2017年03月31日

作業療法士と言語聴覚士 募集 山形県 庄内 鶴岡協立リハビリテーション病院

国家試験を突破した作業療法士・言語聴覚士の方 大募集です!!

合格おめでとうございます

当院では、国家試験を突破したあなたをお待ちしております

ぜひ当法人の総務人事部までご連絡ください。
☎0235-23-9142

只今、新入職員向けの指導マニュアルを作成中です
新人研修の充実、教育体制はマンツーマンで年単位でゆっくり進めています。
誰しもが不安を抱えて過ごす新人時代ですが、
県内最大技士数を誇る当院では、どこよりも時間をかけて現場で
患者様の笑顔に触れながら成長することが出来ます。

途中入職も年間を通してうけつけています。
  連絡をお待ちしております
posted by リハ技師 at 15:10| 山形 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | リハ室教育関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年03月29日

脳血流連動 手指リハビリ

九州大学医学部、工学部などの共同研究グループは、脳の血流の変化を測定する検査装置と手指の繊細な動きを可能にしたリハビリ機器を連動させ、脳卒中患者の手指のまひを改善するリハビリ用ロボットの開発を進めている。今月から患者を対象にした本格的な臨床試験を開始し、精度の向上や装置の小型化を図ったうえで、2019年にも製品化したい考えだ。

{読売新聞(北九州)・朝刊 201715日 記事引用}


ごく簡単に言っちゃうと、

手を開くというイメージをしてもらいます

頭部につけた電極につながっているコンピューターが頭部のヘモグロビン量の変化を読み取ります。

それを読み取って手に装着したリハビリ機器が開くように動く、というものです。


現在は試作機で上記のような動きができるのかを確認、

かなり滑らかな動きができた、とのこと。

(ただし事例数はまだまた少ないようでした)

そしてこのことがマヒの改善につながっていくかが、今後のポイントになっていきます。


リハビリ以外でも応用できそうです。

今でも福島第一原発基地の室内には入れない状況だと思いますが、

仮にそこで細かな操作をしなければいけない状況があったとします。

今は遠隔操作でカメラをつけた車みたいなもので、その基地内にその車が入り、

その中を見ることはできるでしょう。

しかし、そこでの様々な道具などの操作は、なかなか困難でした。

しかし、今回の機器開発で、人間の手の再現ができることにより、

遠隔操作で物の操作ができるようになるかもしれません。


もちろん麻痺改善効果がなくても、この機器を使用して手の動きができるのであるならば、

それだけでも大進歩です。

今後の開発に期待します。

posted by リハ技師 at 19:10| 山形 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | コラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年03月28日

無料低額宿泊所 死亡者年150人

【生活困窮者の一時的な滞在施設としてNPO法人などが運営している「無料低額宿泊所」で入居者の死亡が相次ぎ、東京都と千葉県の宿泊所では年間150人以上が死亡退所していることが分かった。他の自治体は死亡例を調べておらず、実際の死者が更に多いのは確実だ。劣悪な住環境や一部の貧困ビジネス業者の存在が問題視されている宿泊所が、社会的弱者の「ついのすみか」となっている実態が明らかになった。】

{毎日新聞(東京)・朝刊 20161230日 記事引用}


まず無料低額宿泊所をご存知でしょうか。

(一時期貧困ビジネスのニュースではよくでていたワードです)

