2013年09月29日

再び脚光浴びる「そろばん」

『昔ながらの習い事、そろばんが再び脚光を浴びている。頭の中のそろばんで計算する「イメージ暗算」に取り組んだり、算数の文章題を絡ませて考える力を養ったりする珠算塾が人気。認知症予防に活用する施設もある。計算力向上はもちろん、脳の活性化や集中力の強化にも役立つという効用面が見直されている。
「願いましては8円なり、引いては6円なり、足すことの…」。東京都練馬区の珠算塾「南ヶ丘数理学院」では、自動音声とともにパソコンの画面に数字とそろばんの玉が現れ、小学校低学年の児童らが真剣な表情で暗算に取り組んでいた。
頭の中に浮かべたそろばんの玉を実際に動かすようにイメージして計算する(イメージ暗算)の授業だ。「そろばんは目と耳と指先を同時に使うことで脳の活性化を促す。計算力以外にも集中力や記憶力などを養う効果も期待できる」と、塾を経営する加山和男さん。
………(中略)………。
デイサービスを展開する「おとなの学校」は高齢者の認知症予防の一環として、そろばんを導入している。時間割に沿って国語や算数などを学校の授業のように学ぶユニークな介護施設だ。
東京都港区の「南青山校」に週3日通う鈴木幸子さん(88)は「小学校以来、約80年ぶりのそろばんだったが、指が自然に動いた」と笑顔。出張事業を請け負う老舗そろばんメーカー「トモエ算盤」の藤本トモエ社長は「高齢者はそろばんの経験があり、抵抗なく入れる。意欲が刺激されて学ぶことの喜びを実感できる」と強調する。
日本珠算連盟などによると、珠算能力検定試験の受験者数は平成23年で21万人超と、ここ数年は微増傾向にあるが、ピークの1980年代初めと比べると約10分の1の水準。最近の人気も、資格取得よりそろばんの効用に対する期待感の方が強い側面があるようだ。』
{産経新聞(東京)・朝刊 2013年7月29日 記事引用}

子どもの頃にそろばんを母親から教えられたことがあります、
結局馴染めず、途中で放り出してしまいました。
ただ母がよくそろばんを使用していたので、
よくもあんな複雑な計算をあの珠で答えられるものだと感心して横で見ていた記憶があります。
ブログ管理者も途中でそろばんは放り出したものの、
計算自体は得意で小学校の時に暗算の問題で初めてクラスで一番になった事があります、
最初で最後のクラストップでしたが…。
ただし今でも簡単な暗算を早く解くことは自信があります。
その私も珠算をかなりやっている人の暗算には度肝をぬかれます。
そのような人は記事にあるように頭の中でそろばんをはじいて計算していると聞きました。
そこまで達するためには相当の修業が必要でしょう。

そしてこれが高齢者の認知症予防に活かされようとしています。
経験している人であれば、
昔行った事があるという手続き記憶を活かせるということ、
そして指を細かく使用するということ、よく見てやらなければいけないこと、
そして当然頭も使います、
そして上手くできるようになれば、それはやはり楽しくなります。
もちろんこのそろばんだけでは飽きますが、様々なアプローチの一つとしては
人によっては非常に有効だと思われます。

昔の教育の根本をなすものとして、「読み書きそろばん」と言われてきました。
これは現在では認知症予防にも活かせます、
認知症予防の本を読むと、
たいがい読むことと書くこと、そして計算する事が認知症予防にどうつながっているかが説明され、
そして具体的な訓練方法が書かれています。
計算は川島先生のドリルみたいな形で取り組んでいるところが多いでしょうが、
そろばんも面白いアプローチです。

放り出したそろばんではありますが、ちょっとだけやってみたくなってきました。
posted by リハ技士 at 18:40| 山形 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | コラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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