2017年03月14日

DeNA系サイト 法令違反?

【医療などの記事をまとめたDeNAのキュレーション(まとめ)サイトに不正確な内容があった問題を調査していた同社の第三者委員会が13日記者会見し、医療関係の法令に違反した可能性のある記事の掲載や企業体質を厳しく批判した。】

{朝日新聞・朝刊 2017314日 記事引用}


具体的にどのような問題があったのでしょうか。

まず画像の無断掲載、文章のコピーなどの著作権侵害。

あとは特定の病院に対して、この分野が強いと書いた記事が、

病院広告を制限する医療法違反、

ある健康食品に「………の効果がある」と書いた記事が、

健康食品の表示などについて定めた健康増進法違反、

ほかにも医薬品医療機器等法違反にも問われかねないものが多数あったのです。


第三者委員会が厳しく指摘した内容は全く同意ですが、

私たちは、ネットの内容をそのまま信じてしまうのは危険なのです。

「じゃ〜、このブログも信用できないの」と批判をうけそうです。

しかしその批判はある意味、まっとうです。

ネットの問題は、だれが記載したのかがわからなかったり、

名前がわかってもそれほどの責任が伴わないものもあります。

ブログ管理者のネットの見方は、

まず鵜呑みにはしない、ということです。

違和感があれば、その違和感のあるキーワードで、

いくつかのホームページ・ブログをみて、多方面からリサーチすることが重要です。


記事に戻ります。

DeNAは多く検索されるようにすることだけを考え(つまり目の前の利益のみ追及)

そしてこの法令違反は記事の詳細を読んでいくと、

単なるうっかりではなく、組織全体として意図して行っていたものでした。

今後のDeNAの動向に厳しい目で見続けたいと思います。

posted by リハ技師 at 22:48| 山形 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | コラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年03月13日

1年目発表

【とにかく、最初はつらいと思ったことでも、毎日続けているうちに習慣となり、あまり苦痛を感じなくなる。】
この文章は、「努力論」という著書で、著者は斎藤兆史。
ある本で絶賛されていたので、つい買ってしまった本になります。
自分を奮い立たせるときに、時折読む本です。
とにかく努力の大切さを教えてくれます…。

先週の水曜日に前半の1年目発表があり、
今週も水曜日に残った1年目の発表があります。
きっと夜遅くまで指導をする指導者と新人とが、
今回発表する論文に何度も何度も膝を突き合わせて、やりあってきたと思います。
このあることをまとめる作業というのは慣れていないと大変なことです。
私自身の若い時もそうでしたし、
現在指導している人においても、
まとめる作業というのはつらかったと思います。
しかし、その辛さがその人そのものを育て上げていきます。

今回は、
前半の発表でブログ管理者が見聞きしている中では、みんないい発表をしていたと思います。

ただ仮に結果的に発表がうまくいかない場合もあるでしょう。
実際私の若いころ、発表時、緊張しすぎてすごい早口になり、遠くから「早い!」と何度も叱られ、
また結構批判的に批評されてしまい、
がっくりして、もう発表なんかしたくないと思ったことがありました。
しかし同じ同期の作業療法士が、
でも頑張ったじゃないかと何度も声をかけてくれたのです。
自分はそれで救われました。

同じ「努力論」にこのような文章があります。
【棒ほど願って針ほどしか叶わなかったとしても、それが精一杯の努力の結果であるとすれば、称賛に値する立派な業績である】

この言葉を聞くと、
あの同期を思い出します。
posted by リハ技師 at 21:10| 山形 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記・その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年03月09日

法人医学生委員会主催学習会

今日は18時から理学療法室で、
「全職員で取り組む医師確保・医学生対策 現状と課題」といタイトルで学習会がありました。
講師は、法人医学生委員会の委員長 菅原真樹医師です。
現在の医師体制状況の厳しさを前半に紹介しつつ、
菅原医師が医学生委員長になって、
その体制の現状を打ち破るために、
様々な活動を行ってきたことを紹介してくれました。
(実際に1名の既卒医師が4月から就任、また1名の奨学生も確保予定のようです)
ただこのような医師の確保は、
単に医師だけでなく、
全体が医師に対しての対応(挨拶・民医連に対する想い)を示さないといけない、
ということが語られていきました。

今まで菅原医師の話を一般の職員が聞くことができませんでしたが、
菅原医師の頑張りに他の職種のスタッフも何か協力できることはないのかを、
考えさせられる内容になっていました。
質問でも何か研修などでコメディカルが協力できることはないのか、という質問も飛んできました。

下記がその研修会の写真、
ただし写真のストロボがうまく機能せず暗い写真になっていることはお許しください。
IMG_9753.JPG
IMG_9754.JPG

posted by リハ技師 at 19:33| 山形 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記・その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年03月08日

働くがん患者 後押し

【がん患者の3割が離職―。がんの治療などで長時間職場を離れ、退職を余儀なくされるケースが依然多いことから、厚生労働省は、病院内に「サテライトオフィス」を整備し、仕事が継続できるよう後押しすることを決めた。がん患者の社会復帰を支援する団体からは「社会参加できれば、治療にも前向きになれる」と歓迎の声が上がるが、労働時間の管理など課題は少なくない。】

{読売新聞(東京)・朝刊 2017129日 記事引用}


そもそもサテライトオフィスが何かを説明しないといけませんね。

まぁ、簡単に言うと本来ある企業の場所から離れたところにあるオフィスのことで、

本来ある企業を中心に考えた場合、そのようなオフィスは、

サテライト(衛星)のような存在から、このような名称になりました。

このような業務ができるようになった背景としては、ITの進歩があります。


ではがんになった患者の離職状況における様々な調査を挙げていきましょう。

厚生労働省「平成22年国民生活基礎調査」によると、

悪性新生物の治療のため、仕事を持ちながら通院している者は32.5万人いるのです。(男性14.4万人、女性18.1万人)


同じ資料からは、このようながんにった患者の会社の規模を見ていくと、

特に傾向はなく、あらゆる規模の企業で働いていました。


また:NPO法人キャンサーリボンズの資料からは、

がん診療連携拠点病院で従事する相談員に315名に経験のある相談内容を調査したものの中で、

その相談内容が2番目に多かったのが、「仕事と治療の両立」のことでした。


平成25年の内閣府のがん対策に関する世論調査での、

がんの治療や検査のために2週間に1度程度病院に通う必要がある場合,  働きつづけられる環境だと思うかの質問に対して、

「思わない」「どちらかと言えば思わない」合わせて68.9%7割近くが悲観的な見方をしていることがわかります。


同じ調査で、

がん対策をする上で政府に希望することは何があるか、という要望には、

その要望の第3位に、

がんによって就労が困難になった際の相談・支援体制の整備になっていました。


厚生労働科学研究費補助金、厚生労働省がん研究助成金「がんの社会学」に関する合同研究班の調査では、

勤務者の34%が依願退職・解雇されていて、自営業の人たちは、13%が廃業しています。


これらの調査で確認されるのは、

がん患者が離職に追い込まれていく、ということです。

今回の記事は、そのような人たちが離職に追い込まれないようにしていく、1つの有効な対応策と言えるでしょう。

会社に戻らずに病院で仕事ができる…、

しかし、そのようなところだと、

逆に迷惑をかけているから、頑張らなければいけない、ということで、

無理してしまう恐れもあり、課題もまだまだあるようです。

まだこのサテライトオフィスもこれからですが、

このように厚労省が後押ししたのは、1歩前進とはいえるのかもしれません。

posted by リハ技師 at 19:02| 山形 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | コラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年03月07日

精神科長期入院患者 地域へ

【厚生労働省は、統合失調症などで精神科に長期入院する患者を2020年度末までに全国で最大39000人減らす目標を決めた。日本の精神科入院患者数は国際的にも高水準で、1年以上の長期入院は14年現在、185000人に上る。少人数で生活するグループホームなどを整備し地域社会で暮らせる人を増やす方針だ。】

(岩手日報・朝刊 2017110日 記事引用)


この長期入院者の退院促進は、

平成16年の精神保健医療福祉改革ビジョンから提起され始め、

平成18年の障害者自立支援法で、精神障碍者の社会復帰がうたわれるようになります。

ただし平成16年から10年で7万床を減らすということを目標としていましたが、

昨年でその10年を終え、結果1万床の削減にとどまりました。


精神科の長期入院は、必要だから入院させている、というよりも、

精神科に対する地域の偏見・差別が大きく、

入院させた方が地域の人たちは安心、ということのような気がしています。

(あと、退院促進が収益に結びつかない、という問題も大きかったと思います)

実際に日本だけが欧米と比べても精神科のベッド数は世界一で、なおかつ2位を大きく引き離しています。

日本だけが精神的な問題を抱えていると考えるのは、ブログ管理者は無理があると考えていて、

そうであれば精神障害者の日本人の向き合い方が、このような精神病院に閉じ込めるような風土になったのではないかと推察しています。

そのためにブログ管理者は精神科の病床を減らすことは賛成です。

ただ退院しても地域の人たちが不安を抱かせないような体制づくりをしていく必要があります。

いきなり在宅は困難な場合もあることから、

記事後半にあるようにグループホームなどで開かれた家庭感のある施設を利用し、

地域で暮らせるようにしていくのです。


今度こそ、本来社会復帰できる精神患者が、地域に戻れることになることを望みます。

posted by リハ技師 at 22:06| 山形 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | コラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年03月06日

高齢者 75歳から

【「65歳以上」とされる高齢者の定義について、日本老年学会、日本老年医学会は「75歳以上」に引き上げるべきだという提言を発表した。65~74歳は新たに「準高齢者」として高齢者と区別するという。】

{毎日新聞(東京)・朝刊 2017113日 記事引用}


上記の引用は毎日新聞の社説です。

他にも同じテーマで、

産経新聞・福井新聞・京都新聞・南日本新聞・高知新聞・中国新聞・山陽新聞の社説読み比べをしてみました。

全ての新聞にいえることは、この老いの定義の変更に関して、

全肯定・全否定している、というところがなかったことです。

他の新聞と比べてやや肯定的傾向が強かった産経新聞も、

「実情に即して見直したい 多様な選択肢を社会の活力に」ということで、

老いの個人差に気を付けなければいけないことを述べています。

やや否定的な論調の福井新聞・高知新聞も、

昔と比べて、現在の高齢者は身体的に若返っていることは、様々な調査から認めています。


元気で働ける人には働ける場所を、

身体が不健康な人には、適切に医療・福祉などを受けてもらう、という当然の対応が必要です。

ただリアルに心配なのは、この提言から「自助」を強要するような雰囲気づくりにならないようにしていくことです。

現在の地域包括ケアの構想も徐々に「自助」に偏ったシステムになりつつあるような印象があるからです。

その個人にとって「自助」「共助」「互助」がバランスよく機能する社会を目指す必要があります。


もう一つ心配なのは年金の支給開始年齢の引き上げでしょう。

この提言とまだ当分直結しないとは思いますが、

今後の年金の議論でこの後継者定義の変化は確実に影響することでしょう。


ブログ管理者的には、

現在の社会保障を維持しつつも、多様な生き方をできるような仕組みにしてもらいたい、

そう願っています。

posted by リハ技師 at 19:17| 山形 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | コラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年03月03日

薬と健康食品の飲み合わせ 医師らに相談せず

【薬とサプリメントなど健康食品の飲み合わせについて、医師や薬剤師に相談していない人が6割に上ることが、広島大と広島県、広島市、県医師会でつくる県地域保健対策協議会の県民アンケートで分かった。併用により薬効を弱めたり、副作用を強めたりするケースがあるため、同協議会は今月から県内の薬局を通じてチラシ8万枚を配り、注意を促している。】

(中国新聞・朝刊 20161229日 記事引用)


皆さんはサプリメントを飲んでいる方はいるのでしょうか。

一時期、近眼・乱視のブログ管理者としては、

眼にいいと言われるサプリメントを飲んだことがありましたが、

1週間しか続きませんでした。

ゆえにそれほどサプリメントに対して、強い想いはありません。


総務省の平成24年度の家計調査(家計収支編)によると、

サプリメントを含む健康保持用摂取品は、

高齢世帯になればなるほど、健康保持用摂取品の支出金額は上がっています。

最も少ない30歳未満と最も多い70歳以上では、5.6倍もの差がでています。

健康にだんだん問題が出てくる年になってくると、

通販番組や、雑誌などで、ついついその問題をなんとかしたい、と思い買ってしまう…。

そのような高齢者はたくさんいるのでしょう。

自分ももし健康をお金で買うことができるなら、多少高くても買いたい、と考えてしまうでしょう。

ゆえに感情的にはよくわかるのです。

しかし本来のサプリメントの役割は、足りない栄養分を補う、ということなのです。

ゆえにサプリメントを飲んでいるからといって、

その健康問題をなくしてしまう、ということにはならないことはふまえなければいけません。


また問題なのは記事にあるように、

サプリメントと薬の組み合わせで問題のあるものがあるということです。

厚労省と日本薬剤師会で作成している「知っておきたい 薬の知識」(平成2810)というパンフレットの、

薬の飲み合わせに気をつけましょう、というところには、

きちんと、

【食品やサプリメントの中にも、薬と飲み合わせが悪いものがあります。】

と書かれています。

薬を飲んでいる人は、

しっかりと医師や薬剤師にその情報を話す必要が出てきます。

また厚労省のホームページには、

健康食品と併用すると薬効を弱めたり、副作用がでたりする例が出されています、

興味ある方は、どうぞホームページを確認してください。

posted by リハ技師 at 19:27| 山形 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | コラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年03月02日

電子カルテ導入2日目

昨日から入院の電子カルテ化が始まりました。
細かな反省事項はいろいろあるものの、
大きなトラブルはいまのところなさそうです。
業者のセコムさん、協立病院の情報管理課の人たちが、
今週の月曜日から、病棟にマンツーマンでの指導に入っています。
ありがとうございます。

リハビリ技士部門としては、
13時から何か問題がないか、
情報を出し合うことにしています。
posted by リハ技師 at 20:08| 山形 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記・その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年03月01日

サ高住 建設補助見直し

【国土交通省は来年度、見守りなどのサービスがある「サービス付き高齢者向け住宅」(サ高住)に対する補助の一部見直しを決めた。カラオケルームや岩盤浴など、住宅としては過剰な設備に使う場合は補助の対象外とする。居室面積が25平方メートル未満の狭い住戸への補助額の上限も引き下げる。

{毎日新聞(東京)・朝刊 201717日 記事引用}


このサ高住、

記事のテーマに関しては後述しますが、どの程度このサ高住は増えているのでしょうか。

戸数の推移でいうと、

平成241月 8000戸、

平成251月 93911戸、

平成261月 135352戸、

平成271月 169338戸、

平成281月 193688戸、

平成291月 212172戸。

平成25年の時に一気に増え、それ以降は順調に増え続けています。

(サービス付き高齢者向け住宅情報提供のホームページを参照しました)

もう少しサ高住の現状を述べましょう。

263月の時点で、

住宅戸数は50戸未満が8割と、大規模のサ高住は少なく、

専用部分の床面積は25平方メートル未満が7割強をしめています。

サ高住の最低限のサービスは、

状況把握+生活相談になりますが、その最低限のみだけをやっているところは3.7%しかないとのこと。

必要最低限ではない食事提供のサービスは、94.7%も行っているようでした。

24時間職員が常駐しているのは、全体の3/4

あとサ高住単独の施設として機能しているのは2割強しかなく、

多くのところが併設施設を有していました。

(これもサービス付き高齢者向け住宅情報提供のホームページを参照しました)


まず上記の現状で気になったのは、居住空間の狭さです。

(本来は25平方メートル以上ないといけない)

また上記の現状には触れられていませんが、

専用部分以外の共用部分の浴室などの面積が増えています。

そのような意味では、

本来は「住宅」というより、「施設」という感じになっているかもしれません。


しかし記事では、

カラオケルーム、岩盤浴などの過剰な施設を補助の対象外にしたのは、

そのような施設が多くあったからなのでしょう。

これだけ増えていくサ高住、差別化を図っていくうえでそんなことをしたのかもしれません、

またそのようなところは、富裕層をターゲットにしたものなのでしょう。

まぁ、そうであれば補助金の対象外にするのは納得ではあります。


気になったのは居住空間の狭さです。

本来は住宅ということでの触れ込み、しかしそうなっていない。

まだ設備投資にお金をかけない代わりに、

月の料金をかなり安くしているのであるならばまだ納得ですが、

単に儲けのためにやっているところもありそうな感じがします。

うーん、補助金の上限減額は仕方がないのかもしれません…。

posted by リハ技師 at 20:14| 山形 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | コラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする