2021年01月13日

地域医療構想

鶴岡協立リハ病院 院長の年始の挨拶の中に、

【病床削減目標については、「令和2年版厚生白書」により休眠病床8.7万床であることが明示され、約5万床の全介護療養病床、25対1の医療療養病床の約7万床を合わせて超過達成可能となりました。さらに今回のコロナ危機により急性期の役割が再評価されたため急性期を19.2万床削減は非現実的になりました。しかし今後も再編と統合はすすんでいきます。】

院長が最後に述べたように、
国が強制的な対応をしなくても、再編と統合は必ず起きます。
それはやはりまず生産年齢人口が今後更に減少することで、
医療・介護の人材確保がままならないことが容易に想像がつくからです。
それから10〜20年経過すれば、今度は高齢者の数も減っていきます。
つまり患者さんや利用者さんの数も減ることで、
仮に勤務するひとを確保できても、需要数が減少するので、
事業所としては縮小するか、再編・統合するしかありません。

確かに現時点では、急性期病床の19.2万床削減は、現実的でなくなったかもしれません。
しかし今回コロナを受け入れる病院とコロナを受け入れられない病院があることが、
番組でも特集されました。
いずれ、新たな感染症を受け入れられない急性期病院は、
診療報酬の改定で経営的にやっていけないような仕組みにするのではないかと危惧しています。
新たな感染症は患者さんの隔離が伴うので、その隔離したところには専属的な対応が必要です。
しかしそうなると勤務管理的には非効率で、人員的に余裕のあるところ以外は、なかなか困難です。
コロナを受け入れている病院は、
公的機関か大病院が請け負っていますが、
民間の中小病院は、そのような病院と比べて、
看護・介護の職員数は絶対的に不足している状況でやっているのです。
ただでさえ生産年齢人口が減る中、いくら人の確保が企業努力と言っても限界はあるでしょう。
そうなると確かにこのコロナ禍では、政府や財務省は言わないかもしれませんが、
忘れたころに先ほどの施策を提出してしまうのではないかと…。

ブログ管理者の推測が間違っていることを願うばかりです。

posted by リハ技士 at 15:48| 山形 ☔| Comment(0) | 日記・その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする