2017年03月06日

高齢者 75歳から

【「65歳以上」とされる高齢者の定義について、日本老年学会、日本老年医学会は「75歳以上」に引き上げるべきだという提言を発表した。65~74歳は新たに「準高齢者」として高齢者と区別するという。】

{毎日新聞(東京)・朝刊 2017113日 記事引用}


上記の引用は毎日新聞の社説です。

他にも同じテーマで、

産経新聞・福井新聞・京都新聞・南日本新聞・高知新聞・中国新聞・山陽新聞の社説読み比べをしてみました。

全ての新聞にいえることは、この老いの定義の変更に関して、

全肯定・全否定している、というところがなかったことです。

他の新聞と比べてやや肯定的傾向が強かった産経新聞も、

「実情に即して見直したい 多様な選択肢を社会の活力に」ということで、

老いの個人差に気を付けなければいけないことを述べています。

やや否定的な論調の福井新聞・高知新聞も、

昔と比べて、現在の高齢者は身体的に若返っていることは、様々な調査から認めています。


元気で働ける人には働ける場所を、

身体が不健康な人には、適切に医療・福祉などを受けてもらう、という当然の対応が必要です。

ただリアルに心配なのは、この提言から「自助」を強要するような雰囲気づくりにならないようにしていくことです。

現在の地域包括ケアの構想も徐々に「自助」に偏ったシステムになりつつあるような印象があるからです。

その個人にとって「自助」「共助」「互助」がバランスよく機能する社会を目指す必要があります。


もう一つ心配なのは年金の支給開始年齢の引き上げでしょう。

この提言とまだ当分直結しないとは思いますが、

今後の年金の議論でこの後継者定義の変化は確実に影響することでしょう。


ブログ管理者的には、

現在の社会保障を維持しつつも、多様な生き方をできるような仕組みにしてもらいたい、

そう願っています。

posted by リハ技師 at 19:17| 山形 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | コラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]


この記事へのトラックバック