2014年04月08日

原発再稼働推進の疑義W 現在の原子炉の状態

原発再稼働推進の疑義W
ネタ本は、NEWTON 4月号
特集「災厄 福島原発1000日ドキュメント」
PART1の過酷事故の連鎖

最終回 現在の原子炉の状態

【…1〜3号機の原子炉内で溶け落ちた核燃料のくわしい情報はいまだ不明だ。原子炉に注入した水が、高濃度汚染水となって建屋の地下にたまる状況は、今もわかっていない。2014年1月現在も、約9万トンの高濃度汚染水が、原子炉建屋やタービン建屋の地下にたまっている。
1〜4号機は、2012年4月に法律上は「廃止(廃炉)」になっていた。5号機と6号機も2014年1月31日づけで廃止(廃炉)が正式に決定した。これで福島第一原発の原子炉は、すべて廃止となった。
 今後、1〜3号機の原子炉で溶け落ちた核燃料の状態を調べて、それを取りだす方法を検討するための開発研究が行われる。5号機と6号機は、それらの研究開発のための実物大の実証試験(モックアップ試験)に利用される予定だという。なお、5号機の原子炉は1〜3号機と同じタイプの原子炉(マーク1型)である。
 法的には廃止が決まったといえども、40年以上かかるとされる実際の廃炉作業は、まだはじまったばかりといえるだろう。】
(NEWTON4月号 78ページ引用)

原子炉の状況は全くまだわかっていない、放射線が高すぎて近づけないからです。
原発事故で本来一番検証しなければいけないのは原子炉です。
特に津波に来る前に地震で損害があったのではないか、国会事故調では指摘されています。
もちろん、国会事故調も様々な状況を総合的に分析して、そのような指摘をしました、
しかし、当然物証はありません。
その物証がなければ具体的な問題は本当はわからないのです。
しかし原子力規制委員会はその物証は確認せずに、
世界で一番の安全基準を作るの、一点張りです。
ブログ管理者もその安全基準の概要版をみました、
もちろんこの分野は素人なので、具体的なことはわかりません。
しかし素朴な疑問が………、
国会事故調や政府事故調で指摘された設備的な問題点、
まだ新規に建てるというのであるならばまだわかりますが、
既存の施設がちょっとした工事をやることで世界最高の安全基準になるのかどうか……、
あやしい、と感じてしまいますが、いかがでしょうか。

あと廃炉の問題。
原子力規制委員会は今年中におそらくどこが世界最高水準の安全基準をクリアしていると報告し、
再稼働するところが相次ぐ可能性が高いでしょう。
それよりも早く廃炉にした方が良い原発を原子力規制委員会は指摘するべきです。
いつ地震が起きてもおかしくない状況であることがわかった今、
そのことをもっと早く国に指摘するべきではないでしょうか。
もちろん、その原発内で暮らす地域の人たちをどう支えていくかは考えていく必要があるでしょう。

今回で原発再稼働推進の疑義Wはいったん終了します。

次回からは止まっていたリハビリテーションワードを再開します。
posted by リハ技士 at 20:11| 山形 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 震災・原発 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]


この記事へのトラックバック