいいと考えてしまいます。


次回も番組紹介です。

posted by リハ技師 at 11:47| 山形 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 番組紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年07月21日

ストレスから脳を守れ 最新科学で迫る対処法

番組の紹介。

シリーズ キラーストレス第2回 「ストレスから脳を守れ 最新科学で迫る対処法」

618日の番組。


またいつものように、この番組のホームページから、

この会の概要を引用します。


【私たちの命を奪う可能性のある「キラーストレス」。第2回は、最新科学によってその効果が裏付けられた、誰にでも出来る画期的なストレス対策に迫ってゆく。

今世界で、ストレスを減らすためのあるプログラムが広がっている。欧米の名だたる大企業が次々に導入。学校でも、そして刑務所のような場所でもこのストレス解消法が使われている。最新の脳科学でも驚くべき効果が実証されたこのプログラムとは?そして、なぜ効果があるのか?一方、宇宙空間では、これとは別のストレス対策が大きな成果を上げている。宇宙飛行士たちが取り組むこの方法とは?

今、世界が本気で取り組み始めたストレス対策。その背景にあるのは、ストレスが原因とみられる心と体の病の急増だ。番組では、今世界で始まった「ストレスをめぐる意識革命」、そしてその具体的な方法論を最前線から報告する。】


この番組の構成としては、大きく分けて2つです。

  • ストレスのメカニズム
  • ストレスの最新の対策法(2)です。

では、ストレスのメカニズムから説明してみましょう。

ストレスを受けると、脳の中にある恐怖や不安を感じる扁桃体が活動します。

すると、脳から体に指令が出されて副腎からストレスホルモンが分泌されます。

ストレスホルモンは心臓の拍動を速め、

血圧を上げるなどストレス反応と呼ばれる様々な反応を体に起こします。

このストレスホルモンの中で注目されているのがコルチゾール。

コルチゾールは脳に辿り着き吸収されますが、

一定の量を超えて増え続けると脳の一部を破壊することが分かってきたのです。

その破壊されたところが海馬、

記憶や感情に関連する役割をもっています。

海馬が損傷されると、うつ病の発症になる可能性があるという報告もある、と言っていました。


しかし古代、生命の危険が及ぶような事態になった場合に、

脳がストレスを感じ、ストレスホルモンを分泌し、心拍をあげ、すぐに行動に移せるようにしていました、

そしてその生命の危機状態が落ち着くと、ストレスホルモンの分泌は止まったのです。

つまりこのストレスのメカニズムは古代の人にとっては必要なものだったのです。

しかし、現代の社会では、常にストレス状態になってしまう現状があります。

ストレスホルモンが過剰に出てしまい、脳に障害を与えてしまうことがでてきていたのです。

常にストレス状態になる大きな一つの要因として挙げられていたのが、

記憶力と想像力です。

過去に怒られたことなど嫌な記憶をいつまでもひきずっていたり、

ストレスがかかるような会議などで、何か失敗するかもしれないと想像してしまったりしています。

このように実際に直面しているストレスではなく、

過去や未来までもストレスを感じてしまう状態を「マインド・ワンダリング」と言うそうです。

(小さいころにも強いストレスを受けた人とそれほど受けていない人では、

脳にある扁桃体に有意な差がありました、

強いストレスを受けた人たちの方が扁桃体は大きくなっており、

大人になっても小さいストレスでも過敏に反応すると考えられています)


