2013年09月30日

診療記録流失 グーグルグループ

『国際交渉の内幕から、認知症患者の病状、中学生の学習態度―。「内輪」でしか読めないと思いこんでいた情報がインターネットを通じて世界中に「公表」されていた。グーグルグループの利用者から様々な情報が意図せず流出していた問題は、無料で便利なサービスでも、使い方を誤れば個人の尊厳を踏みにじり、国益を損ないかねない怖さを浮き彫りにした。』
『「医師と家族だけのやりとりだと信じて説明したのに」。東京都世田谷区の女性(76)は、ネット上に公開されていた夫(81)の診療記録を見て、額に手を当てたまましばらく言葉を失った。
 がんの転移や人工肛門の装着、精神を安定させる薬の服用も書かれている。女性は「夫に伝えていないことまで載っている。意図的でないとしても、あまりに軽率」と憤った。
 この診療所が系列の別の診療所と一緒に登録していたメールには104人の診療記録183件が添付され、「認知機能の低下あり」「胃がん。オペ(手術)不能」といった表記もあった。
 診療所は「緊急時にどの医師でも対応できるように情報共有する目的だったが、軽率だった」とし、「患者さんには本当に申し訳ない。情報が悪用されないことを祈るしかない」と話した。
 「流出」した中には、子どもの身体や家庭に関する情報もあった。
 関西地方の私立女子高校のクラブ関係者が顧問ら指導者のために開設したメールには、部員32名の顔写真や住所、電話番号のほか、生年月日や身長体重、病歴やアレルギーの有無も載っていた。』
{上記2点 読売新聞(東京)・朝刊 2013年7月10日 記事引用}

あまりにもお粗末、そう言うしかないでしょう。
初期設定のまま使用していたようで、これだと閲覧者の制限がかからなかったために、
誰もがその情報を閲覧できるようになっていました。
そのようなミスが、記事にある診療所や学校だけでなく、
読売新聞も一時期、記事の情報が閲覧できるようになっていたり、
外務省や国交省なども同じような間違いをして個人情報や公にしてはいけない情報を
誰もが閲覧できる状況にしていたのです。

しかし、まずそもそもこのような個人情報、
グーグルを使用した事自体に問題があるのではないかと考えてしまいます。
国際問題になるようなものは当然として、
個人情報が絡むものはきちんとお金をかけて、セキュリティのしっかりとしたものにすべきでしょう。
安易に無料だから、安いからといって使用すべきではありません。
グーグルだってそのような事を想定していなかったでしょう。

皆さんのところではこのような使い方はしていませんか。
posted by リハ技士 at 19:34| 山形 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | コラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]


この記事へのトラックバック