2014年05月01日

観念失行

リハビリテーションワード、
今回は観念失行。

【………Liepmannは、観念失行とは運動企画イメージBewegungs Entwurf(ideational sketch)の障害によって生まれるのだと考えた。このイメージは時間空間的な性質を持っているので、これが壊れると、個々の肢節運動は正確にできても、複雑な運動はできなくなる。したがって、複数の物品を次々と使うような系列行為において最も障害が目立つことになる、とLiepmannは考えた(山鳥、1984)】
(高次脳機能障害の作業療法 三輪書店 317ページ引用)

実は前回の観念運動失行は、古典的な定義を述べているようでした。
上記の引用も古典的定義です。
失礼しました。

では山鳥先生が定義したものを挙げましょう。
まず観念運動失行から…。
【言語命令を媒介として喚起可能な種類の、社会的習慣性の高い客体非使用性運動行為の意図性実現困難】

次は観念失行、
【日常慣用の物品の使用障害】

(上記2つとも、
神経心理学入門 医学書院 上記140ページ、下記147ページ引用)

うーん、山鳥先生の方がわかりやすい。
詳しくは、引用文献を参考にしてもらいたいです。

まぁ、単純に、
観念運動失行は、
物品を使用しない日常的によく使用する動作が意図的にできない、
そして模倣もできない、ということ。
観念失行は、物を操作する時にその物自体は認知しているのに、
困っていたり、その操作が間違っていたりすることを言うようです。

次回は。γ運動神経です。
posted by リハ技士 at 20:51| 山形 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | リハビリテーションワード | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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