2017年06月30日

仮想通貨 狙われる高齢者

【ネット上で流通する「仮想通貨」の購入をめぐる高齢者の消費者トラブルが急増している。インターネットを使わない高齢者が仕組みを理解しないまま勧誘されて購入し、売却できなくなるケースが多い。仮想通貨は利用拡大が見込まれる一方で、価格変動が激しくリスクが高い側面もあり、専門家は「契約内容を理解しないままもうけ話に飛びつかないで」と注意を呼び掛けている。】

{産経新聞(東京)・朝刊 201759日 記事引用}


このブログでは、

高齢者をターゲットにした悪質な訪問販売を何度も取り上げました。

今回の訪問販売の内容は、なんと「仮想通貨」。

(そもそもこの「仮想通貨」、

このワードをニュースなどで何回も聞いたことはあります、

しかしホームページでいろいろ調べましたが、はっきり言ってよく理解できませんでした

高齢者であればなおさらでしょう)


まずはっきり言って、訪問販売、というところからかなり疑いの目で対応した方がいいでしょう。

認知に自信がなさそうな高齢者の場合、

このような内容の場合は気をつけるようにと言われても、その判断ができないと思います。

訪問販売は、絶対に相手にしない、というルールでいくしかないです。

(法律では、いったん断ったら、勧誘してはいけないルールになっています)


ただし、それでも話を聞いてしまう高齢者はいます。

その場合は、

やはり家族がその高齢者の身辺にある書類を毎日チェックすることです、

ブログ管理者自身、詳しくは言えませんが、個人的に反省しています。


訪問販売だけでなく、電話勧誘販売も危険です。

消費者被害の件数としては、この訪問と電話勧誘が第1位と第2位になります。

皆さんのところも気を付けてください。

posted by リハ技師 at 19:28| 山形 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | コラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月29日

サ高住 事故3000件以上

【安否確認が義務付けられたサービス付き高齢者向け住宅(サ高住)で、20151月から1年半の間に、死亡や骨折など少なくとも3千件以上の事故が報告されたことがわかった。制度上は民間の賃貸住宅に近いが、要介護者が入居者の大半を占める例も多く、国土交通省が改善に乗り出す。】

{朝日新聞(東京)・朝刊 201757日 記事引用}


実は2015年の8月、大阪でショッキングな事故がありました。

サ高住は本来11回安否確認をすることが義務付けられているのですが、

12階建てのサ高住の1室で82歳の女性が、

死後(病死)4日たっているのが発見されたのです。

孤独死と言っていいでしょう。

なぜこのようなことが起きたのでしょうか。

運営側からの話としては、その本人が安否確認を拒否したからだと言います。

ありうる話ではありますが、

それは仕方がなかった、というわけにはいきません。

安否確認は最低限のサ高住のサービスです、

いろいろな人がいるのでしょうが、手を変え品を変えて対応する必要があったはずです。


またサ高住の対象者は比較的介護度がそれほど重くない人が対象であったはずです。

しかし(自治体が報告した運営報告書を朝日新聞がまとめた文書から参考)実際は要介護3以上が3割もいたりと、

果たしてサ高住の機能にマッチした現状になっているか、大いに疑問を感じます。


サ高住、病死を除いた事故などで死亡した人は、1年半で、なんと147人。

引用した記事にあるように、

国土交通省の早急な改善が強く求められます。

posted by リハ技師 at 19:12| 山形 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | コラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月28日

認知症対策求めWHO行動計画

【世界保健機関(WHO)は、認知症の人に優しい社会づくりを各国に促す「行動計画案」を策定した。京都市内で29日まで開催された認知症国際会議で明らかにした。認知症患者の増加は世界的な課題となっており、WHOは「特定の病気に関する行動計画は極めて珍しい」という。5月に開かれるWHOの総会で、加盟各国に行動計画案の採択を求めるという。】

