2014年04月30日

観念運動失行

リハビリテーションワード、
今回は、観念運動失行。

【Liepmannは観念運動失行を、「これから遂行しようとする運動についての時間空間的運動企図イメージBewegungs Entwurfと、個々の肢節運動についての運動記憶kinetische Egramm(limb-kinetic memory)との間に解離が生じている状態」と定義した(山鳥,1984)。これに基づいて彼は、観念運動失行の本質を「ある状態ではできる運動が意思的、意図的にはできなくなること」とした。したがって症状の中核は”運動の取り違え”である。また、模倣によっても症状は改善しない。】
(高次脳機能障害の作業療法、三輪書店 318ページ引用)

ある状態でできるというのは、
臨床上よくあるのは自然と何か行動した時です。
そのような時にはスムースにできるのに、
意識して行うとできなくなってしまう、うーん、不思議です。

評価の仕方としては、じゃんけんなぞはいいでしょう。
最初、同じグー・パー・チョキが模倣できるか、確認します。
その後、様々なコミュニケーションをしてから話の流れでじゃんけんをするように持っていき、
最初はグー、といってじゃんけんをします。
(これであれば自然の流れになるはずです)
自然の流れではできて、模倣では出来ない場合は観念運動失行と言っていいのでしょう。

次回は、観念失行です。
posted by リハ技士 at 16:06| 山形 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | リハビリテーションワード | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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