では、そのようなストレスに対しての対策法はどのようなものが挙げられていたでしょうか。

1つめは「コーピング」という手法です。

具体的な屋の方としては………、

ストレスがかかった時にどんな気晴らしをすれば気分が上がるのかあらかじめリストアップしておきます。

例えば、映画鑑賞、音楽鑑賞などなど、なるべく数多くリストアップしておきます。

そして様々なストレスを受けるたびに、

そのストレスにあう気晴らしを行います。

その結果、ストレスが減ったかどうかを自分で判断し、

まだストレスを感じていたら、さらに気晴らしを続けたり別の気晴らしに切り替えたりします。

このように自らのストレスの観察・対策を意識的・徹底的に繰り返すのがコーピングです。


もう一つが「マインドフルネス」です。

これはもうすでに欧米の公的機関では取り組まれているストレス軽減法とのこと。

やり方としては、

まず、はじめに体の力を抜き背筋を伸ばして座ります。

そして、体と呼吸に意識を向け、その様子を感じるようにします。

やがて様々な雑念が浮かんできますが、それは考えないようにします。

再び今の瞬間の体や呼吸の感覚に意識を戻します。

毎日10分程度行うことから始めるのが一般的とのことです。

この座禅のような取り組みがなぜいいのか、

それは、今の自分だけを感じるということが、過去や未来からくるストレスを止めてしまうというものです、

つまり先ほど挙げた「マインド・ワンダリング」を起こさせなくさせるのです。

この方法をある一定期間行ったことで、扁桃体の大きさが小さくなっていたという調査結果もありました


もっと詳しいやり方は、

別のホームページでリサーチしてもらいたいのですが、

このようにストレスを軽減させるやり方が科学的な根拠をもって説明されていて、

説得力のある内容になっていました。


次回も番組紹介です。

posted by リハ技師 at 14:42| 山形 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 番組紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年06月24日

天使か悪魔か 羽生善治 人工知能を探る

番組の紹介。

515日の放送、

NHKスペシャル「天使か悪魔か  羽生善治 人工知能を探る」。

また、いつものように番組のホームページから…。


20163月、グーグルの開発した囲碁の人工知能が、世界最強と言われる韓国人の棋士に圧勝し、世界に衝撃が走った。囲碁は、人類が発明した最も複雑なゲームと言われ、人工知能が人間を凌駕するのはまだ10年はかかると言われる中での出来事だった。このまま人工知能が進化していけば、どんな未来が到来するのか。番組のリポーターとして世界各地を取材していくのは、将棋界・最高の頭脳、羽生善治さん。圧倒的な思考のスピードと深さで将棋界に君臨し、日々、「人間にしかできないことは何か」を考え続けている。囲碁の人工知能を開発したイギリスの天才研究者、専門医にも判断できないガンを、画像から精緻に見分ける人工知能を発明したアメリカのベンチャー企業、人工知能に感情を持たせる研究を続ける日本企業など、人工知能開発の最前線を取材。人工知能が人間に何をもたらすのかを探っていく。】


以前のニュースでチェスではもうすでに人工知能の方が強いということを聞き、

次は将棋が危ないと思っていました、

実際、プロの上位グループにも人工知能は勝ったり負けたりしていたので、

今回の番組の進行役にもなった将棋界のトップ羽生も、

いつかは負ける時が来るのかも…、とは考えていました。

しかし、もっと複雑な囲碁で、なおかつランキング第2位の人に人工知能が41敗という結果は、

人工知能、恐るべしという気持ちにさせました。


上記以外でまずびっくりしたのは、

専門医でもなかなか見つけられない、例えば1ミリ以下の肺がんを人工知能が探し出すことができる???

他にも今まで人間が行ってきた判断を人工知能が代わりにできる、それも正確に…、ということが紹介されていました。

しかし、そうなると怖いのは、

そのような人工知能が全体社会を支えている状況になれば、

SF映画でもみたことがあるような人工知能の暴走によって、

人間は壊滅的な被害を受ける可能性があることです。


しかし、そこにもなんとその問題を解決するために、対策が立てられているのです。

それは、

きちんとコンピューターに社会性をいれこみ、

人間に被害を与えるような仕組みにはならないようにしているのでした。

また、それ以上にブログ管理者が信じられなかったのは、

人工知能に「心」を持たせる仕組みまでも開発しようとしていることでした。

人間の脳の最先端の研究を駆使して、

様々なコミュニケーションなどから適切な感情の変化ができるようになっていたのです。

もしかしたら、将来そのような人工知能に人間側がカウンセリングされている時代もでてくるかもしれません。


それにしても今回、羽生が進行役になったということは、

羽生は挑戦状を「いつでも受けるよ」と言っているのに等しい…、と勝手にブログ管理者は感じています。

番組の中で羽生は淡々と進行役を担っていましたが、

かえってその淡々さに熱い情熱をブログ管理者は感じました


待ち遠しい………

将棋 羽生対人工知能 5対局戦。

posted by リハ技師 at 19:12| 山形 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 番組紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年06月23日

