2018年12月28日

回復期リハビリテーション病棟 セラピスト10箇条  7〜10番

回復期リハビリテーション病棟 セラピスト10箇条。

今日は710番。


7.記録や情報伝達は多職種が理解できる内容、言葉で表現しよう

他職種にわかるような言葉で説明するという行為は、

本当にその説明する内容を一定程度深く理解しないと表現できません。

逆に言えばうまく理解していないセラピストが安易に理解しにくい表現をしているならば、

それは自分の説明している内容に自信がないので、分かりづらく言うように逃げている、とも言えます。


8.病棟や在宅で介護を担う家族や介護者とともに、ケア方法を検討しよう

病棟だといかにして「いるADL」を向上させていくか、ということは目標になります。

ただ受け身的な手伝う的な介護ではなく、自立を目指した介護をしていきます。

そのためには必要最低限の介助、

そのための介助の仕方・量、声掛けの仕方、環境設定などなどの工夫が必要なってきます。

在宅の場合もできればそのような介護を継続できればいいですが、

最低限受け身にはさせない介護が必要でしょう。

そのためには家族を理解する必要があります(ICFでいう環境因子に家族は入っています)

家族の身体状況、指示理解力などなどを評価したうえで、対応をしていきます。


9.退院に向けての環境調整は、過不足なく行い、地域スタッフに繋いでいこう

入院スタッフは、在宅にソフトランディングできるように、

様々準備を行い、上記にあげた家族指導なども含めて行っていきます。

しかし、やはりそこには限界があることも事実です。

実際に暮らしてみて問題があることに気づくのは、リアルな生活の場面ではありうる話です。

そのために通所や訪問担当のリハスタッフに情報を提供し、

実際に継続的に在宅の生活を評価できるリハスタッフにつなぐ必要があります。


10.患者に寄り添い、その人らしい社会参加を支援しよう

その人らしい社会参加支援というのが、他の9箇条よりも、一番ハードルが高いような気がします。

患者さん本人の状況が良く、医療サイド側からの様々な働きかけがあっても、

その受け入れる社会環境の障壁が高いからです。

そのためにもリハ技士は社会参加支援を含んだ臨床業務の蓄積もさることながら、

あわせて障がい者の社会参加の可能性を伝えていく必要があるでしょう。


次回が今年最後のブログ、簡単に今年最後の総括をする予定です。

posted by リハ技士 at 17:58| 山形 ☁| Comment(0) | 日記・その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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