ごく簡単に言うと、

住むところがままならないひとに対して、低額で食事と宿泊施設を提供できるところです。

一時的な場所という位置づけで行っているものですが、長期滞在のケースになる事例が数多くあります。

9割がたは生活保護者でだいたいの施設はその保護費の7~8割の宿泊費、食費を徴収しています。


そのようなところでは、

宿泊している人の健康管理を行うような機能はないので、

何か問題があったとしても気づかないままになってしまいます。

ひどいところでは施設管理側が人の弱みにつけ込んでの虐待行為をするところがあると報道されています。

また環境も劣悪なところもあるようです。

お金のない人のために頑張っているところもあるとは聞きますが、

このような無料低額宿泊所に貧困ビジネスの黒い闇が覆っている現状を、

国は手をつけるべきでしょう。

まずこの無料低額宿泊所、施設認可のハードルは低いようです。

そのハードルを上げたいのですが、

あまり上げすぎると逆に陰で行う無認可の施設を作り出してしまったり、

もしくはその事業を行わないという選択になり、宿泊数が大きく減るという事態になってしまいます。

ゆえにいい環境で宿泊できるように頑張っている施設は、お金がある程度儲かる仕組みを作っていくべきです。

ハードルを上げるとともにやっていく必要があるでしょう。


最近ではあまりのひどさに地裁が違法行為と断じたものもでてきます。

posted by リハ技師 at 18:46| 山形 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | コラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年03月27日

森岡周先生をお招きして高次脳機能研修会 開催

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森岡周先生セミナー 高次脳機能障害とニューロリハビリテーション 研修会

前日には、春の吹雪となり山は雪道だったそうです。
そんな中・・先生は遥々山形空港から庄内までお越しくださいました。
送迎してくれたのは、私が実習指導したRさんでした

森岡先生が車から降りてくると、カッコイイ
田舎者の私は「おおー!!」と感銘しちゃいました。
さすが、ロッカーです
鶴岡の誇るアルケッチァーノで美味しいランチ
Rさんは2人前をペロリと食べてましたね🍴

先生の講義は
高次脳機能の中でも私達が日々臨床の中で遭遇する
失認・失行について研修を行っていただき
わかりやすい評価とアプローチで大変勉強になりました。

夜の懇親会も大変盛り上がり
その中で先生が話される内容も大変興味深いもので、
楽しい時間はあっという間でした

病院の図書室に森岡周先生の本を置かせていただきます
脳を学ぶ2:写真家、小谷千賀子さんとの対話
脳を学ぶ3:アンサンブル・グループ「ブーケ・デ・トン」との対話
その他にも多数の有名著書がありますので、皆さんも是非読んでみて下さいね

posted by リハ技師 at 10:54| 山形 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記・その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年03月25日

女たちの大震災 〜最新医療が迫る 体と心のリスク〜

番組の紹介。

117日のNHK

NHKスペシャル「女たちの大震災〜最新医療が迫る 体と心のリスク〜」


番組のホームページからこの番組の概要を引用します。

6434名の命が奪われた阪神・淡路大震災から22年。これまで女性特有の被害に焦点を当てた研究はほとんど行われてこなかった。しかし神戸周辺の拠点病院に残されていた被災直後の「入院患者3500人の診察記録」を分析した医師は、ストレスが多い避難所生活で、女性の方が血栓(血管内の血のかたまり)ができやすいことや、脳卒中を発症する割合が急増していたことを解明。さらに血栓が体内に残り、発症の危険性が長期間続くことも分かってきた。分析結果をもとに試算すると、体内に血栓が生じていた被災女性は推計1万人、22年たった現在も血栓のリスクを抱え続けている人は少なくないというのだ。

一方、女性の心も蝕まれていたことが分かってきた。被災者への大規模アンケート調査では、「震災を思い出して眠れない」という回答が、一貫して男性よりも高い割合を示している。脳科学の専門家は、災害によって体内に生じるストレスホルモンが制御できなくなり、不安感が長期間消えない女性特有のメカニズムを指摘している。】


