2019年09月13日

100歳以上、7万人超える

100歳以上の高齢者は、統計を取り始めた1963年には全国で153人だったが、81年に1000人、98年に1万人を突破。2012年には5万人を超え、増加が続いている。

人口10万人当たりの100歳以上の高齢者は56.34人。都道府県別では、高知が最多の101.42人で、鹿児島の100.87人、島根の99.85人が続いた。最少は埼玉が30年連続で33.74人。次いで愛知の37.15人、千葉の39.68人の順だった。】

(時事通信 2019913日 記事引用)


デイケアの患者さんでもうすぐ100歳という人がいました。

大正8年生まれだったので、

なんと大正、昭和、平成、令和と4つの時代を生きてきたことになります。

110歳近い人だと、明治も入って5つの時代、ということになります。

まずとにかく記事からもわかるように、長寿の方は増えています。

やはり医療技術の発達、衛生面の改良などなど、

現代社会では、長寿するうえでの様々な条件がいくつも重なってきており、

今回の記事も当然の帰結とはいえるでしょう。


また高齢の定義も昔と変わってきている印象を受けます。

例えば昔(昭和2030年代)60歳は本当に高齢者という感じでしたが、

ブログ管理者の身の回りでも、本当にこの人60歳代という人も

かなりいます。

今後更なる働き方改革で、定年のありかたも更に変わっていくことが予想されます。


記事に戻りましょう。

全国の100歳以上人口をみると、西高東低で、東北地方・関東地方が低いです。

山形県はだいたい全国平均レベルでした。

ちなみに平均寿命は、全国で見ると山形県は男女とも若干平均を下回っています。


しかしやはり気になるのは、健康寿命でしょう。

これも全国で見ると山形県は、平均を上回るレベル。

多くの人がおそらく思っている理想的な死に方としては、ピンピンコロリ。

介護状態がなるべく少ない死にかたでしょう(平均寿命-健康寿命=介護期間)

そう考えると山形県はまずまずなのかもしれません。

posted by リハ技士 at 17:40| 山形 ☁| Comment(0) | コラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年08月30日

自宅で気軽に心臓リハビリ 継続狙って医療者が遠隔支援

【心臓病になった後の「心臓リハビリ」が注目されている。大阪大学発のベンチャー企業「リモハブ」は、家にいる患者を、医療者が遠隔支援する方法の開発に取り組んでいる。

………(中略)………によると、入院中は3割ほどの患者が心臓リハビリに取り組むも、退院後も継続する人は1割以下。体力が落ちて病院に行くことさえつらく、病院への送り迎えも家族の負担になる。

 そこで、自宅でのリハビリを遠隔で支援しようと、20173月にリモハブを設立した。自宅でペダルをこぎ、医師や看護師、理学療法士がビデオ通話で状況を聞き取りながら、負荷を遠隔で調整する。患者はテレビを見ながらでも気軽にリハビリに取り組めるのが特徴だ。】

(朝日デジタル 2019829日 記事引用)


心臓病のリハビリに関しては、ブログ管理者は門外漢なのですが、

外来リハでの経験から、自宅での自己訓練がなかなか継続しない状況は理解できます

やはり家だと、誰もお尻をたたく人がいなければ、

意識の高い人以外、なかなか運動はできないという人が多いでしょう

ブログ管理者もおそらくその一人です。

しかし、ビデオ通信を利用して、

向こう側の指導者が見ているとなると、

人間不思議なもので、

頑張っていないとは思われたくないという心理が働いてしまい、運動してしまうということがあると思います。

よく人間は社会的生物と言われることがありますが、

その社会をうまくコントロールして、その人をコントロールするというアプローチが、

今回の大きなメリットになると思われます。

もちろん病院までくることさえ、大変な状況が、心臓リハ患者には多いという実態も大きく、

このような在宅での通信リハは、

今後保険適応になる可能性は高いかもしれません。

posted by リハ技士 at 18:05| 山形 ☔| Comment(0) | コラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年08月28日

介護予防、担い手養成へ 都筑区が10月から講座開講

【横浜市内で高齢化率が最も低い都筑区が、介護予防の担い手の養成に本腰を入れる。健康寿命の延伸に区民の関心は高く、関連の企画は常に盛況。区は10月から介護予防やロコモティブシンドローム(運動器症候群)予防の体操指導を担うボランティア育成の講座を行い、地域の高齢者への普及に注力する方針だ。】

(カナロコ2019828日 記事引用)


前にも紹介したことはありますが、

介護予防のアプローチでメインの取り組みになるのが、

通いの場を作る、ということになります。

そしてこの通いの場において、

先進的に全国で介護予防が取り組まれているところでは、

住民主体というのが、キーワードになっていました。

ただ指導する人が住民に何かプログラムを提供する、という受け身的な対応では、

その住民の細やかな状況に応じての対応は難しいことや、

同じ地域にいる住民であれば、

人となりもわかるので、声掛けの仕方も工夫でき、

介護予防者のモチベーションも高めやすく、継続した介護予防になり、効果的な対応ができるようになってくるかもしれません。

また介護予防をする人がかなりいる現状と、

介護予防に携わる専門職種の数が限られている現状をふまえれば、

地域住民の人たちに担い手になってもらうということは、

目的から見ても、現状の急増する高齢者数をみても必須になってくると思います。


ただ当法人では、まだまだそこまでいっていません。

ただ近い将来、記事のような担い手養成をぜひともしたいとは考えています。

posted by リハ技士 at 18:41| 山形 ☁| Comment(0) | コラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年08月26日

2025年問題と2040年問題

来年、2020年は東京オリンピック・パラリンピックがあります。
今から、待ち遠しいイベントです。
それから5年後の2025年、
この年は2025年問題と言われるほど、大きな節目になる年です。
皆さんも少なくともなんとなくは理解しているでしょう。

戦後第1次ヘビーブームがおこりました、
この人たちは高度経済成長やバブル景気を経験した世代とも言えます。
西暦的には1947〜1949年で、なおかつこの3年間に800万強が生まれています。
現在は年間100万人をきるぐらいなので、
3年間800万人はかなりの数にのぼることは理解できるでしょう。
その団塊の世代が後期高齢者(75歳)になるのが、2025年です。
このような人たちが一気に要介護にならないように、
政府は健康寿命の促進を具体化させて、様々な取り組みを行っています。

では2040年問題とは何でしょうか。
まず団塊の世代が亡くなり、少子化ということで、
急速に人口が減ると言われています。
そしてこの人口減が、自治体の運営に深刻な影響を与えると言われます。
具体例を言うと、
現在鶴岡市の人口はだいたい128000人弱程度、
それが2040年には925000人なるとのこと、
つまり現在の人口の7割強になってしまい、
また後期高齢者割合も現在約19%から2040年には28%となっていくと鶴岡市では予測。
つまり人口は減り、若い人の割合も大きく減っていくという事態が、
今よりも進み、労働者数減少し、逆に医療・介護のニーズは更に高くなります。

今後は今まで人が関わってきたものが、
AIを使用した機械がほとんどするようになるなど、
がず多くの仕事が機械化され、どうしても人が関わる必要があるものは人にという、
まずテクノロジーの発達で人口減社会を乗り越える対応をしていくでしょう。
また高齢者の定年の考え方も変わり、高齢者の働き方改革が進み、更に高齢者の就業はすすむかもしれません。

リハ技士は、AI化+機械化で仕事がなくなるとは考えづらいですが、
2040年には、果たしてリハ技士の仕事はどうなっていくのか、
うーん、なんとなく怖いです
posted by リハ技士 at 17:32| 山形 ☁| Comment(0) | コラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年08月23日

介護支援ロボに公的保険適用 厚労省検討

【厚生労働省は「パワーアシストスーツ」などの介護支援ロボットを公的保険制度の適用対象にする検討に入る。2020年度に効果を見極め、21年度の介護報酬改定で対象に加えるかを判断する。介護施設では人手不足や職員の高齢化が課題だ。保険の適用対象となるロボットを広げ、介護の生産性を高める。】

(日本経済新聞 電子版 2019812日 記事引用)


まず皆さん、この「パワーアシストスーツ」を知っているでしょうか。

簡単に言うと、

現場の荷物の持ち上げ・持ち下げの際にかかる、

作業者の腰・身体的負担を軽減する目的で開発された商品になります。

ブログ管理者から見ると、

完全に近未来の商品なのですが、もう当然実用化されていて、

今後このようなスーツを目にするのは珍しいことではなくなるでしょう。

2018年の2月に閣議決定した「高齢社会対策要綱」で2015年に14億円市場規模のものを、

500億円に成長させる目標をかかげていているほど、政府は力をかけています。

この2020年度の介護報酬制度の適用対象になれば、さらにアクセルがふまれるでしょう。


また大量生産できて、製品の価格(リサーチしたなかでは、安いもので60万、だいたいは100万〜150万円)

腰痛もちはたくさんいるはずなので、安くなれば更に市場が拡大していくかもしれません。

レンタルでは、あるホームページをみると月8万円でした。


当院でもレンタルしている医療用下肢HAL

これはサイバーダインという会社が出しているものですが、

この会社では上記のような介護用ロボットも作成しています。

今回のことが報道され、サイバーダインの株価が急上昇したという報道もでていました…。

(46月の経常損益がかなり良かったようで、この報道の前から好調でした)


サイバーダインだけでなく、他の介護ロボット系も政府の後押し+需要も伸びもあって、

経営としては好調なのではないでしょうか。

ぜひとも企業としては開発費を削ることなく、さらなる高みを目指して、

更に身体的負担の少ない介護ロボット、もしくはもっと様々のことに応用できるような介護ロボットを開発してもらいたいとおもってしまいます。

posted by リハ技士 at 15:18| 山形 ☁| Comment(0) | コラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする