2014年03月21日

原発再稼働推進の疑義W 汚染水が流出

原発再稼働推進の疑義W
ネタ本は、NEWTON 4月号
特集「災厄 福島原発1000日ドキュメント」
PART1の過酷事故の連鎖
(参考文献として、国会事故調報告)

汚染水が流出

【事故発生以降、核燃料を冷やすために、原子炉建屋に海水や淡水がひたすら注入されてきた。たとえば3号機の場合、3月23日までに、約4000平方メートル(4000トン)もの水が注水された。もし3号機の格納容器が健全であったなら、すべて格納容器(容積約1万立方メートル)の中にたまったはずだ。しかし、原子炉の圧力容器と格納容器は破壊され、密閉性はとうに失われていた。
 3月24日、東京電力の協力会社の社員が、3号機のタービン建屋地下1階にたまっていた、高濃度の放射性物質を含む水によって被曝するという事故が発生した。
 溶け落ちた核燃料に多量に含まれている放射性物質であるセシウムは、水に溶けやすい。事故の発生以来注ぎつづけてきた大量の水は、格納容器の底にたまった核燃料から放射性物質が溶け出して「汚染水」となり、建屋の地下にたまっていたのだ。
 そのような状況の中、4月2日には、2号機の取水口付近で、1時間当たり1000ミリシーベルトというきわめて高い放射線を放つ汚染水が海へ流出していることが発見された。高濃度に放射性物質を含む汚染水は、1〜4号機の建屋の地下に加え、タービン建屋の地下から海側の取水口へとつながる通路の中にもたまっていたのだ。この通路は「トレンチ」と呼ばれており、本来はタービン建屋に海水を引き込む管などが通る場所である。
 その後、5月11日にも、3号機の取水口付近で高濃度の汚染水が海へ流れ出していることが判明した。調査の結果、2011年5月末時点で、およそ10万トンもの汚染水が建屋の地下にたまっていると推定された。この汚染水に含まれる放射性物質のうち、最も多くの放射線を放っていた物質が「セシウム137」だ。10万トンの汚染水には、160ペタベクレル(16京ベクレル、ペタは1000兆の意味)もの大量のセシウム137が含まれていると算出された】
(NEWTON4月号 60ページから引用)

NEWTON4月号61ページに「汚染水は3月から流出」が始まっていたと書かれています。
これを信頼するならば、当然東電は知っていたはずです。
実際に発表したのは4月に入ってからでした。
もちろん、持っているデータの信頼性を何度か確認する作業が必要だったのかもしれません。
しかし、このような非常時にはたとえ不確定な情報でも情報を流し(非常時の場合は、最悪な事態を想定し進めるべきです)、
被害が大きくならないうちになるべく早く世界の科学者から様々な情報をもらう事で、
汚染水の被害をもっと少なくする事が出来たかもしれませんでした。
(実際に2011年5月までに海に出た汚染水は、2014年1月までにでた汚染水の99%でした)

あとは素人的に考えると水以外に何か冷却するすべはないのかとも思ってしまいます。
このような大量の水の注入が汚染水を作り出しているのですから………。
(実際に故吉田研究所元所長は、水以外の冷却を事故当初から検討していたと言われています)

次回は、循環注水の冷却 です。
posted by リハ技士 at 16:21| 山形 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 震災・原発 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]


この記事へのトラックバック