2012年10月17日

回内回外編 骨間膜2

機能解剖学シリーズ 回内回外編
骨間膜2
(カパンジーの機能解剖学より)

尺骨に対する橈骨の上下方向のズレを抑止するのは、
骨間膜だけではありません。
手や指の長軸方向の筋もこの上下のズレを抑止します。
上腕骨内側上顆に付着する屈筋群
上腕骨外側上顆に付着する伸筋群
回外筋、円回内筋、腕橈骨筋が上記の作用として働きます。
重いものを持ったり、ぶら下がったりした時に、
その作用が効果としてあらわれます。

復習になりますが、
骨間膜はただの横の線維で尺骨と橈骨を結びつけているのではなく、
斜めで交差している2層で尺骨と橈骨を結び付けています。
また橈骨と尺骨の上下のずれによって、
逆に(尺骨と橈骨間の)横の適合性が高まるという骨間膜の機能的役割があります。
更にまた屈筋群は骨間膜に付着していて、
屈筋群が収縮することで骨間膜も緊張し、
(尺骨と橈骨間の)横の適合性を高めてくれます。

次回は近位橈尺関節の生理的解剖学です。
posted by リハ技士 at 10:41| 山形 | Comment(0) | TrackBack(0) | 機能解剖学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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