2019年07月03日

介護の科学化はどこまで可能か

【政府では現在、「科学的介護」の導入に向けた議論が進んでいる。これは高齢者介護に関するデータやエビデンスの収集を通じて、リハビリテーションの強化など効果的な介護予防を進めることに力点を置いており、政府は全国的なデータベースを2020年度に構築するとしている。確かに介護分野ではデータやエビデンスの収集が医療分野と比べて遅れていたため、科学的介護の意味は決して小さくない。】
(ZUU online 2019年6月25日 記事引用)

国は本格的に介護関連のビッグデータをとろうと、
介護報酬の改定でデーター提出をした人に加算を設ける仕組みを作りました。
上記の国のデータ構築とは違うもののですが、
もうすでに始まっているので、
このブログを見ている通所リハスタッフにおいて、この加算を対応した事例もあったのではないでしょうか。
しかし厚生労働省の統計不正問題を見てみると、
厚生労働省は、都合のいいデータだけを利用して、自分たちの都合のいい政策を作ってしまうのではないかという危惧さえ、
前回の問題から、そう思ってしまうのは自然なことでしょう。
ゆえにビッグデータは集まったら詳細に情報は、当然のことですが開示は徹底的にすべきです。
その情報開示の元に分析をするべきでしょう。

ただこのような疑義はあるかもしれません。
介護は数値化できるのか、ということです。
環境の問題、本人の価値観の問題など、様々な主観的な要素がはいってきて、
数値化することはできないという疑義です。

もちろん数値化になじまないものはあるでしょう。
しかし大枠での様々な傾向や特徴をつかむためには一定程度数値化していかないと、
全体像をつかむことができません。
その全体像が明らかになって、どのようなうな問題があるのかがわかり、
国としての政策立案にいたるのです。

今後の厚生労働省のビッグデータ構築、注目しましょう。
posted by リハ技士 at 19:02| 山形 ☁| Comment(0) | コラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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