2017年08月01日

介護の資格 志望者減

【高齢者が増える中、介護保険を利用する人のケアプランを作るケアマネージャーや介護福祉士を目指す人が減っている。2016年度の資格試験の受験者や合格者は減少、人気低下が鮮明になった。研修時間増など制度変更が要因とされるが、背景には待遇に見合わない責任や負担の大きさがある。いずれも現場で中心的な役割を担うだけに、なり手が減れば介護の質の低下を招きかねない。】

(南日本新聞・朝刊 2017619日 記事引用)


まずどの程度減っているのでしょう。

ケアマネージャーはここ7~8年では一番少ない受験者数、

合格率に至っては過去最低の状況。

介護福祉士は、ここ14~15年では一番少ない受験者数、

これで問題なのは前年度の5割の受験者数となったこと、

この影響もあってか介護福祉士の合格率は過去最高の合格率になりました。

こうなるとやはり特に介護福祉士の受験者数急減が問題です。


では、なぜこのように急減したのでしょうか。

記事では、研修時間増などの制度変更を要因にしています。

具体的に言うと、

実務経験ルートで介護福祉士国家試験を受験する場合、介護福祉士実務者研修課程の修了が義務付けられたのです。(研修時間→320時間)

前までは経験が3年以上あれば、研修を受ける義務はありませんでした。

試験内容も1つ付け加わりました。

それは医療的ケア、具体的には喀痰吸引・経管栄養が加わりました。

細かいところも言うと、

試験問題数も120問題から125問題、試験時間も210分から220分に変更となりました。


この制度変更の趣旨としては、研修をきちんと行ったということで、

介護福祉士の社会的評価を上げ、なおかつその資質もあげていこうとしたものです。


しかし問題はやはり処遇(給料・労働条件など)なのでしょう。

社会的評価・資質をあげたとしても、

肝心かなめの特に給料面での評価かが低ければ、

「これだと飯が食えないよ~」という現実につきあたってしまい、

介護福祉士という仕事を選ばない、という人もでてくるのだと思います。

posted by リハ技師 at 18:15| 山形 ☁| Comment(0) | コラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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