2013年10月09日

歯のカルテ統一へ 大災害の発生時、迅速に身元確認

『厚生労働省は、大規模な災害や事故が起きたときに身元確認のために遺体の歯の治療記録を使いやすくするため、歯科の電子カルテのフォーマット(形式)の統一を進める。フォーマットがばらばらで照合に時間がかかった東日本大震災の反省も踏まえたもので、将来は全国的な統一データベースも視野に入れている。
 遺体の損傷が激しくても残っている歯の治療痕と、かかりつけ歯科医師が持つカルテを照合することで身元がわかる。古くから行われていた手法だが、東日本大震災ではあまりうまくいかなかった。
 津波で多くの遺体が広い範囲で流され、かかりつけ歯科医師がわからないケースが多かったことや、カルテ自体が失われたためだ。さらに、歯科医師が使っている電子カルテの入力項目などのフォーマットがメーカーごとに異なり、照合が難しかった。データの再入力が必要になるなど混乱を招いたため、厚労省は歯の統一電子カルテづくりを進めることにした。』
{朝日新聞(東京)・朝刊 2013年8月14日 記事引用}

現在、行方不明者は何人いるのでしょうか、
最近のデータが見つからなかったので、今年の3月11日のデータを見てみました。
行方不明者、約2800人とでています。
そのような遺体が帰って来ないまま、
ずっと待ち続ける遺族、その苦しい思いは想像を絶します。
あるテレビ番組で行方不明者の家族が何度も、
砂浜に何度も何度も自分の家族の遺体の一部がないか探しているシーンを見ました。
テレビを見ているブログ管理者も胸が締め付けられました。
(何か本当に方法はないのでしょうか)
また長く遺体が見つからず、その後、遺体が見つかった家族を追った番組では、
遺体が見つかったことによって、
気持ちとしてけじめをつけることができ、
前向きになんとか頑張ろうと踏み出すことが出来るようになったという内容でした。
遺体が家族に戻る、という事は特に家族にとっては、
本来は欠かせないことなのだと思います。

今回の記事によって、身元確認が迅速に出来ることによって、
遺体を家族のところに戻すことができ、
少しでも遺族の心情を和らげることができます。
そしてそれから一歩ずつ、将来へ踏み出すことができます。
今回の東日本大震災の教え、歯のカルテ統一、
是非とも早く統一して、
迅速な遺体の身元確認につながれるようにしてもらいたいです。
posted by リハ技士 at 21:00| 山形 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 震災・原発 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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