2013年07月31日

健脚度評価の新手法提案

『「歩く・またぐ・昇って降りる」など日常生活の中でも移動能力を中心に運動機能を評価する健脚度について、元茨木大学工学部長の白石昌武さんが、歩行状態から評価する新手法を提案している。現段階では計測設備のある研究室内での測定になってしまうが、「携帯電話やipod(アイポッド)などに機能が搭載されれば継続的に自分で評価し、訓練の方向が見えるのでは」と期待している。
 「老化は脚から」と言われるように、立っていることや歩くことが困難になれば運動や感覚の機能、身体全体機能が衰え、老化が進み、生活スタイルが大きく変わってしまう。健康づくりに役立てるため、日常動作を測定・評価する「健脚度測定」があり、転倒をしやすい人は健脚度が低いが、訓練をすれば高齢者でも健脚度は向上するという。
 現在の測定方法は、「またぐ」「階段の昇降」など高齢者に身体的な負担を掛けているといいう。身体教育医学研究所によると、▽10mを全力で歩く歩行時間▽最大一歩幅(両足を揃え一歩を踏み出すつま先の移動距離)▽40p踏み台昇降▽つぎ足歩行(つぎ足をしながらバランスよく進む)―などで行う。
 新手法は、日常の自然歩行状態のみの測定方法で、健脚状態を年代に関係なく評価する。研究手順は、@自然な歩行状態をビデオで取得A脚の付け根、膝、くるぶし、踵(かかと)、つま先にマーカーを装着し、角度変化に注目するB歩行パターンの軌跡を線で結び、直角三角形で近似して面積を求めるC正規化した1歩行(無次元化距離)を横軸に、縦軸に算出した面積をとり、1歩行についての全体の面積を表示―などの測定を行った。
 学生や同大学の教授、障害者など約45人の協力を得てデータを取り、特徴的な「20代健常者」「60代健常者」「60代で腰痛のある健常者」「70代の右不全マヒ」の4パターンを比較した。年齢に関係なく健常者の健脚パターンはほぼ同一で、何らかの障害があると健常者と異なるパターンを示すという。』
(常陽新聞・朝刊 2013年6月13日 記事引用)

前々回だったか、日本整形外科学会のロコモ度テストを紹介しました。
この手法は最大限の患者さんの力で評価するものです、
しかし、今回の手法は自然な歩行をただするだけでいいものです。
今後、スマートフォンやアイポッドから動画をとり、
今回でもしかしたら作られるアプリで歩容分析し、
おかしな歩き方になっているかどうか、家庭などでチェックできます。
最大限の能力を評価するテストとは違い、
普通の日常動作を評価するのは、また別の側面から評価できます。
どちらの評価が良い悪いはブログ管理者としては、よくわからないものの、
このような評価を複数して総合的に考える事も、
ありのような気がします(ただの感覚的意見ですが…)

また自分の歩き方が変になっているかどうかを簡単に自分が知ることは、
自分の健康を守る上では非常に重要なことです。

今後の更なる歩容データの蓄積とその解析、
そしてその商品化、お待ちしています。
posted by リハ技士 at 12:28| 山形 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | コラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]


この記事へのトラックバック