2013年03月08日

ウェルニッケ失語

リハビリテーションワード、
今回はウェルニッケ失語。

『言語の理解面が主として障害される失語。ウェルニッケ中枢の損傷により生じる。』
(リハビリテーション用語・略語・英和辞典から引用)

このワードであれば、
「言葉と脳と心」という新書、
以前本の紹介で取り上げた本を活用しましょう。

1874年に若干26歳の医師が「失語症候群」という本を出版します。
当時ブローカタイプの失語症はわかっていましたが、
それ以外にも質の違う失語があることを報告したのです。
そしてその医師の名前がカール・ウェルニッケでした。
ウェルニッケ失語の特徴は、
引用文にあるように、言葉を理解できなくなること、
そして、話す言葉が崩れてしまう事です。
これらの2つの症状が共通する心理過程の障害で、
最も有力な仮説は、
「単語を聞いて理解する際にその単語の記憶が壊れてしまう」というものでした。
しかし山鳥先生は、
「そんな単純なものではない。もっと複雑で、ダイナミックな心理過程の障害が関わっているのではないか」と考えています。
もう、ここからは専門的すぎて理解するのが一苦労するので、
興味ある方はこの本を買ってください。
山鳥先生のオリジナリティある失語症の捉え方に触れられると思います。

次回は、内田・クレペリン精神作業検査です。
posted by リハ技士 at 12:19| 山形 | Comment(0) | TrackBack(0) | リハビリテーションワード | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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