この番組でまず注目したのは、「性差医療」というワードです。

番組で言われていたのは、

現在の医学は成人男性を基準として医療を進めていた、と言うのです。

ブログ管理者から見ると、本当にそうなの?と思ってしまいました。

私たちが医療的データをとるときに、基本情報として男性・女性のデータは必ず取ります。

医療に限らず、データをとるときに、性のデータはほとんどとっているでしょう。

しかし、医学が成人男性を基準としているのであるならば、

データとしてはとっていたのに、性による分析・対応はしていなかったというのは不思議です。

どうやら出産以外はそれほど大きな差はない、と思われていたようなのです。


実際に男性と女性では明らかな差があります、

例えば男性ホルモン・女性ホルモンの違いは明らかで、

そのホルモンの影響で病気の在り方も大きく変わっていきます。

代表的なのは女性の更年期障害です。


今回の番組では、女性のほうがストレスに弱く、

そのストレスから脳卒中などが引き起こしやすい、という結果でした。

この結果は、ブログ管理者としては、意外な結果でした。・

男性のブログ管理者は、

現在の女性は精神的には強くなっている、

実際に高齢者で元気があるのはだいたい女性が多い、という印象があったのです。

ところが番組では女性のほうがストレスにあうと、

血圧が急に高くなる傾向があり、

それが脳卒中を引き起こす要因となっていました。


女性のほうがストレスに弱い、という部分も、番組で説明されていました。

ストレスを感じたときはコルチゾールというホルモンがでます。

しかし、それが過剰に出すぎると脳に負担がかかってしまうので、

視床下部がそれを制御しようと、指令をだします。

しかし女性の場合、女性ホルモンが視床下部の機能をおとすようで、

コルチゾールを減らす機能がうまく作用できなくなってしまいます、

つまりコルチゾールが過剰な状態になり、

その結果、脳にダメージをあたえ、心の病にまで発展することがあるのです。


阪神・淡路大震災、中越地震、東日本大震災、熊本地震などなど、

その地域に住む人々の生活を一変させる大災害がありました。

恥ずかしながら、ブログ管理者は女性のほうが男性よりもストレスに強いと思っていました。

おそらくそのように思っている人は少なくないと思います。

そのような女性は弱者でないという雰囲気の中で、

女性が被災地の中で声があげづらかった、そのようなことがあったのだと思います。


私たちはそのような「声なき声」があることを心に刻まなければいけません。

また女性だけに限らず、

弱い人たちが声を出せるような環境作りが必要なのだと感じます。


特に震災など試される弱者への対応、

今の地域がそのような状況になっているのかを私たちは問わなければいけません。

posted by リハ技師 at 20:31| 山形 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 番組紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年03月23日

認知症とともに よく生きる旅へ

久しぶりに番組の紹介。

114日放送。

ETV特集「認知症とともに よく生きる旅へ ~丹野智文42~


いつものように番組のホームページから引用。

【認知症と診断された後、人はどう生きていけばよいのか。どんな支援があるべきなのか。手がかりを求め、一人の認知症の男性がイギリスへ旅に出た。その10日間の旅の記録。

旅をしたのは、仙台市の丹野智文さん(42歳)。英国は、医療や介護の専門家だけではなく、認知症の本人を「経験による専門家」と位置づけ、「本人にはどう見えるか」を重視するアプローチを続けてきた先進地。番組では、丹野さんが英国で17人の認知症の人びとを訪ねる対話の旅を追った。認知症の当事者たちが「声をあげられる」仕組みや、それに「耳を傾ける」文化に触れながら、自らの生き様を問い返す旅ともなっていく。】


丹野さんは、若年性アルツハイマー病。

数年前に人の顔が覚えられなくなったところから気が付き、

仕事にも支障をきたすようになります。

丹野さんの仕事場は配置換えをして、現在事務作業をしています。

仕事場では自分のために作った詳細なマニュアルがあり、

仕事の具体的なやり方を忘れても、

それを見ればできるようにしてなんとか行っていました。

しかし車の運転は辞めることになり、電車での通勤に変えました。

その通勤も降りるところがわからなくなる場合もあり、

自分が若年性アルツハイマーであるカードを持参し、周りの人に助けてもらえる工夫をしています。

丹野さんは他にも、

オレンジドアという、宮城の認知症をともに考える会の代表を行っています。

政府は新オレンジプランで、

【認知症の人の意思が尊重され、できる限り住み慣れた地域のよい環境で自分らしく暮らし続けることができる社会の実現を目指す】

上記のプランには7つの柱があり、その7番目に、

【F認知症の人やその家族の視点の重視】がでています。

具縦的には、

認知症の人の視点に立って認知症への社会の理解を深めるキャンペーンの実施

初期段階の認知症の人のニーズ把握や生きがい支援

認知症施策の企画・立案や評価への認知症の人やその家族の参画、です。


様々な工夫をして勤務している丹野さん、

このような診断名が下り、なおかつ症状が進んできているということを考えれば、

投げやりになってしまい、もう何もしたくないと思ってしまっても不思議ではありません。

しかし、小さな子どもを2人抱え、その子たちを大人になるまでなんとかしなければならない、

そのような強い想いで、この病気と闘っている状況でした。


しかし、です。

診断後に、日本では何の相談窓口もなく、一時はかなり精神的に追い込まれたことがありました、

早期診断・早期絶望、という表現を丹野さんはしていました。


丹野さんは今回、そのような早期診断・早期絶望させていないヨーロッパ各国の先進地に行きます。

そこで見えてくるものがあったのです。

まず1つ目はリンクワーカーという職種。2010年、2013年と打ち出されたスコットランドの認知症対策の国家戦略ででてきた職種。

診断された人1人に対し、

ただ1人のリンクワーカーが担当します。

当事者と家族が直面するあらゆる問題を支援の専門家やサービスに結びつけていきます。こうした診断直後に特化した支援体制は日本にはありません。

この制度が実は認知症者・その家族からの声が土台になって作られたものです。

日本でも先ほどの新オレンジプランの7つの柱の一つ、

【認知症の人やその家族の視点の重視】をただの標語にするのではなく、

実際にスコットランドのように政策に結び付けてほしいものです。


もう一つ丹野さんが注目したのが、

認知症とともによく生きる、という言葉。

今まで認知症に闘ってきた丹野さんとしては、新鮮な言葉でした。

おそらく丹野さんは家族を守るためにも必死になって「なんとかしよう、なんとかしなければ、でもダメかも…」という思いでいたのだと思います。

その考えの根底には、認知症に対するまだ残る絶望感があった…。

しかしその行った地域では、

必死というよりは楽しく積極的に生きていました。

様々な地域の手助けもあるせいか、

「できない」ということではなく、「工夫すればできる」という前向きな感覚になっていたのです。

丹野さんは、そこで「心のもちよう」をどうしていくかに強く感銘したのです。

そのように思ってもらうためにも、

地域の人たちが認知症を支えていく仕組みを作っていく必要があります。


明日も番組の紹介を行います。

posted by リハ技師 at 13:29| 山形 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 番組紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年03月22日

当法人の名称 変わります

当法人は、
庄内医療生活協同組合、という名称でした。
しかし、やまがた保健生活協同組合と合併をし、
法人名を、
医療生活協同組合やまがた、になりました。

あと当法人関係でいうと、
4月1日から、グループホームを開設、
名称は和楽居(わらい)です。

また来年の4月には、小規模多機能施設も、
当院の敷地内に建てる予定になっています。
当院もその関係でプロジェクトチームを作っていて、
当院の生活期の科長がそのチームで様々なリサーチ・提起をしています。


posted by リハ技師 at 18:20| 山形 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記・その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年03月21日

平成28年度山形県庄内高次脳機能障がい者支援センター研修会

318日に、

平成28年度山形県庄内高次脳機能障がい者支援センター研修会が行われました。

会場は、鶴岡市先端研究産業支援センター。

当院は、

山形県庄内高次脳機能障がい者支援センターをしていることもあり、

そのセンターのお勤めとして、毎年1回、当地区に無料で研修会をしています。

今年は初めて県外から講師を呼びました。

講師は、

東京福祉大学社会福祉学部 先崎章 教授。

今回はこれも初めての午前の部、午後の部、2つの研修会を行いました。

午前は、専門家を対象とした研修

午後は、患者・家族などの一般車を対象とした研修でした。

内容は、

午前 アパシーとうつ、軽度外傷性脳損傷

午後 社会的行動障害への精神医学・心理学的アプローチ。


午後は100人を超える参加となり、

特に大きなトラブルもなく、終えることができました。

関係者の方、ご苦労様でした。

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posted by リハ技師 at 17:57| 山形 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記・その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年03月17日

9・11と健康被害

最近ご無沙汰していた堤未果新書3冊シリーズ、

今日からは2冊目。

「政府は必ずうそをつく」という大胆なタイトルの本から。


20117月。アメリカ国立労働安全衛生研究所のジョン・ハワード所長は、「911とがんの関連性を示す証拠は十分ではない」とする報告書を提出した。

911作業員の1人で元警官の…は、この発表を「政府の棄民政策だ」として批判する。】


アメリカの911と言えば、まぁほとんどの人は知っているでしょう。

今までに例をみない飛行機を使用した多発同時テロで、全世界に衝撃を与えました。

その911の中で一番映像として出てくるのは、

世界貿易センタービルに飛行機が突っ込んでいくシーン、

そしてそのビルが倒壊していくシーンです。

救助隊はその中で必死になって様々な人の命を救っており、その勇敢な対応には頭が下がりました。

しかしその環境はあまりにも過酷!!!

