2016年09月23日

なぜ皮膚はかゆくなるのか

新書の紹介。

なぜ皮膚はかゆくなるのか

菊池新

PHP新書


【どうして皮膚はかゆくなるのか?なぜかくと快感を得られるのか。最近になって解明されつつあるそのメカニズムをわかりやすく紹介。

体の中で掻けるところしかかゆくならない、「かゆかった」記憶からかゆみが復活する、ストレスが悪化させるといった特性のほか、これまでは「かゆみは軽い痛み」と考えられていたがそれが完全な誤解であることも解説していく。…】

(表紙扉にあるこの本の概要から引用)


この本、1章から4章まであるが、1章と2章がこの本の中核です、

当ブログではこの本の1章から気になったところを引用していきます。


【かゆみの原因物質として第一に挙げられるのが「ヒスタミン」である。】

第一として挙げられていますが、まぁ、まずかゆみといえば、これが原因物質のようです。

これは動物であれば結構普通にある化学物質で、普段は不活性でなんの症状も引き起こしません。

しかし、何かのきっかけで活性化すると「かゆみ」が生じてしまうのです。


【「かゆみ」は、この一番細いC繊維によって伝えられている…】

知覚神経で皮膚感覚を伝える神経は3種類あります。

Aβ、Aδ、Cの三種類があります。

Aβ繊維は神経も太く、有髄繊維になります、

C繊維は神経が細く、無髄繊維になります。

髄鞘は絶縁質であるため、

間にあるランビエ絞輪で発生した活動電位が髄鞘を飛び越えて伝わるため、

無髄のものに比べて伝導速度は速いです。

つまりC繊維の速度は遅いのです。

じわじわゆっくりくる感覚です。

また痛みのAβ繊維には、包丁で手を切った時に瞬時に手をひっこめる、というような脊髄反射があります、

しかしC繊維にはそのような反射はありません。

おそらく痛みの場合は命の危険性があるために、そのようなメカニズムがあるのだと思いますが、

まぁ、かゆみは、それほど急いで対処しなくてもいいということなのでしょう。


【…、かゆみは交感神経が有意な状態であっても、副交感神経が有意な状態であっても感じやすくなる。非常に精神的な影響を受けやすい感覚…】

つまりこれは、心の変化が、かゆみに大きな影響を与えている、ということなのです。

このブログを入力しているブログ管理者も、

なぜかすでにかゆくなっています

情動を司る脳のある部位と「かゆみ」は関係があるのです。


【イッチ・スクラッチサイクルとは、「かゆい」⇒「掻く」⇒「掻いた部分が傷つく」⇒「傷ついた部分に炎症が起こる」⇒「症状が悪化する」⇒「もっとかゆくなる」⇒「さらに掻き壊す」⇒…】

よく言いますよねぇ。

かゆくても掻いちゃいけない、もっとかゆくなるから…。

実はこれ、理にかなっているんです。

人間の本能として、動く反応では正当性があるものが多いのですが、

この掻いてしまう、というこの行為は、

この場合は良くないんです。


他の24章も非常にわかりやすく、ほとんどななめ読みをしたところがありませんでした。

この手のものは、難解になりやすいものなのですが、

この著書のわかりやすさは、なかなかです。

興味をもった方はどうぞ読んでください。

posted by リハ技士 at 18:32| 山形 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 本の紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年09月19日

粘菌 偉大なる単細胞が人類を救う

久しぶりに新書の紹介。


「粘菌 偉大なる単細胞が人類を救う」

中垣俊之

文春新書


【脳も神経もなく、形を様々に変えたかと思えば、生物学上の分類さえ融通無碍、南方熊楠がその生涯を捧げたことでも有名な粘菌。単細胞と侮るなかれ、迷路を解き、発達した交通網をも独自に作り上げる。森の中、落ち葉の下。実は身近な粘菌の、「単純に見えて賢い」思考と生態が明らかに。】

(新書カバーの見開きから、概要が書かれているところを引用)


ところどころ難しい内容があり、またななめ読みを何度も駆使しましたが、

2点、含蓄のある文章があり、

それがブログ管理者の仕事とも結びつけられる内容でもあったので、

そこはじっくり読んでしまいました。


そもそも粘菌とは何でしょう。

いる場所は土の中とか、朽ちた木に存在するとのこと、

大きさは2ミリ以下で透明、ゆえに皆さんも外で見たことはないでしょう。

動物とも植物ともいえない存在らしい…。

周囲の餌をとりこみながら増殖していくアメーバ―みたいな存在ようです。


さて今回の著者はイグ・ノーベル賞を2回も受賞した経歴の持ち主、

当然その受賞テーマは、今回の粘菌がからんでいます。

しかし、なぜこの粘菌研究がそれほど日の目を浴びたのでしょう。

それは、この粘菌の研究が様々な分野に応用できることがわかったからです。

それはどういうことかというと、

粘菌が増殖するネットワークづくりが非常にシステマティックだったのです、

経済性に優れ(餌をとるための全ネットワークの総和の短さ)

なおかつ耐故障性にも優れ(万一、一つのルートが切れたとしても、他のえさ場までのルートを確保していくこと)

更に連絡効率も優れて(2つのえさ場の距離の短さ)いたのです。

これらのことから、

鉄道網を整備するときに粘菌のこの反応?を使って、実際に役立てることが可能という発想を打ち出したのです。

粘菌という単細胞と言われる「単純であまり機能的にはそれほどなさそうな」細胞というイメージが、

実はこのような単細胞から複雑な交通網の整備に生かすことができるという発想は、

あまりにも新鮮で目からうろこ状態でした。

11つの細胞だけをみていくと、たいしたことがない細胞とみられる粘菌という単細胞、

しかし全体を見ていくことによって、これだけ高度な多機能的な反応を示すことができる、

より物事というのは全体というものをきちんととらえなければいけない、

そう強く感じさせた研究でした。


もう1つびっくりしたのは、11つの粘菌にも様々な行動選択があるということです。

そのことが分かった研究を簡単に述べましょう。

細長いレーンを用意し、粘菌を端に置きます、

粘菌は反対の端に向かってゆっくり移動していきます、

その途中に粘菌が嫌がるキニーネという化学物質を塗ったのです、

このようにしたときに粘菌はどのような行動をしたのでしょうか。

3つに共通したのは、キニーネに前でいったん立ち止まって動かなくなったことです、

まるでこの物質の前に考え込んでいるように………。

しかし、なんとここで行動が分かれたのです。

キニーネを前にして引き返したグループ、

キニーネを乗り越え他グループ、

キニーネを乗り越え他グループと引き返したグループに分裂したものと………。

(立ち止まる時間もバラバラ、

キニーネに入ってから考えるタイプ、キニーネに入る前に考えるタイプなど様々でした)

これは厳密に同じ環境下でおこなったのにも関わらず、そうなったのです。

これをどう考えるでしょうか。

当然、脳というものはないので、そこに意思があるとは思えません、

では一体何がその行動選択の基準になったのか、

著者は仮説を立てていました。

それは、いくら環境を同じように設定したとしても、

粘菌の世界ではごく微細な変化がその行動選択に影響を与えているのだろうと…。

このような粘菌の話から、

環境の違いが、ある対象に大きく影響を与える、のだということ。

これは何かICFの勉強をしているのかと思ってしまうほどでした(ブログ管理者、職業病かもしれませんが…)


この本では、他にもこの粘菌研究を通じて、

学ぶこととは何か、

見ることとは何か、にも触れられています。

興味をもった方はぜひともこの本を買ってください。

posted by リハ技士 at 17:12| 山形 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 本の紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年08月04日

感染症パニック」を防げ!リスク・コミュニケーション入門

本の紹介、

「感染症パニック」を防げ!リスク・コミュニケーション入門

磐田健太郎

光文社新書


また本の表紙から一部を引用します。

【…いくつもの感染症のアウトブレイクに居合わせ、“感染症にとりつかれた男”ともいわれる医師・岩田健太郎が、その経験を交えながら、感染症を題材としたリスク・コミュニケーションのあり方を教える。感染症以外のリスクを扱う立場にいる人にも役立つ、リスク・コミュニケーション入門書。】


リスク・コミュニケーション自体、わからないワードだと思います。

しかし、その言葉の説明の前に、テクニカル・コミュニケーションという言葉の説明をします。

それは、科学や技術に関する情報についてのコミュニケーションのことを言います。

そのことをふまえて、リスク・コミュニケーションとは、

リスクを伴う場合のテクニカル・コミュニケーション、という意味になります。


しかし、この辞書的な説明ではイメージしづらいでしょう。

もう少しだけ具体的に説明します。

医療関係だと例えば、

病院内で感染が広まった場合、感染を広げないようなコミュニケーション(この場合、コミュニケーションというより指示・命令ですが…)はどうあるべきなのか、

上記のような緊急性はないものの、

感染症が広がったことを想定しての物品の準備など、

事前に準備して話し合わなければいけないためのコミュニケーション、というのがリスクコミュニケーションと言えます。


著者はその仕方のポイントを述べていきます。

例えば、コミュニケーションの前にその前提となるリスクアセスメントの重要性が語られます。

まぁ、これは当然と言えば当然ですね。

私たちは事実に基づいてコミュニケーションすることが求められるからです。

ただし、この事実の受け止め方も本書を読んでいくと、奥が深いのです。

でも詳しい内容は、本書を読んでください。

もう1つコミュニケーションの前に大切なのは、

コミュニケーションをする人が信頼されていることです。

信頼されていない人がどれほど立派なことを言い、真実を話してもその話は相手側には伝わりません。

つまりうまく人間関係が築くことができない人は

他に仕事ができてもその人そのものに対しての評価が低くなるのは致し方ないのです。


あとはリスク・コミュニケーションを行うための3つのポイントが述べられていました。

1つ目は、誰が聞き手なのか、ということです。

ブログ管理者、病院の企画で、

実は来週の火曜日に中学生を相手に40分程、

もう1人のリハ技士と一緒にリハビリについての授業をする予定になっています。

当然中学生ということで、なるべく飽きないように、だとか、

難しくならないように、だとか、

結構絵を入れて、だとか、というふうに考えています。

聞き手の能力・雰囲気などを当然想像して講義する予定です。

まぁ、とにかく、

聞き手はどんな人なのか、無頓着にならないようにしなければなりません。

2のポイントは、状況について説明する、ということです。

この時に基本になるのは51Hのように、

報連相の基本となるポイントをおさえることです。

本ではもっと細かな指摘がありますが、これも詳細は本書を読んでください。

3つ目のポイントは、

このコミュニケーションは、「何のために」行っているかを常に問い返す、ことです。

私たち人間は完璧ではありません、

いろいろアセスメントして、相手の立場も考えたつもりでも、

例えば些細なところを問題にしたり、

ついつい楽な方向の対策をしてしまったりなどをしてしまうのです。

私たちは、ミスを犯す、

そのことをふまえながら、

常に自分たちが考えなければいけない本当の目的を振り返る必要があるのです。


明日からは久しぶりにコラムを紹介していきます。

posted by リハ技士 at 20:44| 山形 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 本の紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年08月03日

日本の医療格差は9倍 医師不足の真実

本の紹介。

日本の医療格差は9倍 医師不足の真実

上昌広

光文社新書


この本の帯から、引用します。

【…、医者の数は圧倒的な「西高東低」だ。日本の中に生まれた新しい「格差」は、戊辰戦争と明治政府、日本陸軍、そして田中角栄によって歴史的に作られたー。

なぜ関東に医者は少ないのか?

なぜ医学部は西日本に多いのか?

なぜ金持ちの子どもしか医者になれないのか?

素朴な疑問から、現代社会の「格差」を見出した東京大学医科学研究所特認教授が、日本医療と教育へ提言する。】


医療格差について取り上げた本を紹介したことは何冊かあったのですが、

特に大学に焦点を当てた分析は、新鮮であり、説得力のあるものでした。


では具体的に見ていきましょう。

まず10万人当たりにどの程度医師がいるのかをみていきます。

なんの知識もなく感覚的に想像すると、

皆さん、関東は医師数が多いほうのランクに入っていると思いがちです。

しかし、東京は別としてその他の関東県は少ないのです。

特に埼玉県、千葉県・茨城県は少ない方のベスト3に入っています

そしておおざっぱの地域格差として、医師数は西高東低です。

では、なぜこのような結果になったのでしょうか。

著者は、医学部が偏在していることを理由として挙げています。

ここで、

「えっ、医学部って偏在しているの?」と意外に思う人もいるかもしれません。

しかし、これは歴然とした事実です。

地方別(ただし関東は、東京都東京を除く関東地方に分けた)にみてみましょう。

一番ゆとりがあるのは北陸で76万人当たり1医学部があります、

次は、98万人当たり1医学部がある四国、

102万人当たり1医学部の東京、125万人当たり1医学部の中国、145万人当たり1医学部の九州、

152万人あたり1医学部の東北、173万人当たり1医学部の近畿、177万人当たり1医学部の甲信越、

181万人当たり1医学部の北海道、215万人当たり1医学部の東海、そして327万人あたり1医学部の東京を除く関東地方。

これを見ていくと、東北地方はそれほど医学部としては少なくないのでは?と思ってしまうかもしれません。

しかし、なのです。

これには関東に医学部が少ない、ということが問題になってきます。

というのは、関東在住の人たちが東北の医学部を受け合格し、卒業は東北には残らない、というパターンが多いのです。

ゆえに関東に医学部が少ないというあおりを食っているのが実は東北なのです。


しかし、そもそもなぜ西日本はこれほど多いのでしょうか。

著者は3つの理由を挙げています。

1つは、戦前まであった官立の医学部は13で、

西日本に8、東日本が5つで、

そもそも元から格差があったのです。

これは明治政府を仕切ったのが西国雄藩であったことが関係していると思われます。

次の理由としては、西国の場合は、「小さい」ということが挙げられるのだそうです。

実際に東日本と西日本で200万人以上の都市は19あるのですが、

圧倒的に東日本が多いのです。

なぜそうなったのでしょう。

それは幕末の戊辰戦争で勝ったことで西国の諸藩の独立が維持されたこと、

つまり負けた方は維持されず、他の藩と合併されてしまい、大きな県になったのです。

そしてこのことが医師不足とつながったのは、

11医大構想」が閣議決定され、1973年から1976年に医学部が設置されたのです。

例を出しましょう。

1975年当時千葉県の人口は475万人、四国は全部で400万人でした。

しかし千葉はすでに医学部があったので増設はされませんでしたが、

四国はすでに医学部があった徳島以外、新たに3医学部が新設されたのです。

つまり「11医大構想」が医師の地域偏在を悪化させたともいえるのです。

3つ目の理由としては、関東地方における急激な人口増加です。


他にも各地方の医師養成の現状が報告されます、これもかなり具体的で興味深かったです。


次回も本の紹介です。

posted by リハ技士 at 15:07| 山形 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 本の紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年08月01日

おっと驚く 科学の数字

久しぶりに本の紹介、

「おっと驚く 科学の数字 最新宇宙論から生命の不思議まで」

数から科学を読む研究会著

講談社BLUE BACKS


この本の背表紙から引用します。

【「万物の根源は数である」−ピタゴラス

目に見える現象の本質を、抽象的な「数」よって捉えようとした古代ギリシャの哲人ピタゴラス。現代の一見難解な最先端科学も、数字を切り口にすると、あっという驚き、思いがけない新知識とともに、そのエッセンスがすっきりと見えてきます。】


数字というと、どうしても毛嫌いする人もいると思います。

学生時代に関数だとか、代数だとかが理解できず、

もう数字的なものは距離を置こう、と思ってしまう人は多いでしょう。

しかし、数値から見えてくる世界は、実に具体的ですし、

本来わかりやすいものです。

この本では、宇宙・科学などいろいろの側面から数値が出てくるのですが、

ここで紹介するのは、私たちの体のことに関する数値を3つほど紹介していきます。


5トン

この数値は何か。

実は、日本人が一生の間に排泄する糞便の量、なのだそうです。

現在大人の日本人が1日に排泄する量は200(0.2s)

0.2365×80歳=5840s

乳幼児や高齢者の排泄が少なくなることをふまえると、5000s(5トン)だろうというのです。

しかし、昔はもっと排泄量はすごかったようです(戦前は1日、400)

なぜ戦前と戦後は違うのか。

それは昔の方が食物繊維をよくとっていたからというのです。

アメリカは、1日150gということで、たんぱく質・脂質中心で食物繊維はもっと少ない状態です、

日本も食事の欧米化が進めば、もっと排泄量は少なくなるでしょう。


この糞便量の多さと

心筋梗塞・心臓病・2型糖尿病、肥満、胆石・大腸がんなどが少ない傾向にあることが報告されています。

つまりこのことから栄養価のない食物繊維が実は健康上大きな利点があるということが、

現代ではわかってきています。

ちなみに1日20gの食物繊維摂取が、健康な便通のためには必要とのことでした。


1200億q。

これは何の数字でしょうか。

実は、ひとりの人間のDNAをすべてつなげたq数なのだそうです。

しかし、1200億qと言われてもピンときませんよね

これは太陽と地球を400往復する長さだそうです。

おいおい、地球と太陽の距離もピンとこない、と言われそうですね。

地球と太陽の距離はだいたい1億5千万q

(地球と太陽の距離は1天文単位という言い方もあるそうです、

例えば木星から地球までは52天文単位というように使います)

これは地球375万周する距離になります。

つまりそれの400往復なので、×800

まぁ、

とにかくとんでもない数値なのです。

まぁ、それだけ人間の遺伝子というのは、

とてつもない情報がはいっているのだということです。


25億回。

これはでは何か。

実は、人間が一生の間に打つ心臓の拍動数になります。

25億回、

こんだけ酷使しても動き続ける心臓のすごさにまず驚きを感じてしまいます。

(心筋は一生同じ細胞を使い続けます)

また「ドキッ」1回するだけで、役70ミリリットルの血液を送り出すこと、

また送り出された血液は50秒ほどで体内を一周するという実態も、

心臓の有能さを図るうえでわかりやすい指標となります。


そのほかにも、

13.7

600兆個

秒速30mなどなど、

体にまつわる数字の説明がなかなか興味をそそられました。


次回も本の紹介です。

posted by リハ技士 at 18:22| 山形 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 本の紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする