【総務省消防庁は25日、熱中症による5〜9月の救急搬送者数(確定値)が95137人だったと発表した。昨年を42153人上回り、2008年に統計を取り始めて以降で最多。死者数は160人で、10年(171人)に次いだ。】
(読売オンライン 2018年10月29日 記事引用)
もうかなり寒くなって、当院も暖房を途中からつけ始めました。
もう気分的には、なんか秋を通り越して、現在、冬に入りかけたような感覚です。
先週の土曜日には白鳥も上空でみかけましたし………。
(大きな鳴き声が聞こえたので、上空を見たら白鳥がいたのです)
またこの近辺の人たちは夜・朝は暖房をもうかけているでしょう。
もう以前の暑かった時期も、忘れやすいブログ管理者は「そういえば…」という感じでしたが、
この記事を見て、思い出しました。
さてテレビ番組で気象関連の特集で、
今後もこのような暑い異常気象は続く可能性があることを報告したものでした。
そうなるとこのような熱中症は、確実に増えていくことは予想されます。
例えエアコンがあっても我慢して使用しない人たちがいることは、
数年前の話ですが、外来患者さんと話しの中で意外といたのです。
どうしてもエアコンを使うと、逆に寒すぎて、身体を壊してしまうという理由からでした。
しかし、それは使い方が適切ではないやり方があったのではないかと、
今から思えば、そう考えます。
おそらく直接エアコンの吐き出す空気を身体にあてるやり方をしていたり、
設定温度をあまりにも低くしたりなどなど、
逆に身体を冷やしすぎる対応をしていたと思われるからです。
しかし適切なやり方で適切な温度設定を行えば、
本来エアコンは、これだけ熱くなる夏を乗り過ごすためには使用した方がいいのです。
今までの夏の気温ではなくなっているという実態があることをふまえ、
特に高齢者のいる家庭は意識改革をしていく必要があるでしょう。