12月27日,OTの報告.
高齢者に多い睡眠障害
月刊 総合ケア Vol.14 No7
4つの睡眠障害が述べられています.
不眠症
過眠症(ナルコレプシー,睡眠時無呼吸症候群)
レストレス症候群・周期性四肢運動障害
概日リズム睡眠障害
そして最後に光療法が述べられていました.
不眠症,過眠症は今まで紹介したことがあります,
ただ概日リズム睡眠障害はそれほど述べたことはなかったので,
資料から引用して紹介しましょう.
「生体のもつ概日リズムは,本来的には25時間前後であり,外的なさまざまな要因によって24時間のリズムに同調している.概日リズム睡眠障害は,このような同調機構が障害されるために,社会生活上望ましい時間帯に睡眠―覚醒することができなくなるものを言う.リズムが後退しているために,睡眠覚醒の時間帯が遅れてしまうものは睡眠相後退症候群,逆に早まりすぎてしまうものは睡眠相前進症候群,25時間前後のリズムが持続するために毎日睡眠―覚醒の時刻が1時間前後,後へずれていくものを非24時間睡眠覚醒症候群,睡眠覚醒の周期に一定のリズム性がなくなるものを不規則型睡眠覚醒パターンという.高齢者に多いのは睡眠相前進症候群であり,家庭で早く眠りすぎるために,家族とのコミュニケーションがとれないことが問題になることが多い.」
私の知っている高齢者(代表的には親ですが…)では,
年々寝る時間が早くなっていました.
10時少し前→9時→8時→7時30分となっています.
年を取るとこうなりがちなのかなとも思っていましたが,
今回の資料でやはり致し方ないのだなと感じてしまいました.
認知症で問題になるのは不規則型睡眠パターンです.
原因は加齢的な問題もありますが,
リズムを整える環境要因(光・運動など)の不足があります.
このような不規則型睡眠パターンを修正するアプローチとして光療法が挙げられます.
当院でも茂木院長が自ら手作りで作成し,
そのような睡眠パターンの人に利用しています.
強い光をその患者に浴びせる事で,
体内時計をリセットするように働かせることが目的です.