{朝日新聞(東京)・朝刊 2017430日 記事引用}


なんとこの行動計画、

日本の新オレンジプランを参考にしているそうです。

まだWHOの策定した行動計画は、インターネット上では見つけられなかったので、

その真似をしたという新オレンジプランを説明しましょう。

(認知症に対する日本の国家戦略というべきものです)

この新オレンジプランが策定されたのは、2年前の1月。

もう2年半弱になろうとしています。

まずこのオレンジプランを作成した趣旨を今一度振り返りたいと思います。

それは、

認知症の人が住み慣れた地域のよい環境で自分らしく暮らし続けることができるようにしていく、というものです。

ではこの趣旨のもとにどのように動こうとしているのでしょうか。

それには7つの柱が基本となります。

@  認知症への理解を深めるための普及・啓発の推進

A  認知症の容態に応じた適時・適切な医療・介護等の提供

B若年性認知症施策の強化

C認知症の人の介護者への支援

D認知症の人を含む高齢者にやさしい地域づくりの推進

E認知症の予防法、診断法、治療法、リハビリテーションモデル、介護モデル等の研究開発及びその成果の普及の推進

F認知症の人やその家族の視点の重視


このオレンジプランは団塊の世代が全て75歳以上となる2025年をまずターゲットにしていますが、

その間に数値目標を設けられていて、今年(2017年度)がその年になっています。

もしくは何か新しい事業は2018年度から開始になっています。

例えば「@  認知症への理解を深めるための普及・啓発の推進」では、

認知症サポーター人数を800万人、

「A  認知症の容態に応じた適時・適切な医療・介護等の提供」では、

かかりつけ医認知症対応力向上研修の受講者数(累計)を6万人、

認知症サポート医養成研修の受講者数(累計)を5000人、

認知症初期集中支援チームは2017年度中に準備し、2018年度から全ての市町村で開始、

などなどです。


このようなオレンジプランを参考にしたWHOの行動計画、

どの程度参考にしたのか、興味がわいてしまいます。

posted by リハ技師 at 18:04| 山形 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | コラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月27日

要介護3 受け入れ敬遠 特養2割以上に空き

【特別養護老人ホームの約2割が要介護3の入所を見合わせていることが毎日新聞の全国アンケートでわかった。国は2015年に入所者を要介護3以上に制限したが、介護報酬の加算や要介護認定の不確かさを理由に施設側が受け入れを敬遠した形だ。2割以上の施設に空きがあるとみられ、要介護12でも認知症のある高齢者の受け入れ要望も多く、入所政策の見直しが迫られそうだ。】

{毎日新聞(東京)・朝刊 201755日 記事引用}


要介護12でも認知症であるとか、虐待などがあれば、

特別に入所を認める、というルールがありました。

しかし実際は、特別に入所をさせなかった施設は、

全体の7割以上にものぼっています。

定員総数でいうと要介護12で認めた要介護者1%にも満たないのです。

また要介護3も敬遠される状況………。

なぜこのような状況になったのでしょうか。

実は、

国は過去半年から1年の新規入所者の7割以上を要介護45にすれば手厚く加算する措置を行ったのでした。


このことで2割の施設に空きが出るということに…。

いいふうに考えれば、要介護45の人は入りやすくなったともいえるでしょう。

数年前は、

特別養護老人ホームの待機者は全国に何十万もいたことを思い出してしまいます。

しかし問題は本当に介護が大変な人が、

特別養護老人ホームに入所しているのだろうかということです。

ほとんど動くことができない患者さんより、

例えば認知症の人たちで、

なおかつ要介護12の人たちの方が本来介護は大変なのではないか、ということです。

実際毎日新聞は施設側にアンケートを行っていて、

上記のような意見を挙げていました。

また要介護3の入所制限を3割のところが不適切と考えているようでした。


おそらく特別養護老人ホームの待機者でみえてきた介護難民は、

表に出なくなっただけで、ただ単に潜在化された、と言っていいのではないかと思います。

posted by リハ技師 at 17:56| 山形 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | コラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月26日

全医療機関患者情報共有

【厚生労働省は8日、全国の医療機関で治療や投薬など個々の患者に関する情報を共有できるネットワークを構築する方針を固めた。社会保障と税の共通番号(マイナンバー)と連動する専用IDを活用し、2020年度の本格稼働を目指す。18年度予算概算要求に関連経費を計上する。】

(静岡新聞・朝刊 201749日 記事引用)


皆さん、マイナンバーはきちんと管理していますか。

ブログ管理者もなくさないように大切にしまっています。


さて現在、マイナンバーとして活用することがあるのは、

年金関係、雇用関係、税(確定申告など)関係、災害対策関係になっています。

今後はそれだけではなく、

今回記事にあるような患者情報の共有が医療機関で共有できるようになります。

ただその制度設計はまだまだこれからですが、

問題は小規模の診療所など、

ネットワーク関係やソフトなどの設備費用が負担になる可能性があり、

そこが課題にはなるようです。


現在、地域で患者情報がITで共有化されているところは多々あります。

当地区もパス関連だけですが、そのITを利用し、情報共有できています。

更にただこれを進めるためには、電子証明書入りの個人番号カードが、

広く普及しないと使用できないので、

うまく機能するような状況になるまでには、相当時間がかかるでしょう。

そのため現在の地域で行っている患者情報の共有化は、まだまだ重要です。

おそらく皆さんのところでも、

その情報共有のための会議があるところが多いでしょう。

地域連携を進めるためにも、そのような場所に積極的にリハ技士も関わっていかなければいけません。

posted by リハ技師 at 19:17| 山形 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | コラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月23日

医療分野でのドローン活用 浜松市が正式発表

【医薬品運搬など医療分野での小型無人航空機「ドローン」と人工知能(AI)の利活用に向け、浜松市は26日、浜松医科大(同市東区)、小型無人機の件杞憂開発を行う企業「エンルートラボ(埼玉県)と協定を結ぶと正式発表した。市によると医療分野に重点を置いた協定は全国的にも珍しいという。】

(静岡新聞・朝刊 2017427日 記事引用)


具体的にどのようなことをイメージしているのでしょうか。

それは災害分野と救急分野です。

特に救急分野では革命的な対応が可能になるかもしれません。

現在救急車が現場にくるのは平均で8分半かかっているというデータがあるそうです。

しかし救急では1分・1秒でも遅れると身体に与えるダメージは大きなものになります。

そこで登場するのがドローンです。

ドローンであれば、最短距離で邪魔されることなく、そこまで到達できます。

また今では飛行距離もかなり飛ぶことが可能と聞きます。

ドローンにAEDをつけて、早く心肺蘇生ができるようにしたり、

またカメラもつけて、その倒れた人がどのような状況なのかを確認したり、

電話機能をつけることで、そばにいる人に素人でもできるような適切な対応を素早くお願いすることができるのです。

そうすることで、

格段に救急からでの社会復帰率は高まる、ということのようです。

その他、離島などは薬の搬送がすぐできない場合など、このドローン使用は大いに役立つかもしれません。


もしかしたらこれから空を見ると、

ドローンの行きかう姿がみることができるのも、それほど遠くない将来かもしれません。

posted by リハ技師 at 19:49| 山形 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | コラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月22日

脳卒中友の会 たんぽぽ 遠足

10名の脳卒中友の会 会員10名と職員7名で、
昨日報告したように、
老人保健施設明日葉
さかた海鮮市場
かんぽの宿さかた、に行ってきました。

今にも降りそうな天気でしたが、
なんとか支障をきたさない程度だったので、
無事に遠足を終えることができました。

まず老人保健施設明日葉では、
3グループに分かれて見学、
なんと老人保健施設の職員4~5名程度も対応してくれました。
ここでいうのもあれですが、
とにかく感謝・感謝です。
そのあと老人保健施設の沿革や現状の取り組みに関して話がありました。
スライドを使って分かりやすくおしえてもらい、大変ためになりました。

さかた海鮮市場では、
買い物が中心に楽しみましたが、
生牡蠣を食べている会員さんもいて、その人それぞれで楽しんでいきました。

かんぽの宿さかたでは、
刺身定食(1人だけ、刺身がダメな人がいたので、焼肉定食に…)を食べながら、
周りの人と楽しくおしゃべりをしました。
1人刺身定食だけでは足りない人がいて、
その人だけ追加で稲庭うどんを食べていました(その人曰く、それでも腹8分目とのこと)。

7月にはたんぽぽの会の事務局会議
8月には来年の東北脳卒中友の会の大会が山形であるので、その視察。
9月にその東北大会は今年、秋田で行われ、それに参加。
9月までは、このような流れで患者会に関わっていく予定になっています。

この遠足の写真は後日、だしたいと思います。

posted by リハ技師 at 20:26| 山形 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記・その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月21日

明日 脳卒中友の会たんぽぽの遠足 

明日は、
脳卒中友の会たんぽぽの遠足があります。
(会員10名、職員7名、あわせて17名)
まず最初は、
老人保健施設明日葉で少し真面目に30~40分程度、
地域の介護のありかたなどの研修、
その後買い物タイムとして、さかた海鮮市場へ。
そして昼食は、
かんぽの宿さかたですることとなっています。

ただ明日の降水確率は40~60%と微妙な数値。
明日の天気を祈るばかりです。

posted by リハ技師 at 18:22| 山形 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記・その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月20日

がんの発見に"ドッグ健診"

【金山町は本年度、検体(尿)のにおいをかぎ分けて、がんの有無を知らせる「がん探知犬」を使った検査について、健診受診者を対象に実施する。分析を委託するのは、がんが発するにおい物質の研究を進める日本医科大千葉北総合病院(千葉県)で、患者ではない一般住民を対象にするのは同病院にとって初めて。効果が出れば、がんの早期発見や治療・健康寿命の増進が期待される。】

(山形新聞・朝刊 2017415日 記事引用)


九州大での研究では、

嗅覚受容体を多く持つ1ミリ程度の線虫を使用して、

がん患者とがん患者でない人の尿をかがせました。

その結果、

がん患者ではない尿を避ける傾向があり、がん患者の尿には全て反応したということだったのです。

嗅覚神経を破壊した線虫には、上記のような反応は出てなかったので、

正常な線虫は、がんの臭いを判別することがわかったのです。

つまりこれは、がんには臭いがある、ということです。


そこで「犬」の嗅覚を利用してのがん発見というアプローチを

実際に初期のがんでもかぎ分けることは可能だというところまできていると、

探知犬の育成を携わっている会社は言っています。


金山町の試みは、

探知犬だけでなく、臭いの専用装置も使用して分析する予定になっています。

ブログ管理者も健康診断を当然11回は行っています、

それが人間ドックですが、

まさに全国的に今後もしかしたら本当の人間ドッグが開始されるかもしれません…。

posted by リハ技師 at 20:06| 山形 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記・その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月19日

医療機関の広告規制強化

医療機関がウェブサイトで虚偽や誇大な表示をするのを規制する改正医療法が7日、参院本会議で全会一致で可決、成立した。ウェブサイトも広告と同様に、虚偽や誇大な表示を罰則付きで禁止する。

(朝日新聞デジタルニュース 67日 記事引用)


美容医療機関が、今回の法律改正のターゲットにあるようです。

つまり、それほど問題になる美容医療機関の広告がある、ということです。

(クレームが続出している現状あり)

今までもこのような医療機関の広告の規制はありましたが、

ホームページは規制対象外でした。

この改正医療法は全会一致で決まっています。

これに違反すると6か月の懲役、30万円以下の罰金が科されます。


ではどのような内容だったら、問題になるのでしょうか。

まず1つは、患者さんをその医療機関に誘うような表現をする場合、虚偽をしてはいけない、というものです。

2つ目としては、

虚偽でなくても、

誇大な表現、

風俗として適切ではない表現、

あと他の病院と比べて優良であるかのような表現もダメとのこと。


うちのほうも、正確に、そして謙虚なホームページを作成していきたいと思います。

posted by リハ技師 at 20:34| 山形 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | コラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする