2014年04月03日

原発再稼働推進の疑義W 汚染水対策

原発再稼働推進の疑義W
ネタ本は、NEWTON 4月号
特集「災厄 福島原発1000日ドキュメント」
PART1の過酷事故の連鎖

汚染水対策

【2013年9月26日に政府が発表した汚染水対策の基本方針は、「汚染源を取り除く」「汚染源に水を近づけない」「汚染水をもらさない」の三つである。これにもとづいて、各種対策が行われている。
 その中でも、汚染水の流出と流入を食い止める抜本的な対策として期待されるのは、鉄製の管による「海側遮水壁」と、凍土方式による「陸側遮水壁」だ。
 海側遮水壁は、18〜27メートルの鉄製の管(鋼管)を、1〜4号機の海側に打ちこみ、横に連結させることでつくられる。建屋の地下にたまった汚染水が海へ流れ込むのを防ぐ「汚染水をもらさない」ための方策だ。
 陸側遮水壁は、1〜4号機の原子炉建屋とタービン建屋を取り囲むようにつくられる予定だ。冷却材が通る管を地下30メートルほどの深さまで埋め込み、その周囲の水を土ごと凍らせることで壁(凍土壁)にするという方法でつくられる。「汚染水に水を近づけない」ための方策だ。
 凍土方式のメリットとして、すでにある建屋の地下構造物を邪魔することなく設置できるという点がある。建屋の地下には、配管を通す通路などが数多く通っている。凍土方式の場合、地下に設置するのは細かい冷却材の管だけなので、地下構造物のすき間をぬって壁が作れるのだ。
 一方で、凍土方式による遮水壁はトンネル工事などで使われることはあるが、これほどの大規模なもの(長さ約1.5キロメートル)は過去に例がないため、効果を疑問視する声も上がっている。】
(NEWTON4月号 70ページ引用)

この凍土方式、これだけ大規模な工事は今まで経験がないということがかなり不安です、
またこの凍土方式は、短期(2年程度)の運用実績はあるものの、長期的な運用実績はないため、
長期的に本当に耐えうるのかという検証はされたのか気になります。
まず短期的にこの方式で行って、長期的な対応はこれからということであればいいのですが、
そのような提起は政府の方からはなにもないようです。
そもそも本当にこれだけの規模を全て凍らせることが出来るのか、という規模自体も未知数なのですから…。
うーん。
またこの冷却は大量の電気を使用しますが、
これがトラブルで電気が復旧しないという事が起きれば………。

だったらおまえはどのような対策があるのだという反論が返ってきそうです。
しかしこれは小出氏が2011年の時点で述べていたように、
地下水に接触する前に囲いをつくって汚染の広がりを防いでいく地下ダムをつくる、という案はどうなんだろうと思ってしまった時もありました。
ただこれは金額が1000億以上かかる、
またこの工事をする労働者に被曝してしまうという問題で、見送られているようです。
お金はいいとしても、労働者の被曝は確かに………。

その他の案となると、確かにブログ管理者も案は確かに浮かびません。
そうなるとやはり現在のこの凍土方式しかないのでしょうか。
まずこの凍土方式の大規模で行う検証、長期間で行う検証をきちんと行う、それしかないのかもしれません。
そのことで汚染水を防ぐことをここでは願うしかありません。

次回は、核燃料の移送です。
posted by リハ技士 at 20:32| 山形 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 震災・原発 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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