2013年12月12日

生活期症例検討会・前半

生活期症例検討会は今回初めて行う症例検討会です。
入院のリハビリテーションが適切であるかどうかを生活期の症例検討を行う事で、
見えてくるものはあると判断し、開催されました。
通所リハ(3事例)・訪問リハ(3事例)担当から、6事例の症例報告会がありました。
今回は前半の通所リハの事例を紹介します
タイトルは出ていたので、
そのタイトルとブログ管理者のコメントを下記に書きます。

1.指導した内容が守られず退院数日後に転倒
入院では生活の場面を想定して、個別にあわせた環境設定、個別指導を行っています。
しかし、実際にはリハ技士におけるその想定が崩れてくる事もでてきます。
今回はその想定が崩れたために転倒してしまった事例のようでした。
人の生活のあり方も十人十色、人の性格も十人十色、その人の身体・精神状態も十人十色、
その事を想定することは非常に難しいものです、
このような学習会や通所リハと入院リハとの連携を通して、
その生活を想定する能力を上げ、
それでもうまくいかない場合は生活期のスタッフがうまくフォローできる形にしていかなければいけません。


2.入院中リハビリ担当者との情報共有は
サービス担当者会議で口頭で聞きとった報告を通所リハ担当者が誤解して、
結果的に在宅でのADLを制限するという報告でした。
コミュニケーションは一方通行では、本来コミュニケーションとは言えません。
互いに確かめ合いながら報告・連絡をしていく必要があります。
そのコミュニケーションのあり方に警鐘をならした事例でした。

3.施設での環境整備・指導された介助方法が守られず、転倒した症例
施設(その施設にはリハ技士はいない)にはその人の環境設定についてや介助方法を伝えていたのにも関わらず、
そのような環境設定にはなっていなかった症例報告。
施設側にも顔の見える連携をし、
実際に情報が伝わっているかが確認できるような関係づくりが必要であると思わせた症例です。
posted by リハ技師 at 18:29| 山形 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 発表+研修 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年11月29日

山形県庄内地区高次機能研修会

昨日も話したように、
明日は山形県庄内地区高次機能研修会。
当院が、この地区の高次脳機能拠点支援事業所になっているので、
当院が主催して年1回行っています。
今までは外部講師と当院のリハ技士からの講演でしたが、
今回は全て院内のスタッフで講演していきます(Dr・OT)。
それも当院で行われます。

今日の夕方はその会場準備、
みなさんの力を借りて、1時間程度で準備できました。

画像.jpg

どのような研修会になったかは、
後日またお知らせいたします。
posted by リハ技師 at 19:56| 山形 ☁| Comment(1) | TrackBack(0) | 発表+研修 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年11月28日

第3回山形県庄内高次脳機能障害研修会

今週の土曜日に当院で、
第3回山形県庄内高次脳機能障害研修会が13時30分に始まります。
今回のテーマは自動車運転、
内容としては、
自動車運転についてのリハ等の講演、
そして当院で最近買った自動車シミュレーション装置の体験会も行うこととしました。
講師は当院の福村医師と、同じく当院のOT科長になります。
その準備に向けて、
特にOT科長を中心に夜遅くまで頑張っています。
posted by リハ技師 at 19:04| 山形 ☔| Comment(1) | TrackBack(0) | 発表+研修 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年11月20日

全国民医連リハビリ技術者・法人代表者会議A

先々週の木・金に行った全国民医連リハビリ技術者・法人代表者会議、
今日はその報告の2回目。
この会議では、どのような職場づくりをしていくべきか、という講演がありました。
ここでの講師は民医連の全国の教育担当理事をしている北海道の民医連事務局長です。
この講演の中で
育ち合いの「職場づくり」に必要な8つの視点が冒頭で述べられました。
その8つとは何でしょうか。
引用した文章とブログ管理者のコメントをつけたいと思います。
@いつも患者・利用者、人権を守ることが中心に座っている。事例からの学びを大切にしている。
前段の部分は当然としても、重要なワードが「事例」ということです。何を目指すにしろ、学習にしろ、全く理念だけでは、どのスタッフもついていかないでしょう。理念だけでは抽象的で、わかりづらいものです。またそのことがどれだけ重要な理念なのかはスタッフの胸には響きません。一人ひとりの事例から学ぶことは具体的ですし、目の前の患者の問題であれば、その問題はリアルに感じ取ることは可能になります。その事例の積み重ねが重要です。

