2018年12月12日

訪問介護、セクハラ根深く サービス拒否難しく

【訪問介護の現場で、女性ヘルパーへのセクハラが横行している。背景にあるのが「保険料を払ったのだから」と権利を振りかざす利用者側の意識。事業者がサービス提供を拒否しにくい現行制度も、現場に負担を強いている。人手不足が深刻化するなか、セクハラ問題が介護制度の土台を揺さぶっている。】

(日本経済新聞・電子版 2018127日 記事引用)


今年はニュース記事には、

政治の世界からスポーツの世界まで、

「ハラスメント」という言葉が何度もでてきました。

またドラマでも唐沢主演の「ハラスメントゲーム」というものもでてきて、

ハラスメントの年と振り返ってもいいぐらいの感じだったような気がします。


セクハラ関係で、医療・介護分野の対処が難しいのは、

この訪問系のサービスです。

自宅に伺ってのその自宅での空間に伺うのは、基本的に1人だけ。

それも大半は女性。

その密室の環境の中で、セクハラ行為をする………。


しかし記事では事業者がサービス提供を拒否しにくい現行制度があると言っています。

確かに介護保険では、

事業者は利用申込み者から依頼があった場合はサービス提供を断ってはならない、と原則はなっています。

しかし、です。

最初は、セクハラ行為に対して、毅然とした対応をする、とか、

そのような隙を見せないような対応をする、とか、

担当者を変えてみる、とか、

家族に報告する、などの対応をしても変わらない場合は、

サービス提供解除の検討も当然すべきです。

あくまでもサービス提供を拒否してはならないのは、原則なので、

きちんとしたサービス提供継続のための努力を事業者側が、

しっかり行っていれば、可能だと思われます。

ただ重要事項説明書にそのことを一文入れておくなど、

裁判になった時のもしかしての対応(基準作り→マニュアル化)はすべきでしょう。

posted by リハ技士 at 18:54| 山形 ☔| Comment(0) | コラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする