認知症と生きる 熊本の現場から
今回は前頭側頭葉変性症T。
記事から引用してみます。(熊本日日新聞から引用)
・前頭側頭変性症は脳の前方部の機能が低下する認知症の総括です。
3つのタイプがあり、
前頭側頭型認知症→行動の障害が強く出る
意味性認知症→行動と言語の両方が強く出る
進行性非流暢性失語→言語の障害のみ強く出やすい
・65歳未満での発症が多い、自分が病気だとの自覚に乏しい
・もっとも特徴的なのが常同行動。(同じ行動や更衣を目的もなく何度も繰り返すこと)
記事の事例では
「利き手はどちらですか」、と聞いても「利き手って、何?」ときいたりなど、
言葉の意味が分からなくなっている状態。
また夏のかんかん照りでも散歩の後の温泉、晩酌も時間通りで毎日の繰り返し、
食事の時間も融通が利かなくなっている状態でした。
一番多い認知症はアルツハイマーですが、
アルツハイマーは側頭葉内側と頭頂葉の委縮が進むのに比べ、
この前頭側頭葉変性症は前頭葉や側頭葉前方の委縮が目立ちます。
常同行動プラスもうひとつ特徴があります。
それは明日紹介しましょう。
2012年07月23日
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