A職場の使命や目標が明確になっている。職場の誰に聞いても、目標や課題について共通の認識をもっている。
高みを望まない組織は魅力的になりませんし、組織として改善していきません。

B決めたことをやりぬくことが重視され、やったことがきちんと評価される。
厳しく指導することは行っていても、誉めたりする行動は日常行っているでしょうか。意外というか、やはりというか、ある結果に対して適切に評価することが苦手な人が多いような気がします。

C地域、職場、現場の状況や出来事がリアルかつタイムリーに共有され話題になっている。
情報というのは全ての組織にとって重要なツールです、その情報が共有されないと、その情報によって変化する方針や対応などがその組織で分断されます。

D現状変革の志がある。一人ひとりの職員に「もっと〜したい」「〜を良くしたい」という思いがある。
Aの目標設定=現状変革でなければいけません。

E思いやりと率直な相互批判もとづく信頼と規律がある。
率直な相互批判というのが難しい、
東北人だと多いのが、人への気遣いが重視されて率直な相互批判ができないのがあります。

F個人の責任と集団の責任が明確になっている。
責任を考える時に役割と権限が明確になっていないと、曖昧になってしまいます。

G学習が重視されている。絶えず学ぶ雰囲気があり、一人ひとりの成長に向けて援助し、励ましあっている。
これには言う事はありません。そのような風土づくりをなお一層進めたいと思います。


次回もまた別の事を報告します。

追伸 またブログ管理者 東京出張 木金とブログはお休みです。
posted by リハ技師 at 19:29| 山形 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 発表+研修 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年11月18日

全日本民医連リハビリ技術者県連・法人代表者会議報告@

先々週の木・金と
全日本民医連リハビリ技術者県連・法人代表者会議に参加しました。
その中で気になった報告をいくつかあげましょう。

まず今までリハを時系列で並べると、
急性期・回復期・維持期という3つの分け方がされてきました。
(この他に本来は予防、終末期もありますが…)
しかし、この維持期という言い方が見直されてきているようです。
その言い方は「生活期」という言い方です。
確かに維持期という言い方は非常にネガティブな印象を受けます。
また維持期という言い方ではリハビリをしても効果もなさそうな印象があります。
ブログ管理者はこの名称の変更に大いに賛同したいと思います。

あと実現するかどうかはまだ?ですが、
ECU、ICU等における理学療法士などの専従配置加算
急性期一般病棟等における理学療法士などの専従配置加算が
日本理学療法士協会ニュースにでていました。
(これ以降は理学療法士協会ニュースから)
7対1の基準を厳しくするならば、
この新設の加算は別としても専従配置の基準を入れ込むことは十分ありえることでしょう。

間違いないと思われるのは、
脳血管疾患等リハビリテーション施設基準Tに言語聴覚士の配置を必須とする提起です。
言語だけでなく嚥下にまで活躍が広がっている言語聴覚士、
いまだに言語聴覚士の配置が必須でないことの方が驚きです。

私がこのニュースで一番注目したのは、
回復期リハビリテーション病棟におけるリハビリテーションシステムの構築です。
現在回復期リハビリテーション病棟連絡協議会での調査では、
8割以上に対して退院前家庭訪問指導を行っているのは16.4%という結果。
そのため退院後に安心・安全にかかせない退院前指導がきちんとされるように、
様々な条件はつきつつも、退院支援指導加算1000点を算定出来るというものです。
また退院後2カ月に限り最大3単位をこの算定患者のみに対し、
リハビリを実施できるというのが興味深い提起です。
当院では退院前の家庭訪問が果たして有効であったのかどうかは、
介護保険でのサービス事業者との連携で、指摘がはいる程度でした。
(看護師さんで退院後の電話訪問という仕組みはありますが、
実際に行って見てチェックする仕組みは上記のことを除けばありませんでした)
そのため家庭訪問指導が適切であったかどうかの検証は不十分だったように思われます。
実際に生活して見ると、指導が不十分だったと思われる事例はあると思われます。
今回の提起が実現すれば、家庭訪問指導の質が向上していくものと期待しています。

他にも、この会議で知ったことはあったので、分けてまた報告します。
posted by リハ技師 at 10:48| 山形 🌁| Comment(2) | TrackBack(0) | 発表+研修 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年11月05日

第10回山形摂食嚥下研究会報告

昨日の第10回山形摂食嚥下研究会、
山形テレサで満席+椅子を用意しての多数の参加でした。
下の写真は受付の様子です。
摂食嚥下 003.jpg
受付が混雑していたので、5分遅れの開始。
特別講演の座長を務めたのは済生病院の中村医師、
福村医師のプロフィールを紹介し、特別講演につないでいきました。
特別講演の概要としては、
嚥下障害治療のチーム作り
嚥下紹介患者への個別対応を分けて説明がありました。
摂食嚥下 008.jpg
特に参考になったと思われるのは、
スクリーニングのポイント、
検査下(VF・VE)評価概要フローチャート、
検査なしでの評価概要フローチャートではないでしょうか。
(検査機器がない施設などでできる評価手順も参考になったと思います)
本人家族が参加しての事例報告もなされました。
摂食嚥下 010.jpg
講演が終わり、質疑討議も予定された30分間をゆうに費やし、活発な討議となっていました。

研究終了後、以前摂食嚥下の研修にきていた福井県の医師・PTの姿もあり(県外の方も10人程度いたようです)、
ブログ管理者にもそのPTが帰る時に声をかけてくれました、
「車で6時間かかるけど…」と笑顔で話してくれたPT、頼もしいかぎりですぴかぴか(新しい)
とにかく無事に終わりました、
事務局の方、ご苦労様なのでした。
posted by リハ技師 at 18:53| 山形 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | 発表+研修 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年11月04日

「あまちゃん」と「楽天」と「八重の桜」とそして…

楽天、優勝!!(宮城県)、
とっても気分がとてもいいですグッド(上向き矢印)
また今年は、朝の連続小説「あまちゃん」が大ヒット(岩手県)、
これまた気分がいいグッド(上向き矢印)
八重の桜は現在のところ、視聴率はいまいちかもしれませんが、
この大河ドラマの影響で観光客は増加したと聞いています(福島県)。
(観光ではありませんが福島市であればブログ管理者も3度行っています)
これもまたまた気分がいいグッド(上向き矢印)
八重の桜では、現在は新島襄の献身的な妻を演じていますが、
今後は新島襄の死後は、
八重の看護師(日本の看護師としての社会的地位を高めた)としての姿が映し出されるでしょう。
当ブログでも番組にそって看護師のくだりから「八重の桜」応援ブログを入れていきたいと思います。
途中からだと見づらいと言う方は、
NHKの「八重の桜」のホームページに今までのあらすじが書かれていますので、
どうぞ見てほしいと思います。
これでもっと八重の桜に皆さんの注目が集まれば、
気分がいいの最高級黒ハートなのですが…。

さて、その3県に負けじと、
今日山形で行われた第10回山形摂食嚥下学会
無事終了しましたわーい(嬉しい顔)
会場の反応もなかなか良かったです。
その時の様子とどのような研修会であったかは、明日写真付きで報告します。
posted by リハ技師 at 19:12| 山形 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 発表+研修 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年10月24日

日本神経心理学会 新人ST発表

9月12、13日に札幌で行われた日本神経心理学会、
当院の新人STが発表しました。
タイトルは、
「アルツハイマー病患者におけるMMSEのserial 7’s課題に影響を与える要因:補助課題を用いた検討」
まずMMSEのserial 7’s課題を皆さんはわかるでしょうか。
100から7を引く計算の項目です。
この報告、先週の水曜日の高次脳機能学習会で披露してくれました。
対象者はアルツハイマー病と診断された298症例。
ただ方法・結果・考察はブログ管理者には複雑で難解(新人STに後で指導を受けます猫)でここは割愛。
ただこのMMSEのserial 7’s課題が
分配性注意をみる指標になりうるかもしれないという事だけはわかりました。
posted by リハ技師 at 18:28| 山形 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 発表+研修 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする