2016年01月08日

退院早期に起きやすい日常生活のケアやトラブルあれこれ

1222日の抄読会、PTの報告。

「退院早期に起きやすい日常生活のケアやトラブルあれこれ」

回復期リハビリテーションという雑誌(201510月号)から

執筆者は、株式会社くますま代表の理学療法士。

(この内容は、平成27年度第36PTOTST研修会の講義から)


3つの事例が報告されています。

1つ目は、前向きに取り組め、そのことを継続できる活動を獲得したことで、

退院後も健康的に生活再建できた事例、

3つ目は、退院後の生活環境設定で、1年間の四季をふまえずに、指導したために、

退院後の生活に支障が出た事例でした。


このブログでは、

基本的なことだとは思いつつも重要な内容と思ったので、2つ目の事例を報告しましょう。

その2つ目を簡単に説明しましょう。、

入院中にどのような能力の獲得を目的にするかだとか、

どのような見込みがあるかなどのプロセスをまったく話さず、

まったく本人のリハプロセスの十分な理解を得ないまま、退院。

結局その退院した患者はその指示を与えた入院担当のセラピストが絶対になってしまい、

その後の家庭での環境変化に伴っての受け入れが困難、

そして生活に支障が出た事例でした。


入院最初の時点では、ただ指導する、ということでもいいかもしれません。

入院した当初は、様々な不安が出てくるので、

自分で考えさせるようなアプローチは混乱をきたしてしまうということも考えられるからです。

しかし、ある程度たって落ち着いたら、

きちんと患者さんがどのように生活をすることがいいのかということを考えてもらうようなアプローチが必要になってきます(認知症などの判断能力が低下している人は除く)

そうすることの方が、

患者さんが本当に行いたい生活を目指すことができますし、

本人もその生活を目指すという大目的という核があるために、

環境変化があっても様々な対応を受け入れるという柔軟性が出てくるのです。

もちろん、その他の退院後に考えられることを事前に入院中から、

患者さんとともに話し合っていくことが大切です。

まぁ、とにかくインフォームドコンセントをしっかり行う、という基本中の基本をしっかり行うことが大事になります。


、ということで今日は終わり。

実はもう一つ抄読会の報告が残っていました。

日曜日にその最後の1つ紹介し、

月曜日に抄読会ランキングという流れにしたいと思います。

posted by リハ技士 at 21:10| 山形 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 抄読会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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