2015年05月21日

介護報酬改定と今後のデイケア

またためてしまった抄読会報告。

今回は4月21日に報告された

「介護報酬改定と今後のデイケア」。

今回の厚生労働省から出された介護報酬改定内容から、

通所リハ責任者として今後どのようにすべきかを報告したものとなっていました。


今回の通所リハのリハ技士からみた大きな目玉はなんといっても、

リハマネジメントUでしょう。

利用者主体の日常生活に着目した目標設定

他職種協同を実現するための具体的な仕組みの導入

プロセスマネジメントの導入等、大きな改革となりました。


この算定要件が

・リハ会議を開催し、利用者、家族、医師、リハ、ケアマネ、その他関係者が参加し、目標やリハ内容を共有する。

・リハ計画について、医師が利用者または家族に対して説明し、同意を得る。

・開始月から6カ月以内の場合は1カ月に1回以上、6か月を超えた場合は3か月に1回以上、リハ会議を開催し、リハ計画を見直す。


皆さんのところではどの程度このリハマネUを取れているでしょうか。


当院デイケアの今後の取り組みとして、報告者は、

・ソーシャルケア(社会活動、参加機会の確保)、レスバイトケア(介護者の精神的・身体的介護負担軽減)への対応

・個別性を重視した、適時適切なリハビリテーション医療の提供

・マネジメントの強化、システム整備

・自立支援の強化 生活の場における課題の解決

・自己選択、自己決定できる多様なプログラムの提供

を挙げていました。

やや抽象的な言い方でははありますが、報告者の言わんとしている方向性は間違っていないでしょう。

身体的訓練にとどまらずにより個別性のある生活に根差した訓練やその管理、

ただ家の中だけの生活ではなく、

地域の様々なサービスを想定しての柔軟な対応、

そして自己決定権の重視、

結局、地域で幸せに生きていくことの支援を科学的に分析しながらも、

様々な意義のある対応(ワンパターンな対応をしない)を図っていく、ということなのでしょう。


もしかしたら、

来年度の診療報酬改定のリハビリ分野において、

この介護報酬のリハマネジメントUの考え方が一部踏襲される可能性があります。

posted by リハ技士 at 15:45| 山形 ☔| Comment(2) | TrackBack(0) | 抄読会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
訪問看護、訪問リハビリでも、介護報酬改訂は影響を受けています。デイケアも大変なんですね。
会議を何回も開く必要が本当にあるのか気になりますが。
Posted by 名無しさん at 2015年05月21日 19:25
名無しさん、コメントありがとうございます。そうですね、加算を取り始めての6月内は1月に1回以上は結構きついと思います。現在の3か月に1回の会議・資料準備でも、スタッフから聞くと大変とのこと。しかし次回の介護報酬改定ではリハマネ1はなくなり、リハマネ2が標準になるだろうといわれています。
つまりリハマネ2がとれる体制を次回の介護報酬改定まで整えなければいけません。当院ではやっと来週からリハマネ2をとる予定です。
Posted by ブログ管理者 at 2015年05月22日 19:03
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]


この記事へのトラックバック