2014年03月24日

原発再稼働推進の疑義W 循環注水冷却の開始

原発再稼働推進の疑義W
ネタ本は、NEWTON 4月号
特集「災厄 福島原発1000日ドキュメント」
PART1の過酷事故の連鎖
(参考文献として、国会事故調報告)

循環注水冷却の開始

【2011年6月14日、汚染水を回収・浄化し、原子炉への冷却経路へと循環させるシステムがようやく完成し、動きはじめた。原子炉の冷却(注水)をつづけ、かつ汚染水をこれ以上ふやさないためには不可欠なシステムだ。
 建屋の地下などにたまった高濃度汚染水は、まずは油分を除去する装置を通される。次に、アメリカのキュリオン社のセシウム吸着装置へと通される。………(中略)………。
 その次は、フランスのアレバ社の除染装置でさらに処理が行われる。汚染水に薬品をまぜて化学反応を起こし、放射性物質を沈殿させ、分離するのである。
 こうして主要な放射性物質が除去された水は、淡水化装置に運ばれる。塩分や溶けている放射性物質などの水以外の不純物を通さない膜(逆浸透膜)を通過させると、水は”ほぼ淡水”となる。この水を、ふたたび原子炉の冷却へと再利用するのである。
 2011年8月からは、日本の東芝などが製造する「サリー」という第二セシウム吸着装置も加わった。一方、アレバ社の装置は配管がこわれるなどのトラブルがつづいたうえ、廃棄処分がむずかしい高放射能の汚泥が生じるため、2011年9月には使用されなくなった。………(中略)………。
 このシステム(ブログ管理者注:サリーのシステムのこと)を通すと、汚染中のセシウム濃度を1000分の1から1万分の1に減らすことができる。処理量は、最大で1時間に約70トン(1日で約1700トン)である(2011年9月実績)】
(NEWTON4月号 62ページ引用)

1日で1700トン、
うーん、あまり実感がわかないぐらい、とにかく凄い数値です。

汚染水を奇麗にして一部をリサイクルして冷却するという仕組み、
なかなか良くできた仕組みかと一時は、そうブログ管理者は考えていました。
放射性物質まじりの油、セシウム吸着装置で吸着された放射性物質などは、
たまり続けるだろう、
そしてそれはきちんと敷地内で保管しなければならないとは、
何となくは考えていましたが………。

しかし一部の水(濃縮塩水)はたまる一方であることは見落としていました、
なんと100トンの汚染水ではその半分が濃縮塩水となってしまうのです、
つまり、それが全てタンク補完になってしまうのです。
(つまり1日1700トンの汚染水を循環させているので、毎日850トンの濃縮塩水がたまり続けていくのです)
またこのシステムは建屋の地下に亀裂などが入っていないという事が前提でした。
しかし…。

次回は、冷温停止状態。
posted by リハ技士 at 20:30| 山形 | Comment(0) | TrackBack(0) | 震災・原発 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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