2013年09月03日

「仕事」ができる高齢者住宅

下記に何回かでてくる「サ高住」というワードは、
「サービス付き高齢者住宅」の事を言っています。
『栃木県那須町のサ高住「ゆいま〜る那須」では、60〜89歳の45人が暮らしている。厨房で、入居者の小泉実さん(76)が慣れた手つきでそばを打っていた。「いくつになっても仕事ができるのは、いいね」と笑う。
 群馬県内で30年以上、そば店を経営していた。妻(67)が脳梗塞で倒れたために店を辞め、2010年に夫婦で入居。スタッフの勧めでそばを打ってみたところ好評で、12年から食堂の昼用メニューに採用された。週2回、要介護3の妻がデイサービスに行っている間、台所に立つ。
 売り上げから材料費などを引いた残りが小泉さんの収入で、月約1万5000円。「気分転換になるし、『おいしい』と言ってもらえるのが一番うれしい」。食堂では他に2人が、調理の仕事をしている。
 入居者が<働ける>仕組みは他にもある。車での送迎や買い物の同行など、各自が「できること」を希望者に提供すると、食券として使えるハウス内通貨がもらえるのだ。理容師だった正木敏子さん(71)はヘアカットをしている。「引退したつもりだったけれど、人のお役に立てて幸せ」と話す。
 ハウス長の篠崎美砂子さん(62)は「入居者はサービスを受ける側になりがちだが、仕事や役割を持つことで、張り合いのある暮らしをしてもらいたい」と狙いを説明する。』
{読売新聞(東京)・夕刊 2013年6月25日 記事引用}

毎年、3月になると定年退職者を送別する会が法人で開かれます。
当法人は60歳で定年、65歳まで再雇用制度があり、臨時職員として仕事ができます。
現在は年金の支払いの関係で65歳までは仕事を続けられるようになっていますが、
巷(ちまた)では今後、年金は65歳でも、もらう事はできないという情報も飛び交い、
10〜20年後は68歳からでしか年金はもらえないのでは、という憶測も…。
当然そうなれば68歳まで仕事ができるようにしてもらえないと生活が成り立ちません。
このように仕事は生活のためにおこなっているという意味合いがあります。
しかし、記事にあるように仕事をすることでその人が元気になれるというは当然あります。
当院の定年退職者でも60歳定年ですぐ退職する人たちはいますが、
その人たちは家庭内での役割が十分にある方たちだと思われます。
(逆に65歳まで働く人は家庭内で役割がないという事を言いたいのではないのでご注意を…、
その人によって家庭内役割だけで満足する人と、
プラスして仕事の役割をもったほうが満足できる生活できる人がいます)。
どちらにしろ、人間は何か役割がないと活き活きと生活できない性(さが)をもった生き物…、
だとブログ管理者はとらえています。

今後の介護保険のサービスはただ受身的なの介護・リハでなく、
もっと患者さんが積極的に動けるような課題設定なり、環境づくりなりなどをしていく必要がある、
そう考えます。
posted by リハ技士 at 15:48| 山形 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | コラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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