2013年02月26日

34拠点病院 津波浸水

『アンケートは、内閣府の有識者会議が同地震(ブログ管理者注:南海トラフ巨大地震)で津波が到達すると予測する24都府県404市区町村にある災害拠点病院189施設に、津波の防災体制を聞いた。11〜12月にかけて126施設から回答を得た(回答率67%)。
 「津波の予測地域にあり、浸水の恐れがある」と答えたのは、回答の27%にあたる34施設。浸水の程度は徳島県立海部病院(牟岐町)の10m、須崎くろしお病院(高知県須崎市)の5〜10mが最高だった。
 浸水の可能性がある34施設のうち、62%にあたる21施設が、自家発電ができなくなったり、医薬品が水につかったりして「医療機能の維持が困難」と答えた。5施設は、どの程度設備が壊れるかはっきりしないなどを理由に「維持できるか不明」、8施設は浸水の程度が軽微で「維持可能」と答えた。』
{読売新聞(東京)・朝刊 2012年12月23日 記事引用}

もうすぐ震災から2年がたとうとしています。
被災地の人たちのこの2年は、あっという間だったのでしょうか、
それとも長く感じられたでしょうか。

この震災を機に震災に備えての仕組みや設備などの見直しがされてきています。
しかしその進み具合はこの記事をみてもまだまだです。
非常用電源はおそらく多くの病院では1階にあったり、地下だったりすると思われます。
津波で非常用電源がやられないように、どのような対策を練っているかが問われます。
また医薬品は1階もしくは2階に保管しているところは、
これも浸水して使い物にならない、ということがおきないように、
保管する場所を検討していく必要があります。
病院によってはこの震災対策をしようにも、
経営的にぎりぎりでなかなかお金をかけて設備を整えることができないところもあるでしょう。
その他、震災に備えて水や食物などの備蓄量もどの程度用意していくべきなのか、
様々な事が問われてきそうです。

基本的に災害拠点病院が重症患者を担当したり、他病院の支援に行くことになっていますが、
災害拠点病院が機能しなくなる可能性もあります。
記事にも書かれていましたが、
このような拠点とする病院の指定だけでなく、
災害時における病院間の連携が絶対必要です。
ゆえに全ての病院は全てにおいて公的な役割を担っている事を自覚して、
このような連携作りの会議の輪には入っていく必要がありますし、
災害にそなえてのハード・ソフト両面の対策をとっていく必要があります。
posted by リハ技士 at 13:28| 山形 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 震災・原発 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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