2020年01月22日

日本慢性期医療協会会長 病院独自の医療体制へ 基準リハを提案

日本慢性期医療協会は令和2年1月9日、リハビリのアウトカム評価などをテーマに定例記者会見を開き、「基準リハビリテーション」制度の導入を提案した。武久会長は「従来のようなリハビリ療法士と患者の個別リハビリだけでなく、看護職員や介護職員とともに個別や集団リハビリなど、病院独自のリハビリ提供体制をつくることが可能」と説明した。
(日本慢性期医療協会のホームページから引用)

そもそもリハビリの点数がいつか入院料に包括化されるのではないかという噂は、
インターネット上においても噂されています。
(すでに地域包括ケア病棟のリハが包括化されています)
病棟では看護の人員基準(基準看護:7対1とか10対1)があって、
それは別にリハのように20分行ったから、1単位請求する、というものではありません。
基本的にはただ何人看護師が病棟に在籍しているかが基準となります。
なので会長は基準看護ならぬ基準リハを設置すべきと言っています。
会長の趣旨としては、病棟にはリハ技士配置は当然という基準を通じて、
様々な病院にもつとリハ技士を配置させたいという思いと推察しました。
実際に特に急性期病院ではまだまだリハ技士配置が不足なところが多いようには感じます。
しかし看護がそうだからと言って、リハにもおなじようなことを適応するのは疑問です。

リハの訓練において、請求するときに時間の概念はないのは、ブログ管理者的には大丈夫だろうかとは思ってしまいます。
リハビリはそのリハビリの質を高めるのは当然としても、
一定程度リハの時間(量)が求められると思うからです。
しかし会長はそこで、時間でなくていい、もっとアウトカムを評価すればいい、というロジックのようです。
更にしかしアウトカムの出方は、その個人個人によって大きく違うので、
アウトカム中心の診療報酬は、どのような患者を入院させるかと言う選別が入ってしまいます。
(今でも重症度患者を一定程度入れさせるという選別させない仕組みがありますが、
更にアウトカムを強化してしまうと、重症度とは違う選別が入ってくるでしょう)
ブログ管理者としては、
ちょっとその考え方は危険ではないかとも思ってしまうのですが…。
posted by リハ技士 at 18:54| 山形 ☁| Comment(0) | 日記・その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする