2020年08月05日

洗髪の呼吸負荷に男女差、英科学誌に論文 県立保健医療大大学院・高畑さん

県立保健医療大(山形市、前田邦彦学長)は4日、大学院保健医療学研究科博士後期課程1年の高畑未樹さん(25)=青森市出身=の論文が、英国科学誌「Scientific Reports(サイエンティフィックレポーツ)」で紹介されたと発表した。洗髪する際の動作で、男女間に呼吸負荷の差があることを科学的に証明した。同大の学生の研究成果が、同誌で報告されたのは初めて。
(山形新聞WEB版 2020年8月5日 記事引用)

作業療法士の方らしいですね。
中身は呼吸器疾患を持っている方や高齢者では、
洗髪の時に呼吸困難の症状を引き起こすことがあるらしいのですが、
今回の研究では、
その洗髪時においての呼吸に注目して、男女差を詳しく調べたものになっているようです。

このサイエンティフィックレポーツは、
オープンアクセスのオンラインでの少なくとも3本の指に入る学術誌と言っていいようで、
別に医療的なものだけでなく、幅広く自然科学全ての領域にまたがる雑誌です。

県内のリハビリ学生の快挙に、拍手を送りましょう。

posted by リハ技士 at 14:58| 山形 ☁| Comment(0) | コラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年08月04日

「ドーナツで窒息死」逆転無罪

【長野県安曇野市の特別養護老人ホーム「あずみの里」で2013年、入所者の女性(当時85歳)がおやつを喉に詰まらせ亡くなったとされる事件で、介助中に十分な注意を払わなかったなどとして、業務上過失致死罪に問われた准看護師の山口けさえ被告人の控訴審判決。東京高裁の大熊一之裁判長は7月28日、罰金20万円の有罪判決とした一審判決を破棄し、無罪を言い渡した。】
(livedoor News 2020年7月28日 記事引用)

民事の裁判で賠償というのは、理解できます。
しかし介護の事故を刑事の裁判まで個人に負わせるというのは、
明らかにどう考えても理解できない第1審の判決でした。
どのような介護事故かは、別のホームページを参照してもらいたいですが、
第2審は、検察側が起訴すること自体に関しても批判し、
なおかつ第1審の判決にも強い批判を加えています。
ここまで批判するのも珍しいでしょう、
だからこそ、これまでの起訴・1審判決がおかしかったと言えるものでした。

もしかしたら2審もと、ブログ管理者も心配していましたが、
この結果に胸をなでおろしました。
ただ検察は最高裁までもっていくのか、
もっていくとして最高裁も2審同様な判断になるかは、まだ予断できません。
注目してみていきましょう。
posted by リハ技士 at 20:49| 山形 ☀| Comment(0) | コラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年07月29日

リハビリ病院、機能全面再開 全職員らの陰性確認

理学療法士2人が新型コロナウイルスに感染したさんだリハビリテーション病院(兵庫県三田市富士が丘5)は28日、外来のリハビリや診療など全ての病院機能を再開した。感染が判明した13日から休診しており、全面再開は約半月ぶり。
(神戸新聞NEXT 2020年7月29日 記事引用)

またコロナ関連のニュースで、
皆さんにとってはもう飽き飽きしているニュースかもしれないのですが、
やはり注目してしまいます。

今回ビックリしたのは、
7月13日に理学療法士が陽性となり、
7月14日から、全ての入院患者・外来患者・訪問患者のリハビリが中止されたことです。
7月22日まででやっと入院患者・スタッフのPCR検査を全員おえ、全て陰性。
そして7月28日に、やっと入院患者・外来患者のリハビリが再開されたのです。
(一部7月27日から開始)
PCR検査で陰性を確認したうえで、なおかつ2週間程度の経過観察をしたことになります。
しかし確か九州の病院ではPCR検査で陰性になった人は、仕事の復帰は認めていたという報道があった記憶も…。
かなり地域によっては、
コロナ陽性が出たときの閉鎖のありかたでギャップが存在しているのかもしれません。

posted by リハ技士 at 16:57| 山形 ☁| Comment(0) | コラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年07月27日

嘱託殺人容疑の医師へ、患者から130万円提示か

難病の筋萎縮性側索硬化症(ALS)の女性患者の依頼を受け、薬物を投与して殺害したとして、嘱託殺人容疑で大久保愉一容疑者(42=仙台市泉区)ら医師2人が逮捕された事件で、医師側に支払われた現金130万円は、事前のツイッターのやりとりで女性から提示されていたことが27日、捜査関係者への取材で分かった。
(日刊スポーツWEB版 2020年7月27日 記事引用)

明らかに確信犯です。
まだ本人がどのような言い分をしているかどうかは、まだ不明ですが、
SNSでのやり取りだけで依頼、そして受諾、その後のやり取り、
実際に会ったのはおそらく当日のごく短時間と報道で聞いています。
(つまり面識はなかった…)
このような主治医でもない医師が、本人の希望とはいえ、
薬剤を投与しての殺害(安楽死)をもし公的に認めることがあれば、
重度の障害を持つ人の生命に対しての価値観を貶めることになると考えます。

以前安楽死させた医師。
長い経過の中で、患者と家族の苦しみを十分に肌で感じ取りながら、
苦渋の決断で安楽死をさせてしまった、その医師に関しては、
ブログ管理者も、同じ立場であればそのような決断をしてしまったのではないかとも思います。

もちろん今回の2人の医師も、そのような人は生きる意味がないと思って嘱託殺人をしたわけではないでしょう。
おそらく本人が生きていること自体苦痛ととらえていて、
死んでも構わない、と言う気持ちを尊重したかったのかもしれません。
その気持ちを尊重するために、
もしかしたら今後の医療政策として様々議論は行われるとは思います。

しかし少なくとも2人の医師はこれを商売にしました、
130万円という外国で行う安楽死の相場の金額で行ったのです。
果たして、肌感覚としての本人や家族の想いを感じ取っての判断であったかは、
大いに疑問です。

再度後追い報道を待ちたいと思います。
posted by リハ技士 at 17:34| 山形 ☁| Comment(0) | コラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年07月23日

難病患者に薬物投与 嘱託殺人容疑で医師2人逮捕

難病の筋萎縮性側索硬化症(ALS)患者の女性=当時(51)=から依頼を受け、薬物を投与して殺害したとして、京都府警は23日、嘱託殺人容疑でいずれも医師の大久保愉一(42)=仙台市=、山本直樹(43)=東京都=両容疑者を逮捕した。
(時事通信 2020年7月23日 記事引用)

この事件は、難病に対して世間はどのように向き合う必要があるか、
ということを突き詰めるものになっていくかもしれません。
今までもこのような事件はありました。
しかしそのような事件は、
入院している病院で長く主治医になっていて、
なおかつ本人や一部の家族の意向もあり、
安楽死させてしまったというものだったかと思います。
今回は、全く主治医ではなく、SNS等?で本人の意向を受けての安楽死です。

確か昨年のNHKスペシャルで、
やはり難病のひとが安楽死したいということで、
安楽死を認めている外国に行って、
その模様をその難病の家族と一緒になくなるまでのルポを追ったものがありました。
この番組はかなり批判もあり、かなりネットニュースで取り上げられていました。

今回は当然法律違反の嘱託殺人というものになります。
当然引き受けた医師は、犯罪であることぐらいは知っていたはずです。
今までの嘱託殺人をしてしまった医師は、
まだ本人・家族との長い付き合いから、本人などの強い思いから拒絶できなくなり、
安楽死をしてしまう、ということがありました。
今回は、もうその安楽死をするだけにかかわったというものになり、
もしかして、今回が初めてじゃないかも…と思ってしまう事件なのです。

もう少しこの事件の詳細は入ってくるでしょう。
関わった医師の思いは何だったのか、
後追いの報道を待ちたいと思います

posted by リハ技士 at 19:38| 山形 ☀| Comment(0) | コラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする