2012年07月25日

前頭側頭葉変性症U

認知症と生きる 熊本の現場から
今回は前頭側頭葉変性症U。

また記事から引用します。(熊本日日新聞から引用)
『・「わが道を行く行動」他者への配慮や礼儀が失われる。
 ・「食行動異常」。
 ・周囲からの刺激に影響されやすく、目の前の人のしぐさをまねしたり、看板の文字をいちいち読みあげたりする。』

前頭葉というと人格をつかさどる部分というイメージがあります。
前頭葉側頭変性症は別名、ピック病と言われ、実際に人格障害が顕著になります、
そのことで反社会的行動になることが特徴づけられます。
そしてその行動に対しての自覚がない事も特徴なのです。
しかしその人格障害、例えば暴力等も、
常道行動を意識したケアをしていれば出現してこない傾向があることがわかりました。
最近、ヤンキースに移籍したイチローは、
食事内容だとか、生活リズムを変えないようにしているという事を聞いたことがありますが、
この前頭側頭変性症にもイチローのような生活、
つまり生活パターンを変えない対応が必要らしいのです。
posted by リハ技士 at 18:51| 山形 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 認知症 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年07月23日

前頭側頭葉変性症T

認知症と生きる 熊本の現場から
今回は前頭側頭葉変性症T。

記事から引用してみます。(熊本日日新聞から引用)

・前頭側頭変性症は脳の前方部の機能が低下する認知症の総括です。
3つのタイプがあり、
前頭側頭型認知症→行動の障害が強く出る
意味性認知症→行動と言語の両方が強く出る
進行性非流暢性失語→言語の障害のみ強く出やすい
・65歳未満での発症が多い、自分が病気だとの自覚に乏しい
・もっとも特徴的なのが常同行動。(同じ行動や更衣を目的もなく何度も繰り返すこと)
記事の事例では
「利き手はどちらですか」、と聞いても「利き手って、何?」ときいたりなど、
言葉の意味が分からなくなっている状態。
また夏のかんかん照りでも散歩の後の温泉、晩酌も時間通りで毎日の繰り返し、
食事の時間も融通が利かなくなっている状態でした。

一番多い認知症はアルツハイマーですが、
アルツハイマーは側頭葉内側と頭頂葉の委縮が進むのに比べ、
この前頭側頭葉変性症は前頭葉や側頭葉前方の委縮が目立ちます。
常同行動プラスもうひとつ特徴があります。
それは明日紹介しましょう。
posted by リハ技士 at 14:31| 山形 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 認知症 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年07月20日

レビー小体型認知症U

「認知症と生きる 熊本の現場から」シリーズ2回目。

今回はレビー小体型認知症U.
また特徴を言いきっていませんでした。
記事から引用します。 (熊本日日新聞から引用)
・パーキンソン病に似た運動障害
・妄想
・立ちくらみや頑固な便秘などの自律神経障害。
・レム睡眠行動障害
・過眠(夜に十分眠っていても、昼間に何時間も眠る)
・簡単な図形を模写できない

記憶障害が軽度なのでMMSEという検査でも、
認知症とは診断されない程の点数が出ることがあります。
ゆえに気付きづらい認知症ではあります。
前回の特徴プラス、パーキンソンのような症状と図形の模写などから
レビー小体型認知症を疑った方がいいのかもしれません。

この認知症は病名が付けられてからまだ日がたっていません。(1995年)
ゆえにしかし以前紹介したように、
認知症の原因別では第3位にあたるほど多い認知症です。
皆さんも覚えましょう。
posted by リハ技士 at 19:00| 山形 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 認知症 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年07月19日

レビー小体型認知症T

今回からまた新シリーズを始めます。
熊本日日新聞でシリーズ化した
「認知症と生きる 熊本の現場から」を
引用しながら様々な認知症について理解をしたいと思います。
11回にわたって行う予定です。

今回はレビー小体型。
まずレビー小体型認知症の特徴、
記事から引用してみます。

・認知症のうち数%〜十数%にみられ、認知症の原因としては3番目に多い。
・70〜80代に多い。
・症状が多様で変動しやすい。週・月単位で変わる場合もあれば、一日のうちで激しく変動することもある。
・記憶障害は比較的軽い。
・患者の70%〜80%に「幻視」がみられる。

特に幻視はレビー型の大きな特徴と言えるでしょう。
つい最近私が担当した学生の2人目の症例はこのレビー小体型の認知症の患者さんでした。
その患者さんも幻視がありました。
記事に出ている熊本のレビー小体型認知症の患者さんは、
真夜中に娘の所に行き、
作業服をきた男の人が「おにぎりを作って」といってきた、などなど。
また錯視もあるようで、
毛布を犬や猿に見間違う事もあるとのことです。
また症状の変動が大きいのも特徴なので注意が必要です。

意外と多いレビー小体型認知症、
次回もレビー小体型認知症の特徴パートUを紹介します。
posted by リハ技士 at 20:33| 山形 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 認知症 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする