一昨日の抄読会、PTの報告。
タイトルは、
「リハビリテーション分野における統計・研究法講習会」
この報告、2回に分けて報告されます。
今回はその1回目、主に研究計画について報告されました。
(この報告は出張で聞いてきたことの伝達講習になります)
この中で特に重要だと感じ紹介するのは、
クリニカルクエスチョン(CQ)、
リサーチクエスチョン(RQ)です。
CQとは何でしょうか。
「臨床の場で感じている疑問、解決するべき課題」
では、RQとは何でしょうか。
「CQを、
どんな患者に
何をすると
何と比べて
どのような結果を得るか、
という形で明確化したもの。
そして、それが明らかになると臨床に利益があるもの。」
では良いRQとは何でしょうか、
実現可能性・興味深さ・新規制・倫理的配慮・重要性全てが満たされたものが、
よきRQとなります。
そしてもう一つ大事なことは、
RQは曖昧ではなく、明確に設定すること、ということでした。
リハ技士の皆さんもおそらくCQはもっている人は多いのではないでしょうか。
しかし、そこから具体的に動く事がなかなか難しいのだと思います。
それを行おうという気持ちがないのであるなら致し方ありませんが、
どのようにやればいいのかがわからないという事であるなら、
このような出張や本、もしくは発表している先輩などに頼るべきでしょう、
そうすれば自分のRQが見えてくると思います。
2回目は統計的な内容のようです、
来週ではなく、再来週の報告となります。
2013年08月22日
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