2019年03月06日

介護保険の目的

今日と来週の水曜日は1年目発表。
リハ技士だけでなく、
他職種の発表会でブログ管理者も1年目の成長を感じながら、
安堵しながら聞いていました。

さて前回のブログのコメントで鋭い指摘がありました。
自立支援=日常生活動作改善だけではない、というところ。
確かにその通りだと思いましたので、また書かせてもらいます。

まず介護保険の目的を振り返らなければいけないと思います。
それは介護保険法の総則の第1条の目的にこのような文章があります。
【………、これらの者が尊厳を保持し、その有する能力に応じ自立した日常生活を営む………】
尊厳を保持する、という文章に注目です。
尊厳とは何かを説明するのは難しいのですが、
ブログ管理者の理解では人間が人間らしく生きれるようにする、ということ。
わかるようなわからないような文章かもしれませんが、
とにかくただ生活動作レベルの話でないことは理解できるのではないでしょうか。

また私たちがリハビリをする上で大きな指針は確かに2つあります。
それは自立とQOL向上です。
自立できる能力が高まっても、その人に張り合いがなければ、その能力はいかされないでしょう。
また社会がそのような人たちに偏見を抱いていたり、無関心であれば、
最初張り合いがあったとしても心はしおれていくでしょう。
自立だけでは本当にその人たちの尊厳はたかまりません。

厚生労働省での議論において、
現在の要介護1、2のアウトカムをただ日常生活動作においているのが問題になります。
介護保険の目的である尊厳をもとにおいた自立での評価でなければ、
要介護1、2の生活援助はいらないという政策は、
法律の目的に全く合わない政策をだそうとしている、ということになります。
今一度、介護保険は何のために策定されたのかをふりかえってもらいたい、そう思っています。


posted by リハ技士 at 19:00| 山形 ☁| Comment(0) | 日記・その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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