2015年04月10日

大人の紙おむつ最新事情

【大人用紙おむつや吸収パッドの国内最大手、ユニーチャーム(東京都港区)は昨年7月までの約4年をかけた研究調査で、寝て過ごす時聞の長い要介護高齢者の尿成分に、吸収パッドを目詰まりさせやすい成分が混入していることを発見した。

 同社などの調べによると、寝て過ごすことの多い高齢者の尿は健康な成人に比べ、濁りが多かった。寝たままでの排尿だと腹圧がかけにくく、尿を出しきれないケースが多い。残尿の栄養分により菌が繁殖することで、リン酸マグネシウムアンモニウム結石などの不純物が生成されるためだ、

 「不純物が吸収パッド表面で目詰まりし、吸収スピードが310倍悪化することで、尿漏れにつながっていた」と同社グローバル・マーケティング本部の池田あゆみアシスタントブランドマネージャーは説明する。

 同社はパッドの表面に凹凸を持たせ、その厚みで不純物をとらえ、尿を透過させる空間を確保する新技術を開発。その技術を採用した夜用尿とりパッド「ライフリー一晩中安心さらさらパッド」を昨年11月下旬に介護施設や病院、介護用品店向けに発売した。】

{産経新聞(東京)・朝刊 2015120日 記事引用}




うーむ、おむつ業界も、様々な排泄問題に関しての分析を行い、

商品の改良に向けて日々努力しているのだなと思わせる記事です。

まず最初の寝たままの姿勢だと腹圧がかからずに残尿になりやすい、

そのために尿内に不純物がでてしまう、というところに注目でしょう。

寝たきりで排泄することの問題が、尿にも影響することを知ることによって、

更に寝たきりの害をあらためて認識させるものでした。

次の男性の尿漏れ女性より多いというのは考えてみれば、なるほどです。

男女の性器の構造を考えれば、男性の方がフィットさせるオムツは作りづらいかもしれません。


まだ、どのようなオムツの問題があり、

それに対してオムツ業界がどう工夫して対応していくのか、見守りたいと思います。

posted by リハ技師 at 18:21| 山形 ☁| Comment(1) | TrackBack(0) | コラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
中国の介護、介護用品について私の中国人の友人からいろいろ問い合わせが来ております。例を挙げますと、紙おむつの原料が粗悪の為皮膚がかぶれる等の話がありました。話を聞きますと、中国での介護は日本と比べると30年くらい遅れているように感じられます。私の中国人の友人は、日本の技術を導入することにより日本の介護環境に一刻も早く近づけたいと思っております。貴病院のお力をお借りして中国での介護技術を高めたく思っております。つたない文章でご理解できたか心配ですが、ご関心がお有りであるようでしたならばご連絡頂けましたら幸いです。
Posted by 久保田義雄 at 2017年04月20日 12:16
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