2013年09月27日

傾聴ボランティア 元企業戦士 お年寄りと交流

【6月、神奈川県伊豆市の特別養護老人ホームの集会場に笑い声があふれた。同市の傾聴ボランティアグループ「話和輪(わわわ)の会」の杉浦忠さん(69)は週1回、ホームを訪れてお年寄りの話を聴く。
 「私のお店はね、学生に大人気だったの。勉強がしっかり出来るように、夜までお店をあけていたからね」「それは喜ばれたでしょうね」
 杉浦さんは、大学の近くで書店を営んでいたという90歳代の女性の話をうなずきながら聴き続けた。語り手の言葉をありのままに受け止め、共感しながらじっくり聴き入る。
 杉浦さんが、この活動に興味をもったのは45年間勤めた映像製作会社を社長まで務めて退いた4年前。退職の半年前に、妻をなくした。喪失感から心身のバランスを崩し、アルコール依存症になりかけ、外にでるきっかけを探した。
 「傾聴ボランティア」の記事を読み、すがるような気持ちで養成講座を受けた。会社では取引先の話をじっくり聞く機会も多く、「『ただ聴くだけなら』と軽く考えていた部分もあった」という。
 受講後、同会では特養ホームの訪問を始めた。最初は会話が続かず、気まずい雰囲気になることも多かった。社長にありがちな上からものを言うような態度や、「ボランティアで聴いてあげている」という様子はすぐに伝わってしまい、お年寄りは話してくれない。
 それでも通い続けるうちに、空襲の体験や、新婚当時の苦労話などをぽつりぽつり話してくれる人がでてきた。他人の人生に興味がわいて、真剣に耳を傾けるようになると、お年寄りが人生で経験した出会いや思い出、そんな「宝物」を見せてくれるようになった。
 普段は寝ていることが多い女性が、杉浦さんが来ると目を覚まし、昔話を始める。「神社のお祭りが楽しかったなぁ。昔のこと言っても若い人には分からないからね。うれしいのよ。そう言って目を輝かす。
 杉浦さんは、「いろいろな苦労を乗り越えて生きてきた話を聴くと、自分にとっても生きていく勇気になった」と振り返り、「誰かの役に立ちたいと思って始めたボランティアは、いつのまにか自分が楽しくて、生活に欠かせないものになっていた」と話す。】
{読売新聞(東京)・夕刊 2013年7月24日 記事引用}

傾聴するということは、どのような人に効果をうみ、
そしてその効果の内容はどのようなものなのでしょうか。
まずどのような人が傾聴という行為を求めるのか、
それはおそらく孤独を感じている人ではないかと考えています。
辛かったこと、悲しいこと、憤慨したこと、楽しかったこと、
様々な事を体験したことを誰かと共有したい、
そしてそのことでその人とつながりたい、そう思っているのではないかと推測します。
今回の記事では高齢者の人たちです、
高齢者は話を聴いてくれる友人・家族を次々となくしている場合が多いでしょう、
本来はそのような人たちとの何気ない会話、そして愚痴などをしゃべりあう日常生活が、
孤独をなくし、私たちの心を癒しているのです。
しかし、そのような人たちとのつながりは徐々になくなっていきます。
その意味では傾聴ボランティアは、
ブログ管理者からみると、新たな関係づくりという意味をもっていると思われます。

被災地での被災者への傾聴ボランティアもあるホームページでみかけました。
被災地では家族・友人そして仕事もなくし精神的ダメージを受けている人たちは数多くいます、
そのような被災者は孤独だけでなく、
今後どのように生活していくべきなのかという強い不安を抱いています。
そのためには国は様々な支援を、まだしていくことは数多いと思われます、
しかしやはり様々な関係をなくし、孤独を感じている人たちは多いでしょう。
この傾聴ボランティアで支えられた人も多いことを、
そのホームページで知りました。

傾聴ボランティアは、
このような被災者から高齢者まで幅広く活動しています。
将来、あなたも、やってみてはいかがですか。
posted by リハ技士 at 17:33| 山形 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | コラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]


この記事へのトラックバック