2014年08月12日

冠状動脈性心疾患

おそらく3か月ぶりのリハビリテーションワード、

今回は冠状動脈性心疾患。


【心筋に血液を供給する冠()動脈の血液が悪くなり、心臓に障害がおこる疾患の総称】

(リハビリテーション用語・略語・英和辞典から引用)


狭心症や心筋梗塞もこの冠状動脈性心疾患に入ります。

例えば狭心症は冠状動脈の血管内側が狭くなって、

心筋に必要な酸素量を送れなくなり、胸に痛みがでてくる場合があります。

心筋梗塞は、その冠状動脈血管の詰まりがひどく、

心筋の一部が壊死してしまうものです。

原因としては動脈硬化とれん縮があります。

今回は簡単にこの程度で…。


次回は寒冷療法です。

posted by リハ技士 at 18:44| 山形 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | リハビリテーションワード | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年05月07日

顔面肩甲上腕型筋ジストロフィー

リハビリテーションワード、
今回は、顔面肩甲上腕型筋ジストロフィー。

【筋ジストロフィーの1つで、顔面と肩周辺、上腕筋肉群が委縮していく筋疾患。顔貌が無表情となり、閉眼が不十分となったり、肩の脱力が起こる。下肢の筋力低下はごくわずか。発病は10代で、常染色体性優性遺伝で男女ともにみられる。進行は遅く、高齢まで自立して生活できる例が多い。】
(リハビリテーション用語・略語・英和辞典から引用)

もっと詳しいのも調べると載っていました。
臨床神経学52巻11号 1154ページ〜1157ページです。

【…罹病率は世界各国でほぼ共通で,人口10 万人当り5 人程度と筋ジストロフィーの中では頻度の高い疾患である.発症年齢は0〜65 歳と非常に幅広いが,思春期までに気付かれることが多い.症状の進行は緩徐であり生命予後は良好である.筋萎縮・筋力低下の分布はその疾患名の示すとおり,顔面頬部,肩,上腕部に強い.初発症状は,表情が乏しい,目を開けたまま寝る,上肢の挙上困難,翼状肩甲といった顔面筋あるいは肩甲帯の筋群の罹患を示唆する症状が主訴となるばあいが多い.一方,腰帯,下肢の筋は早期には比較的保たれていることが多いが,進行すると徐々に障害がおよび,約20%は40 歳までに車椅子生活を余儀なくされる.筋障害は左右差のめだつことが多く,FSHD(ブログ管理者注:顔面肩甲上腕型筋ジストロフィー) の臨床的特徴の1 つとされる.神経性難聴および網膜症の合併も多くみとめられる.】


ブログ管理者も経験したことがない症例なので、
もしこのような症例が来たら、この上記引用文を参考にして評価をすすめるつもりです。
今回は、この程度で………。

次回は、冠状動脈性心疾患。
posted by リハ技士 at 16:51| 山形 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | リハビリテーションワード | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年05月02日

γ運動神経

リハビリテーションワード、
今回はγ運動神経。

【脊髄の前角内にあるγ運動細胞より起こり、筋紡錘の錘内線維を支配する細い神経線維】
(リハビリテーション用語・略語・英和辞典から引用)

筋肉の線維には二通りがあります。
うちらがよく知っている普通の筋運動に関わっている錘外筋線維と、
筋の長さを検出する機能を持つ錘内筋線維です。
この錘内筋線維を収縮させる遠心性の運動神経をγ運動神経といいます。
この錘内筋線維を収縮させたり、弛緩させたりして、
先ほどの筋肉の長さを検出する感度を決めています。

次回は、顔面肩甲上腕型筋ジストロフィーです。
posted by リハ技士 at 19:50| 山形 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | リハビリテーションワード | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年05月01日

観念失行

リハビリテーションワード、
今回は観念失行。

【………Liepmannは、観念失行とは運動企画イメージBewegungs Entwurf(ideational sketch)の障害によって生まれるのだと考えた。このイメージは時間空間的な性質を持っているので、これが壊れると、個々の肢節運動は正確にできても、複雑な運動はできなくなる。したがって、複数の物品を次々と使うような系列行為において最も障害が目立つことになる、とLiepmannは考えた(山鳥、1984)】
(高次脳機能障害の作業療法 三輪書店 317ページ引用)

実は前回の観念運動失行は、古典的な定義を述べているようでした。
上記の引用も古典的定義です。
失礼しました。

では山鳥先生が定義したものを挙げましょう。
まず観念運動失行から…。
【言語命令を媒介として喚起可能な種類の、社会的習慣性の高い客体非使用性運動行為の意図性実現困難】

次は観念失行、
【日常慣用の物品の使用障害】

(上記2つとも、
神経心理学入門 医学書院 上記140ページ、下記147ページ引用)

うーん、山鳥先生の方がわかりやすい。
詳しくは、引用文献を参考にしてもらいたいです。

まぁ、単純に、
観念運動失行は、
物品を使用しない日常的によく使用する動作が意図的にできない、
そして模倣もできない、ということ。
観念失行は、物を操作する時にその物自体は認知しているのに、
困っていたり、その操作が間違っていたりすることを言うようです。

次回は。γ運動神経です。
posted by リハ技士 at 20:51| 山形 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | リハビリテーションワード | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年04月30日

観念運動失行

リハビリテーションワード、
今回は、観念運動失行。

【Liepmannは観念運動失行を、「これから遂行しようとする運動についての時間空間的運動企図イメージBewegungs Entwurfと、個々の肢節運動についての運動記憶kinetische Egramm(limb-kinetic memory)との間に解離が生じている状態」と定義した(山鳥,1984)。これに基づいて彼は、観念運動失行の本質を「ある状態ではできる運動が意思的、意図的にはできなくなること」とした。したがって症状の中核は”運動の取り違え”である。また、模倣によっても症状は改善しない。】
(高次脳機能障害の作業療法、三輪書店 318ページ引用)

ある状態でできるというのは、
臨床上よくあるのは自然と何か行動した時です。
そのような時にはスムースにできるのに、
意識して行うとできなくなってしまう、うーん、不思議です。

評価の仕方としては、じゃんけんなぞはいいでしょう。
最初、同じグー・パー・チョキが模倣できるか、確認します。
その後、様々なコミュニケーションをしてから話の流れでじゃんけんをするように持っていき、
最初はグー、といってじゃんけんをします。
(これであれば自然の流れになるはずです)
自然の流れではできて、模倣では出来ない場合は観念運動失行と言っていいのでしょう。

次回は、観念失行です。
posted by リハ技士 at 16:06| 山形 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | リハビリテーションワード | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする