2017年07月19日

福祉と介護 「7K」職場の改善術

新書の紹介。

「福祉と介護 「7K」職場の改善術」

佐藤睦夫

経営者新書


この本の内容は1行でいうと、

きつい、汚い、危険などの過酷な介護職場の改善するポイントを述べたもの、と言えます。

(7Kとは、きつい、汚い、危険、帰れない、給料が安い、規則が厳しい、休暇がない、です)

しかしブログ管理者からのこの本の評価としては、

今後の介護は重要な業種であり、

また介護職場業界の労働問題が深刻である、という状況認識は評価できるところがあったものの、

その肝心な改善術が、

どうにもこうにも改善術になっていない、そう思ってしまう内容の本でした。


著者は、

今言われている7Kをポジティブ7Kに変えられれば、そこで働く人は幸せを感じて仕事ができると言っています。

そのポジティブ7Kとは、

希望、期待、感謝、感動、感激、可能性、快感となっています。

そしてこの本での改善術は、

そのような7つの感覚をまず自分自らが感じるようにならなければいけない的なことが書かれています。

だからこそ、

職場では介護のやりがいをきちんとわかってもらう努力が必要だとも言っています。

それがうまくいけば前向きになれると…。

「うーん」「うーん」なのです。

これは部分的には納得できるものの、

これだけだと、7Kそのものの改善に蓋をしてしまっている状態になってしまい、

絶対長続きしない、そう思って読んでいました。

どう見てもこの本の職場改善術は、バランスを欠いているのです。

(7Kそのものの改善は困難があることは十分わかっています、

しかし何かしら対策がないのか、もっと視野を広く、そして深くみていく必要があります)

なぜこのような耳に優しいポジティブ7Kを連呼するのか、

どうもブログ管理者としては、

賃金や職場環境などの改善は現実大変なので、目をつむりましょう、というブラック経営者的な感覚が隠れているのではないかとみてしまいます。


うーん、今回の本はなのでした。

posted by リハ技師 at 19:53| 山形 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 本の紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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