2014年04月10日

関節形成術

久しぶりにリハビリテーションワード、
2か月ぶりです。
さて今回のワードは、関節形成術。

【除痛、関節運動の確保など、関節本来の形と機能を回復させることを目的として、関節機構を改造する手術の総称。】

寿命にはあまり関係ないかもしれませんが、健康寿命にはおおいに関係があるのは、整形疾患です。
その中でも関節に問題がでてくる疾患はよくみかけます。
そのような関節に対しての手術には、
滑膜切除術、骨切り術、関節固定術・関節形成術などがあります。
今回紹介している関節形成術で代表的なのは、股関節などの人工関節置換術です。
リウマチや変形性の関節症に行う事が多いです。
この関節形成術を説明する時によく使うイメージとして、下記のようなものが…、
虫歯の治療のように悪い部分を削って、その上に金歯をかぶせて、噛み合わせをよくする、
というものです。
このイメージを関節で行うと考えてもらえば、それが関節形成術です、
その時に人工物を関節の中に入れれば、人工関節置換術となります。

次回は、関節拘縮です。
posted by リハ技士 at 18:12| 山形 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | リハビリテーションワード | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年02月10日

関節強直

久しぶりのリハビリテーションワード。
今回は関節強直。

【関節構成体そのものの変化によって生じる関節の可動域制限、線維性強直(わずかながら可動性が残っており、強度の拘縮とも言える)と骨性強直(全く可動性がない)とに分ける。】
(リハビリテーション医学大辞典から引用)

私にはこの関節強直に思い出があります、
学生の頃に、障害者体験というものがありました。
例えば目が見えないという視力障害を選んだ人は、
目隠しで1日を過ごしてもらうのです。
私は、右膝の関節強直を選びました。
これが一番、障害としてはそれほど困難ではないだろうという安易な考えでした。
細かなことは記憶にはないのですが、かなり大変だったという記憶だけは残っています。
(確か和式便所の時にかなり大変だったような記憶が………)

さて臨床的には関節強直が一番多い疾患は関節リウマチでしょう。
というか、少なくともブログ管理者はそれ以外の疾患で関節強直は見たことがありません。
廃用による拘縮が更に進み、関節強直になる場合もあるのでしょうが、
これだけリハビリテーションがある程度広まってきている現在、
関節強直まで見過ごすことは少なくなってきているのでないでしょうか。
ただ、あくまでもブログ管理者の推測ではありますが…。

次回は、関節形成術です。。
posted by リハ技士 at 19:18| 山形 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | リハビリテーションワード | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年01月16日

関節可動域訓練

リハビリテーションワード、
今回は、関節可動域訓練です。

『単関節または多関節の運動範囲の制限を除去または予防するために行う訓練で、能動(自動)的訓練と受動(他動)的訓練とがある』
(リハビリテーション医学大辞典から引用)

関節可動域訓練、
運動療法では代表格的な手技と言えるでしょう。
自動と他動が書かれていますが、
一般的に関節可動域訓練といえば、他動的関節可動域訓練が用いられます。
関節可動域を改善させる訓練としては、
その他にAKA、ストレッチ、CPM、圧迫などがあります。
循環障害による関節可動域制限にはこの関節可動域訓練が特に有効という文献もありました。
(ここがポイント、整形外科疾患の理学療法 改訂第2版)

次回は関節強直です。
posted by リハ技士 at 19:14| 山形 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | リハビリテーションワード | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年01月15日

関節可動域

リハビリテーションワード、
今回は関節可動域(ROM)です。

『身体の関節が、解剖学的な基本肢位0°から、どの程度他動的に動かせるか、その範囲(角度)を測定したもの。関節の動く範囲。』
(リハビリテーション用語・略語・英和辞典から引用)

当ブログ管理者が作業療法士の卵時代(学生時代)に、
よく関節可動域は同級生と測定のやりあいを行いました。
特によくやったのが大きな関節(肩・股関節)、
しかしなかなかうまく測ることが出来ないでいました。
学校の実技テストでは
やはりうまくいかないことで、大量の冷や汗がでてしまい、
評価している先生からは冷たい視線、冷たい口調で、
「はい、それでいいのね」と言われ、終了。
案の定、追試験になったことを今でも思い出します。

現在では、そのような検査も学生に教えるようになりました。
検査実習で学生がうまく関節可動域の測定ができなくても、
ついつい昔の自分の姿とだぶってしまい、
かなり優しく丁寧に教えることが出来てしまうのでした。

次回は関節可動域訓練です。
posted by リハ技士 at 19:35| 山形 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | リハビリテーションワード | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年01月09日

関節円板

リハビリテーションワード
今回は関節円板です。

『関節円板(articular disk)と関節半月は関節腔内に介在する線維軟骨性組織であり、わずかに弾性線維を含んでいる。辺縁部には血管と神経があるが、中央部にはない。関節円板は板状のもので、顎関節、胸鎖関節、肩鎖関節(不完全)、下橈尺関節にある。………(中略)………。関節円板や関節半月の役割は関節面への圧迫力に対する緩衝作用、関節面の適合性を良好にする、関節の可動性を適正化する、滑液の分散作用などがある』
(基礎運動学 第6版から引用)

関節円板と関節半月は発生学的には同じなので、関節半月のことも記載しています。
顎関節・胸鎖関節・肩鎖関節は関節面同士の適合性が悪く、半月によって適合性が保たれています、
下橈尺関節は関節円板(半月)そのものではなく、
三角靭帯が関節円板的な働きを行ってくれます。
(三角靭帯は橈骨の尺骨切痕によって尺骨頭を受け入れるくぼみを形成しています)

次回は、関節可動域です。
posted by リハ技士 at 19:43| 山形 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | リハビリテーションワード | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする