2012年07月23日

パーキンソン病のリハビリテーションでは何をするのか?

リハビリテーションQ&A。
今回は、
パーキンソン病のリハビリテーションでは何をするのか?

「パーキンソン病のリハビリテーションでは、症状そのものに対するリハビリテーションと不活動に伴う二次的な症状に対するリハビリテーションに大きく分けることができる。前者の代表的な訓練としては、リズムや音楽に合わせた歩行訓練などがよく例として出される。これは、合図(cue)を利用した外発生随意運動を取り入れた訓練が効果的であるとの報告が多く見られるようになり、特に、歩行障害や姿勢反射障害を伴っているパーキンソン病患者に対しては試みる価値の高い訓練である。後者は廃用に伴う筋力低下や持久力低下などに対する訓練である。
パーキンソン病の進行とともに高温障害、嚥下障害、認知機能低下、精神症状、日常生活動作困難、呼吸機能低下、自律神経症状などが合併する。そのために、動作や歩行に関する問題点だけでなく、包括的な対応が必要となってくる。」

パーキンソン病患者にはリズム障害があります、
健常の人よりはそのリズムが速くなったり、乱れたりします。
それが歩行のリズムにも影響を与えます。
何かしらのメロディにメトロノーム音を追加して聴かせることで、
そのリズムを安定させ、その結果、歩行を安定させるというものでした。
またパーキンソン病はうつなどの精神症状もあるので、
気分を明るくさせるような取り組みとしても音楽療法は有効です。
実は以前、県のパーキンソン病友の会で講演した事もある内容です。

後者の廃用症候群に対してのアプローチも重要です。
安全で動きやすい環境、活動的な生活づくりなど基本的な対応はやはり必要です。
posted by リハ技士 at 15:33| 山形 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | リハビリテーションQ&A | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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