2013年08月07日

第一次世界大戦から第二次世界大戦までのリハビリ

リハビリテーションの歩みシリーズ、
引用文献は、リハビリテーションの歩み その源流とこれから。

第一次世界大戦から第二次世界大戦までのリハビリ

また無理やり要約です。
(109〜120ページ)

第一次世界大戦後、アメリカのリハビリテーション界は停滞期を迎えます。
しかし、その中で2人の医師が活躍します。
アメリカのリハビリテーション界をけん引してきた、ニュージャージーのケスラー、
そしてADLの概念を作ったニューヨークのディーバーです。
法律面では1920年には、様々な経緯がありつつも職業リハビリテーション法が成立します。
この頃に多くいたリハビリ対象疾患としてはポリオがありました、
あのルーズベルト大統領もポリオです。
(この著書、リハビリを語る時に使用できる内容が満載です、
是非とも買ってください)

この中で気になったのは、
ADLの概念を作ったディーバーです。
この著書の別のところでも指摘しているのですが、
この概念は初めて医療に「生活」の視点が入ったということで画期的だったのです。
確かに医療というと、疾病が対象という強いイメージがあります、
胃に問題があれば胃、もしくは胃に関連する臓器・組織を調べます。
しかし「生活」は現在の考え(ICF)でいけば、
普通の医療よりも、すそ野が広く、
そのためにもっと総合的に理解することが求められ、
アプローチとしては様々な職種が協働しないと成立しない医療になっています。
このような現在のリハビリテーション医療の土台を築いたのが、
ディーバーと言っても過言ではないかもしれません。

次回は第二次世界大戦中のリハビリです。
posted by リハ技士 at 19:43| 山形 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | リハビリテーションの歩み | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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