2017年08月10日

保健所医師 足りない

【保健所などを拠点に住民の健康を守る公衆衛生医師の不足が深刻だ。なり手が少なく、高齢化が進む一方で、愛知県などは「地域医療を支える大切な仕事」とアピールし、人材確保に懸命になっている。】

{読売新聞(名古屋)・朝刊 2017624日 記事引用}


まず皆さん、公衆衛生という分野を知っているでしょうか。

そしてその中で医師の役割は何があるのでしょうか。

ウィキペディアだと、

「集団の健康の分析に基づく地域全体の健康への脅威を扱う」、

うーん、わかるような…、わからないような微妙な感じ…。

ここは公衆衛生学会のホームページの理事長挨拶が、

長い文章ではありますが、分かりやすかったです。

(以下は上記の引用)

【人々の健康問題の原因を主として人間と社会・環境の関係性の中で分析し、その予防方法や解決方法を研究し、政策の立案や法律・制度の充実を図り、人々の健康意識を高め望ましい行動を促すことなどを社会をあげて実施し、その評価についても研究するなどの、まことに実践的な学問であり技術】

(古典的な定義だと、

1920年にアメリカの公衆衛生学者Winslow)のが一番有名です)


余談ではありますが、

この学会の北海道・東北理事に安村誠司氏がなっており、

今から20年近く前に講演で読んだ先生でした。

実は2011年の秋にも講演を口約束ではありましたが依頼していました、

しかし東日本大震災で、安村先生も講演どころではなくなってしまいました。

いずれまたお呼びしたい、と考えています。


さて、ではその公衆衛生での医師の行うこととは何でしょうか。

いろいろなホームページでリサーチしてみた結果、

公衆衛生医師は、行政における医師としての役割を持つとともに、

地域全体を診て地域の持つ様々な資源がよりよく機能するように地域の調整をして人々の健康を守る活動に従事しています、

また公衆衛生医師には、医療・医学の知識や経験などの専門性が求められ、

災害、食中毒、結核などへの対応、地域医療や救急医療の確保、多岐にわたる課題に取り組んでいます。


では、この公衆衛生を目指す医師が不足しているのでしょうか。

それは、やはり、

公衆衛生そのものが目の前にいる患者さんを対象にしないため、

やりがいという点でマッチしない医師が多いのだと思います。


ブログ管理者、この公衆衛生学会の学会誌を見てみたのですが、

興味がある報告たくさんありました。

例えば…。

一番最近の7月号

「介護認定を受けた高齢者の認知機能変化に関する研究」

その前の6月号。

「地域在住の自立高齢者における膝痛の有症率と膝痛者の基本特性:全数調査」

更にその前の5月号

「基本チェックリストと健診データを用いた縦断研究に基づく要支援・要介護リスク評価尺度の開発」


皆さん、興味がある方は、ホームページを見てください。

posted by リハ技師 at 16:51| 山形 ☁| Comment(0) | コラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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