救助隊は粉じんが舞う中、活動し続けたわけですが、

その粉じんの中に有毒物質があったのではないかとみる識者が多いのです。

(防塵マスクもせずに対応してしまったり、

当時のブッシュ大統領がきちんと調査することなく、「安全宣言」をしてしまったために問題が広がりました)

なぜそのようなことを言う識者が多いかと言うと、

上記のカッコ内の事実に付け加えて、

実際に健康被害を起こす人たち後を絶たなかったからです。

911ががんに関係しているかの因果関係を証明することは、

ブログ管理者も様々リサーチしてみましたが、なかなか困難のようです。

それはチェルノブイリの原発事故、また水俣病のように、

国が被害にあったかもしれない人たちへの、

初期時の大規模な健康・環境調査を実施していなかったことが大きいと言えます。

個人がそのことを立証することは現実的に難しく、泣き寝入りしてしまうことも多いかもしれません。

国はでは、なぜそのような調査を迅速に行わないのでしょうか、

うがった見方と言われるかもしれませんが、

莫大になる医療費を保障したくない、ということがあるのではないかと疑っています。

posted by リハ技師 at 18:38| 山形 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 堤未果新書3冊 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年03月16日

チーム

久しぶりに本の紹介。

堂場俊一の「チーム」という本です。

一言でいうと、箱根が舞台の駅伝小説になります。

ではもう少し詳しく説明を………。

学連選抜が主人公で、

最初寄せ集めたチームが、次第にチームとしてまとまっていくさまが描かれていきます。

その本の中から山登りの区間を任された人物が自分に言い聞かす、このような文章が…。


【踵から着地するな。そんなことはできないのだが、土踏まずを意識して、そこから落ちる感じを持て。そうすることで、踵の負担を減らすことができる。衝撃は膝で受け流せ。とにかく前かがみになってはいけない。ヘソでバランスを取り、道路に対して身体を直角に保つ。】


かなり具体的にイメージトレーニングをしていますね。

何度も何度も繰り返し練習を行ったことで、自分流の動きのイメージをつかむことができたのだと思います。

しかしスポーツはその目標とする大会に向けてのものであり、そのような大会はだいたい一発勝負。

本当にそのことがうまくいくかは、能力+その日の調子や心理状態になっていきます。

また一発勝負としての大会と言うのは、強く精神的な影響を受けるはずです。

皆さんも多かれ少なかれ、様々な心の揺れが身体にも大きく影響してしまう、ということは、経験がありますよね。


リハビリにおける患者さんも、

一発勝負での大会とはまた違う精神的な緊張を持っているはずです。

ボディイメージの問題や、

今後についての不安などの問題を抱えながら、

患者さんは新たな動作獲得に向けてチャレンジをしています。

様々な多くの問題を抱えている患者さんは、

チャレンジしていく活動に対して、

スポーツ選手よりも心の状態は変動し、身体の動きも変わっていくこともあるでしょう。

私たちはそのような心の動きも丹念に見ながら、リハビリを行っていく必要があります。


実際のリハビリでは、

イメージトレーニングをすることも場合によってはありますが、

適切に設定(目標・環境など)され、適切な方法で指導された練習・指導を繰り返し行うことで、

何も考えなくても体が自然と動く、というのが理想的だと、ブログ管理者は考えています。


さてこの「チーム」、

なかなか読みやすくて、でてくるキャラクターもなかなかユニークで面白いです。

箱根駅伝ファンであれば、一気読みする人もいるかもしれません。

posted by リハ技師 at 20:37| 山形 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 本の紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする