2018年08月03日

空海 乗り物酔い克服術

番組紹介。

BSプレミアム 偉人たちの健康診断

「空海 乗り物酔い克服術」

74日放送。


まずこの番組の紹介をホームページから引用。

【平安時代、日本に密教をもたらした空海。中国大陸を目指した遣唐使船の船旅では、誰もが船酔いに苦しむ中、ひとり空海は船酔いをものともしなかったという。その秘密を空海がマスターしていた独特の呼吸法から探る。さらに仏教の奥義を極めるために難解なサンスクリットをわずか3か月でマスターできた理由を脳科学の見地から検証。そして帰国後に苦しんだという「心の病」。空海の心を救ったのは「ある習慣」だった!?】


そもそも空海はなにをした人か、皆さんは理解しているでしょうか。

ブログ管理者も、宗教のすごい人、という程度で正直よくわかっていませんでした。

リサーチしてみると真言宗の開祖と書かれています。

しかしその真言宗自体がそもそもよくわかりません。

それもリサーチすると、この宗教の特徴は密教と書かれています。

この密教は誰でも修行によってすぐに(生きたまま)仏になることができる、というものでした。

当時の宗教は、生まれながらに才能を持った人しか悟りを開くことはできない、というものでした。

最澄の天台宗もそうですが、

だれもが悟りを開くことができるということをいい、宗教を万人に開いたのです。

また空海のすすめた真言宗は更に深化し、

悟りを開く材料は身の回りにいくらでもあるということも述べたのです。

(当時の宗教は、目に見えない何かを探求することでした)

ここまで聞くと、空海が推し進めた真言宗のすごさがわかり、宗教人としては偉人だったことはうかがい知ることはできます。

しかし空海はそれだけではありません。

空海の別名、弘法大師という名前は皆さん、聞いたことはないでしょうか。

弘法筆を選ばず、という文句は聞いたことがあるでしょう。

空海は字がうまいことでも有名ですし、詩などの文学にも造詣は深かったと言われています。

それだけにとどまりません。

なんと日本で初めての学校を開いたのも空海と言われています。

もうこうなると、スーパーマンですね。


さてその空海。

中国に行って、真言宗の核となる密教を学んで、それを日本に持ち込んだわけですが、

その航路で、船酔いをしなかったという言い伝えがあるのです。

当時の船は、今の船と違って、横揺れ防止装置がなかったので、

尋常じゃない揺れ方をしていていたそうです。

そのような揺れをしていけば船酔いになるのは自然なことです。

ではなぜ空海は船酔いをしなかったのでしょうか。


そもそも船酔いとは何なのでしょうか。

一言でいうと、視覚と耳の中になる三半規管のズレ、と言えます。

それが大きくなると、自律神経が乱れ、ヒスタミンが放出、嘔吐という症状に至ってしまいます。


真言宗では、阿字観という瞑想法があります。

実際に番組でその瞑想法をしているお坊さんに脳波を計測する機械をつけてみました。

そうするとリラックスしたときにでるα波がかなり見られ、

時に、深い眠りについたときにあらわれるシータ波がでたのです。

起きているのにシータ波がでている…、

空海はこの瞑想法によって、視覚と三半規管のずれを遮断したのではないか、

そのことで自律神経は安定し、乗り物酔いが起きなかったのではないか、というものでした。

空海、恐るべし………なのです。


歴史の面白さと健康ネタも追える番組として、

今後この「偉人たちの健康診断」は見続けていきたいと思います。

posted by リハ技士 at 15:24| 山形 ☀| Comment(0) | 番組紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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