老人漂流社会 団塊世代 しのび寄る“老後破産”」

番組の紹介。


今回は、417日に放映されたNHKスペシャル

「老人漂流社会団塊世代しのび寄る“老後破産”」


また、いつものように番組のホームページから…。

【取材を進めると、日本の屋台骨を支えてきた「団塊世代」にも、そのリスクが忍び寄っていることが明らかになってきた。「団塊世代」は、194751年生まれの戦後世代で、およそ1千万人に上る。終身雇用制で、比較的余裕があると思われてきた世代だが、実はバブル崩壊に直面し、所得や退職金は減少。自ら高齢者となったが、長寿化で親の介護負担が重くのしかかっている。その上、就職氷河期に直面した団塊ジュニアは、不安定就労な割合が高く、自立できずに同居している未婚者だけで300万人に上る。年金だけで、親の介護や、子の支援がままならず、貯蓄を切り崩して生活している世帯が多く、民間シンクタンクの分析によれば、年金だけで暮らす団塊世代の預金残高は、年間90万円ほど目減りし続けている。さらに今回、団塊世代が多く居住している首都圏の団地でアンケート調査を行ったところ、団塊世代の半数以上が「生活のために働いている」と答えていることも分かった。】


団塊の世代の中には、

たくさんのお金を残していても(番組では2000万円)、

家族の問題で、そのお金を使い果たしてしまう現状にある人が、

こんなにもいたのかと、驚愕した内容でした。

親が長生きをし、そのための介護費用がかさみ、

今度は子どもが正規の仕事につけずに、親の金に頼ってしまう現状、

まさに板挟み状態で、番組では自殺さえ考えてしまう状況になる人も…。


まず介護にお金がかかってしまう、これはまぁ仕方がないのかもしれません。

しかしブログ管理者が問題視するのは、

非正規雇用がこれほど増えた結果、

このような非正規の子供たちだけでなく、その家族さえ崩壊させてしまっている現実、

そこが大問題なのです。

では、なぜこのように非正規は増えているのでしょうか。

ブログ管理者の単純思考では、

経営者が人件費というコストをカットし、

その分、商品を安くし、海外でも売れる価格にしているのか、

もしくは、開発にお金をかけているのか、

もしくは、いつ不況になってもおかしくないようにため込んでいるのか、

、ということが浮かんできます。

しかし、このように「人」を単なる「コスト」ととらえてしまうと、

もう日本にはまっとうな成長は望めない、そう考えるのです。

日本はもう同じような商品で安さでは外国に勝てるわけがありません、

もっと賃金が安い外国には対抗しようがないからです。

では、どうすればいいか。

やはり人材に力をいれる政策しかないでしょう。

人材に力を入れることで、

新たな想像力、新たな技術などの新規性をもったものを開発できたり、

外国には真似できない技術をもった人材を作ることで、その商品の信頼性を上げたりする、

それが日本の生き残る道なのではないでしょうか。

人材に力を入れる場合は、

職場の中できちんとした教育システムを作成し、

長期的に関わっていく(知識・技術などの蓄積)必要があります、

そうなれば当然、非正規では、その人材育成にはつながっていかないのです。


さて、話を戻しましょう。

ゆえに政府は、

団塊の世代の子どもたちを含めた若い人たちをきちんとした職業人になるように関わっていく義務があるのだとブログ管理者は考えています。

そして、その人たちがきちんと自立することこそ、

政府が何度も言っていて、それほど成功していない「成長戦略」なのだと思います。

団塊の世代の人たちも、

子どもが元気に仕事をすることで経済的にも精神的にも安心するでしょう、

そうなれば後は親の心配だけ、

老後破産のリスクはかなり軽減できるはずです。


日本の経済成長におおいに貢献した団塊の世代、

その人たちの悲鳴を、政府はどう聞こえているのでしょうか。

posted by リハ技師 at 19:59| 山形 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 番組紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする