2018年10月09日

BMI治療器 効果ねつ造問題

なんと10月4日号の週刊文春にリハビリ関係の悪いニュースが………。

そのタイトルは「STAP細胞事件より悪質」慶応大詐欺疑惑」。

内容は、

夢のリハビリ機器・BMI治療器を巡る効果捏造問題というもの。

実名告発に踏み切った慶応大学名誉教授の千野直一医師(79)と早稲田大学人間科学学術院の村岡慶裕教授(46)。

この千野医師は有名な医師で、

ポツヌリス治療ではブログ管理者の私見ではありますが、第一人者と言っていい先生です。

そのような先生からの告発なので、非常に信憑性を感じてしまいますが………。


まずこのBMI治療器とは何かを説明しなければならないでしょう。

開発している慶応義塾大学病院の医療・健康情報サイトから引用しましょう。

【通常、人が運動を行う際、運動に先立ち運動に関連する脳の領域が活動します。脳の活動から生じた運動の指令は神経を経て筋肉まで伝わり実際の運動が生じます。しかし、重度片麻痺患者さんのように損傷を受けた脳では運動の起点となる脳の活動が十分に認められないことがあります。 BMI療法では訓練中に麻痺してできなくなった運動のイメージをしてもらい脳の活動を促し、頭の表面に装着した電極で脳波を測定します。その際、正常な運動の際に起こる事象関連脱同期(ERD)という脳内の活動を検出し、それにあわせて電動装具により受動的に該当する運動を行わせます。これを繰り返すことで脳の活性化と脳の指令を受けて実際に手指の伸展に至るまでの経路を強化し、脳の機能回復ならびに麻痺した筋の筋活動の増加をもたらします。】

まぁ、ものすごく簡単に言えば、

脳波から電動装具を使用して動きを出させ、

それを何回も反復して、その経路を強化して機能改善を図っていく、というものです。

今年の9月のNHKスペシャルでも、このBMI治療器については報告されていました。


もちろん、この効果ねつ造に関しては、本当にそうなのかは、まだまだわかりません。

当然疑われた研究チームは、その告発した内容に関して反論していくでしょう。

今後の経過を見守りたいと思います。

posted by リハ技士 at 19:30| 山形 ☁| Comment(0) | コラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする