2016年12月30日

年間日記ランキング

今年、最後のブログ。

年間日記ランキング。

やや中途半端ですが

6本紹介します。


6位 524日紹介、

531日と報告した高校生への職業体験(場所が高校で行った)対応。

昨年から始まりましたが、

羽黒高校、鶴岡南高校、鶴岡中央高校と昨年の反省も踏まえて、

準備を行ってきました。

体験ものを中心にアプローチして、まずまずの反応でした。


5位 817日紹介

医学部学生・研修医にリハビリを語る…

わずか半日だけですが、

九州の大学から当院へ、地域医療の実習ということで、当院へ来ました。

ブログ管理者もリハビリについて、熱く熱く語り、

ぜひともリハビリにも注目してもらいたいことを語っていきました。

またブログでは紹介していませんが、

後期研修をどこにするか探るために、当院の方へ見学に来た研修医も来て、

(第一希望は整形分野だけれどもリハビリにも興味あり、という方)

また同じようにリハビリの奥深さを説明しました。


4位 523日紹介(629日も関連)

当院へ月1回ですが非常勤のリハドクターがきた。

そのリハドクターには、

1回のボドックス外来を、午後は嚥下の診察を行っています。

嚥下は当院は以前から力を入れていましたが、

ボトックスに関しては、ほぼほぼ白紙状態。

その先生が来てから勉強しまくりでした。

ボトックスに関しては様々なアプローチと併用することで、いろいろな可能性を秘めていると感じています。

来年はもう少し患者数を増やし、

リハ技士としてのその症例数をかさね、質の向上に向けたいと考えています。


3位 118日紹介 

リハ技士政策の議論するうえでの体制づくり構築、議論開始

まだ実を結んでいませんが、

当法人が目指すリハとは何か、

当法人がなっていくリハ技士像とは何か、を明らかにする準備をし始めました。

(様々な議論を行っています)

来年の今頃には作成できればと考えています。


2位 

ブログ管理者以外もブログを…。

主に研修会での内容や、

実際の業務など、現場に近い内容が書くようになってくれました。

これで少しブログの幅が広がってくれればと思います。


1

外部から講演、今年度から本格的に。

今年は大阪の千里リハビリテーション病院副医院長の吉尾雅春先生や、

川田整形外科の診療統括部長・板場英行先生を呼びました。

そして本格的に11月からは、

PTOTSTネットの研修会情報を出せるように登録、

早速、1月・2月と研修会を企画しています。

1月の研修会は、岩手県・秋田県・宮城県から研修会参加の応募もきて、

早速PTOTSTネットの広報力の威力を感じてしまいました。


、ということで2016年、平成28年は終わり。

来年のブログは13日スタートです。

posted by リハ技師 at 14:05| 山形 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記・その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年12月29日

年間コラムランキング

年間ランキング。

今日は、年間コラムランキング。

今年のコラムの数は108とまぁ、まずまずの数と言っていいでしょう。

例年のようにベスト10をブログ管理者の独断でランキングしていきます。


10

45日紹介 読売新聞(大阪)・夕刊 20151231日記事

「心臓マッサージで骨折」まれ 「ためらわず実行を」

5年ごとに緊急心肺蘇生の中身が見直しされています。

昨年に見直され、今年日本蘇生学会のオンライン上で公表されています。

今回のマニュアルはとてもシンプルになっていて、

迷わないで、

そく実行できるようなものに変わっていました。

医療者は要チェックです。


9

818日紹介 東京新聞・朝刊 2016327日記事

体育館で車いすバスケがしたい 「床に傷」などで利用拒む

今年のオリンピックは盛り上がりましたね。

ただパラリンピックのメダルは少し少なくて残念でした。

2020年、今度は東京でオリンピック・パラリンピックを行います。

政府はスポーツ庁を作るほど、力を入れており、

当然のことながら障害者のスポーツ普及にも力を入れています。

しかし東京都内の体育館で車いすのスポーツを認めないところがあるという報道…。

政府・東京都ともに2020年に向けて、

体育館の床材の補修予算など、

障害者スポーツが委縮しないような対応を図ってもらいたいです。


8

510日紹介 東京新聞・朝刊 2016216日記事引用

農福連携広がる

障害者の授産施設での儲け、というのはとても少なく、給料も小遣い程度しかもらえていないところが多いと聞きます。

農家は、次の若い担い手がおらず、農家をやめざるを得ないところがあると聞きます。

しかしこの農業と福祉をうまくマッチングさせたことで、

障害者の経済的安定と農家の労働者不足を解消させていったのです。


7

1212日紹介 毎日新聞(東京)・朝刊 2016102日記事引用

軽度介護 事業所半減 報酬減で採算懸念

みなさんの地域では、総合支援事業はどうなっているでしょうか。

来年度から本格的に始まり、

その立ち上げのところで様々なところで苦労されていることだと思います。

しかし、厚生労働省の目標数値の半分にも至っていないという結果に、

来年度の総合支援事業の行方に、黄色信号なのです。


6

121日紹介 熊本日日新聞・朝刊 20151119日記事引用

血液製剤 「承認書通りでは作れず」

科学及血清療法研究所これはひどかった。

なんと40年近くにもわたって、承認された方法とは違う方法で血液製剤の作成を行ったのです。

そしてそれを国の調査に漏れないように組織ぐるみで隠ぺいし続けた………。

ただこの企業に変わりうる組織がなく、

数人のトップの交代だけでいまだに存在しています。

(この科学及血清療法研究所、薬害エイズ事件でも加害者側だったのです)


5

830日紹介 毎日新聞(東京)・朝刊 201668日記事引用

新専門医制度 延期 医師偏在悪化を懸念

このニュースを聞いたときは、ほっと胸をなでおろしました。

まずこの新専門医制度によって、

研修医の行く先は大学病院などの研修施設や研修内容が豊富なところに集中していくことになります。

このことでますます若手研修医の大規模病院就職傾向が加速していくのです。

当法人では本当に深刻な医師不足です、

来年度の新専門医がやはり開始されていくのか、注目しています。


4

329日紹介 読売新聞(東京)・朝刊 2016110日 記事引用

介護定員増 計画の7

2012年度から14年度に建設された介護施設の定員数が7割しか埋まっていない…。

これはニーズが少ない、ということではなくて、

その要因で大きく占めているのが介護士不足です。

政府は介護離職者0を目指し、施設数を増やす方策に方針転換を図ったと言われますが、

介護士を増やす方策がほとんどとられていません。

多少介護の処遇改善加算はありますが…、まだまだ弱い…。


3

1027日紹介 産経新聞(東京)・朝刊 2016911日記事引用

ポケモン最中に高齢者援助

これは記事が面白かった

その記事の面白さは置いておくとして、

このポケモンブームはすごかった、

当院でもスタッフでやっている人がいました。

またブログでは、このポケモンの活用方法も別のブログで示しました。


2

59日紹介 毎日新聞(大阪)・朝刊 201632日記事引用

認知症事故 家族に責任なし 監督義務を限定

この事件、

ある認知症高齢者が線路内に入り、はねられました。

鉄道会社はこの事故のおかげで振替輸送をし、その賠償を家族に迫ったのです。

その家族もぎりぎりの状況で介護をしていて、

そこに賠償金を鉄道会社が求めるのは酷ではないかと、巷の声がでていました。

しかし企業側も損害があったすべてを自分たちで払わなければいけないのか、という反論は当然のように言われていました。


今後さらに増えていくであろう、徘徊をしてしまう認知症高齢者、

まず誰が倍使用しなくてはならないのかの前に、

いかにこのようなことを起こさない仕組みを地域で作り上げていくかが重要です。

国が進める公助の関わりを減らしていく政策にブログ管理者は反対しています、

しかしだからと言って自助、共助の重要性はますますでてきていると思っています、

特に共助の地域とのつながりは、

人口減社会の中ではそのことをやっていかないと、認知症の見守りなどの対策は効を奏しないでしょう。

今回の事件は、

悲劇ではありますが、

せめてこのようなことを考えさせるきっかけになったとは思うのです。


1

926日紹介 中国新聞・朝刊 2016812日記事引用

在宅生活の命綱 なぜ 要介護2以下 福祉用具レンタル全額負担へ

結局、この要介護2以下 福祉用具全額負担はなくなりましたが、

それほど遠くない将来、また再燃するものと思われます。

このことを話し合った議事録などを読むと、

このことを行うのは時期尚早という意見が結構あったのです。


このニュースをきっかけに、

福祉用具がいかに重要であるかをシリーズ化して、このブログで連載しました。


もし将来、

自立支援の必要な福祉用具が全額負担という事態になれば、

地域包括ケアの中でいわれ続けてきた「自立支援」という言葉は、

もう死語になったと言っても、言い過ぎではないと思っています。


来年はいいニュースを聞きたいのですが…

posted by リハ技師 at 17:50| 山形 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記・その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年12月28日

年間番組ランキング

今年のランキング。

今日は番組紹介シリーズ。

今年は新書の紹介とはうってかわって番組紹介は29本も紹介しました。

(過去最高紹介数です)

なおかつ、まだ本当は4本ブログ紹介用の番組を録画していて、

まだ紹介していないものもあります。


今回はこれだけあるのでベスト10を紹介しましょう。

ただこれだけあるのでごく簡単に紹介します。


10

38日放送 クローズアップ現代プラス

「シリーズ東日本大震災 浪江町民 それぞれの選択」

原発事故によって、全住民が避難を強いられている福島県浪江町。

原発事故から5年、

長い期間を経ながらも生活と人生を立て直そうとしている浪江町民の今をうまく描き切っていました。


9

26日放送 NHKスペシャル

「史上最悪の感染拡大エボラ闘いの記録」

史上最悪となった今回のエボラウイルスの感染拡大。

政府が無能力であることや、住民の偏見、そして職員の間に生まれる恐怖などなどが番組を通じて見えてきました。

グローバル化によって様々な感染症のリスクが世界に広がる中、

私たちは何を準備をしなければいけないかを考えさせられた番組になっていました。


8

124日放送 日本人は何を目指してきたのかシリーズ(NHKEテレ)6

「障害者福祉 共に暮らせる社会を求めて」

戦後、日本は、障害のある人たちとどう向き合ってきたのか。

その歴史を丹念に追った良質な番組になっていました。

誰もが病気や障害とは無縁ではいられることはありません、

戦後の障害者政策を当事者や政策立案に関わった人たちの証言をもとにたどり、

今後の障害者政策を考えるヒントがたくさんありました。


7

123日放送 地球ドラマチック

「義肢がつくるミラクルボディー!?

形や固さを認識できる義手⁉

人工網膜とPCをつないで視力をよみがえらせるバイオニック・アイ⁉

このような新たな科学技術は、近年目覚ましい進歩を遂げています。

障害者の生活を大きく改善する技術のすばらしさと、そこに潜んでいるリスク…。


6

73日放送 NHKスペシャル

「私は家族を殺した“介護殺人”当事者たちの告白」

残念ながら介護を苦に、家族を殺害する事件が相次いでいます。
こうした介護殺人は、

NHKの調べでは、未遂も含め過去6年間で少なくとも138件発生していたそうです。

そのNHKはどうしてそうなってしまったのかリサーチ、

なんと実際に介護殺人を行った11人を直接インタビューし、意外なことがわかってきたのです。

5

910日放送 ETV特集

「武器ではなく、命の水を 〜医師・中村哲とアフガニスタン」

今も戦乱の続くアフガニスタンで干ばつと闘う日本人がいます。

医師・中村哲。

中村は白衣を脱ぎ、用水路の建設に乗り出したのです。

長い月日は流れ、15年たったいま、

干ばつの大地には緑がよみがえり、人々の平穏な営みが再び始まろうとしています。

このような地域に本当に必要な支援とは何か。

そのことがよく見えてくる番組でした。


4

423日放送 ETV特集

「らいは不治にあらず〜ハンセン病 隔離に抗った医師の記録」

ハンセン病患者の隔離を定めた「らい予防法」の廃止から20年。

多くの患者を苦しめた「絶対隔離」という誤った政策、

その政策に徹底して異論を唱え続け、独自の治療実践を行っていた小笠原医師、

その医師像に感銘を受けました


917日放送 NHKスペシャル

「自動運転革命」

まぁ、衝撃的でした。

IT企業Googleがハンドルもアクセルもない完全自動運転車を発表。

これを受け、自動車メーカーは、一気に自動運転車開発へと舵を切っています。

自動運転車の開発競争は、自動車産業を根底から揺るがしてますし、

他の人たちの生活を一変させるほどの影響があるでしょう。

リハビリでの自動車運転評価・訓練などは行わなくてもいい世界になります。

早ければ2020年の東京オリンピックまでには、

日本の企業が売り出す可能性があります。


514日放送 NHKスペシャル

「最新報告 “連鎖”大地震終わらない危機」

今年の熊本地震は衝撃的でした。

特に衝撃的だったのは、震度72回連続観測した…ということです。

そしてこの連続(連鎖)した地震が、被災地の人たちに大きな影響を与えました。

例えば余震への恐怖から、自宅や避難所に入らず、緊急搬送される人が急増していたりしていました。

(車内泊が多くなり、エコノミー症候群のリスクが高まる状態に…)

東日本大震災とはまた違った状況に、

地震対策の難しさを思い知らしめた番組になっていました。


そして

515日放送 NHKスペシャル

「天使か悪魔か羽生善治 人工知能を探る」

今年は様々なニュースで人工知能のすごさをしることが多い年でした。

以前、人工知能がチェスの世界チャンピオンに勝ったというニュースを何年か前に聞いたことはありました。

そのニュースでは将棋や囲碁はチェスよりかなり複雑なため、

将棋や囲碁のプロに勝つ能力になるにはまだまだ遠い将来のようなニュアンスでした。

しかし、………です。

20163月、グーグルの開発した囲碁の人工知能が、

世界最強と言われる韓国人の棋士に圧勝し、世界に衝撃が走ったのです。

番組のリポーターは将棋界のトップリーダー、羽生善治さん。

圧倒的な思考のスピードと深さで将棋界に君臨している、すごい人です、

その羽生が、そんなに遠くない将来、もう人工知能にできないことはないのかもしれない、

そう言ってしまっているのです。

(今でも画像診断・絵を描くなど、コンピューターにはできなさそうなものが、

かえって人工知能の方が適切で迅速になりうる状況になっています)


以前、この番組を紹介したときは、人工知能対羽生の対戦が楽しみと書いてしまいましたが、

今はその気持ちは変わりました。

例えば人間の足と自動車とでマラソン競技をすれば、人間が勝てるわけがないのはもう自明です。

おそらく様々な分野で人工知能が凌駕していく世界になっていくのだと思います。

なので人工知能対人間というとてつもない大きなハンディ戦を認めることはできないと思いなおしました。

それに、

人間対人間だからこそ、感動したり、面白かったりするものだとも思うのです。


羽生はやはり人との対戦の中で輝いてほしい、将棋好きのブログ管理者はそう思ってしまいました。

posted by リハ技師 at 18:37| 山形 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記・その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年12月27日

今年の新書ランキング

では予告通り、今年のランキングシリーズを、

今日も含めて4日間紹介していきます。


今日は、年間新書ベスト3

今年は11冊しか紹介できませんでした。

それも4~9月の間だけ💡

ブログ管理者、

調子がいい時はいいのですが、

普段はだんだん新書を読んでいく集中力と持続力がなくなってきています⤵………。

あしからず。

ゆえに今年は少なめの3つの本だけを紹介しましょう。


3

「粘菌 偉大なる単細胞が人類を救う」

文春新書

中垣俊之

粘菌という脳を持たない単細胞が、

複雑な迷路を解いてしまう、というミステリアスな結果から、

単に単細胞はたいしたこともない生物ではなく、

そこから読み取れる(分析できる)ものが様々あることに気づき驚かされ、

そこから人間とは全く違う事件の「賢さ」を知ることで、

今まで見えてこなかった世界が広がったような………

そんな本でした。


2

「日本の医療格差は9倍 医師不足の真実」

光文社新書

上昌弘

これは特に第2章の日本「医学部」近現代史が、とってもびっくりした内容でした。

その中でもさらに

西高東低という医師偏在がなぜ起きたのか、という分析は、

~ん、他の人にこのうんちく、しゃべりたいと、そわそわしてしまうほどの内容でした(あくまでもブログ管理者の感覚ですよ…)

ここでは詳しいことは言いませんが、

元をたどると明治維新からこの医師の西高東低になるタネはあったのです。

(ブログ管理者、歴史好きなので、この分析に魅せられてしまったのでもあります…)


1

「介護ビジネスの罠」

講談社現代新書

命に直結していくこの医療・福祉を営利至上主義のビジネスのところにもっていけば、

この新書に出ていた悪徳業者が出てきてしまうのは、当然だと感じます。

しかしです。

民営化のほうがすごいと感じるところもあります。

例えば、

創造性豊かな新たな事業を展開し、隠れていたニーズを満たしたり、

公の機関と比べれば効率的で質の高いサービスを提供できたりなどです。

ゆえにブログ管理者も民営化全てを批判はしません。

しかし、このように自由に営利を求めて、なおかつわからないようにルール違反をしてくる組織が出てくることは見越して、

介護ビジネスを展開にするにしても、適切な規制をかけるべきなのです。

巷では民間が動きやすいように規制緩和をすべきという意見があることは知っていますが、

その規制が果たしてどんな意味を持っているのかを評価をするべきです。


あとこの本を読み進めれば、介護で騙されないための教科書にもなりそうでした。

今後も増えていく介護ビジネスに警鐘を強く鳴らした本として、

ブログ管理者の記憶に残った本になっていました。

posted by リハ技師 at 18:21| 山形 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記・その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年12月26日

がん検診 精度に疑い

【総務省は30日、がん検診の精度を保つため都道府県が実施する事後評価について、17都道府県を抽出して2012~2014年度の状況を調査したところ、約4割に当たる7道県で不備が見つかったと発表した。北海道は評価自体をしておらず、精度の低下を防げなかった疑いがあるという。青森、埼玉、愛媛、福岡、長崎は主な4つの評価項目の一部が未実施だった。香川は望ましいとされる毎年度の評価をしていなかった。】

(伊勢新聞・朝刊 2016101日 記事引用)


まずがん検診後の事後評価って何だろうと思う人もいますよね。

この評価は2007年施行のがん対策基本法に基づいて行われているものです。

このことを行うことで、

実際のがん検診が意味のあるものになっているかを分析・評価するという目的があります。


他に調査された都県で問題なかったのは、

宮城・山形・東京、石川、福井、愛知、滋賀、大阪、鳥取、広島。

今回調査したのは17都道県だったので、

あとの30府県は今回調査していなかったので不明なのですが、

17都道県がこのような状況であれば、

きちんとがん検診後の評価を行っているかどうかはかなり怪しそう…、と思ってしまいます。


この国や地方自治体が関係している検診は、対策型検診と呼ばれます。

がん死亡率の減少を目的として、

有効性が確立された検査方法で実施されます。

公的な予防対策として行われる検診のため、費用は無料か少額の自己負担で済みます。

その対策型検診の中身は5種類で、

胃がん検診・大腸がん検診・肺がん検診・乳がん検診・子宮頸がん検診があります。

胃・大腸・肺はここ最近の部位別がんのベスト3にはいるもの、

乳がん・子宮頸がんは比較的死亡者数が多く、

がん検診で比較的発見される数が多いので、おそらく公的に対策型検診に入ったのでしょう。


とにかくエビデンスの高い検診になるように、地方自治体の努力が必ず必要です。

総務省が後押ししているので、やらざるをえない状況にはなりそうですが、

早急に行ってもらいたいものです。

posted by リハ技師 at 18:32| 山形 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | コラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年12月22日

膵臓がん早期発見「尾道方式」

【発見時には進行しているケースが多く、5年生存率が低い「膵臓がん」を、早期発見する取り組みが、広島県尾道市で成果を上げている。地域の中核病院「JA尾道総合病院」と診療所の医師約30人が連携し、糖尿病や肥満などリスクの高い患者について、膵臓の検診をいち早く受けてもらう仕組み。5年生存率は全国推計の約3倍で、「尾道方式」として各地に広がりつつある。】

{読売新聞(大阪・夕刊 2016107日 記事引用)


がん情報サービスというホームページをみました。

その中、生存率でやはり最も低いものは男女ともに膵臓、

5年生存率男性7.9%、女性7.5%

ワースト2位が男女ともに胆のう、胆管で、

5年生存率男性23.9%、女性21.1%

ワースト3位が男女ともに肝臓で、

5年生存率男性33.5%、女性30.5%

1位と2・3位と差を見ても明らかなように、

膵臓がんがいかに深刻なものかがわかってきます。

死亡率だけでいうと、厚生労働省の調査では、昭和56年以降ワースト1

30年以上ワースト1なのです。


この膵臓癌のやっかいなところは、

膵臓自体が内臓の奥深くにあること、

また膵臓癌自体の初期症状があまり目立たないことがあります。

また膵臓の近くには大きな血管やリンパ管があり、転移しやすいというのもさらに厄介なのです。


がんの進行ステージは4段階あって、Wになれば最も重度(膵臓癌・5年生存率1.5%)です、

このステージTの段階で発見できれば、なんと膵臓癌・5年生存率は36%となっています。

まだそれでもかなり低いのですが、まだ希望が持てる確率と言えます。


このために膵臓癌になるリスク(「糖尿病」「肥満」「喫煙」「家族に膵臓がんがいる」などのリスク)をチェックし、

当てはまる人がいれば腹部に超音波をあてて画像をチェックする、

そして疑いが残る画像の場合は尾道総合病院に紹介する、という基準を作ったのです。


このことで尾道地域の5年生存率は、約20%にまで上昇。

病院と開業医との協業と取り決め、

これは他の地域にも波及するかもしれませんね。

posted by リハ技師 at 14:15| 山形 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | コラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年12月21日

療養費不正 対策を強化 部位替え請求 重点審査

【整骨院などの柔道整復師(柔整師)による療養費の不正請求が相次いでいることを受けて、厚生労働省は、再発防止に向けた対策を強化する方針を固めた。「部位転がし」と呼ばれる新たな不正の手口を重点的に審査することや、保険請求できる柔整師(施術管理者)の要件の厳格化などが柱だ。ただ、健康保険組合などが求めた本格的な対策は見送られ、早くも実効性に疑問の声も上がっている。】

{読売新聞(東京)・夕刊 20161012日 記事引用}


まず日本柔道整復師協会のホームページから、

柔道整復師の業務、というところを引用します。


【接骨院や整骨院では、柔道整復師によって、骨・関節・筋・腱・靭帯などに加わる急性、亜急性の原因によって発生する骨折・脱臼・打撲・捻挫・挫傷などの損傷に対し、手術をしない「非観血的療法」によって、整復・固定などを行い、人間の持つ治癒能力を最大限に発揮させる治療を行っています。】


そしてこのような骨折・脱臼・捻挫などの身体状況は、

この超高齢化が進む中、確実に増えているのでニーズはあり、

まずますのお客さんもいるのです。

このような一部の柔道整復師が不正請求する背景として、下記のようなことが大きいようです。

ここ10年数年ぐらいで学校が増え、

国家資格は1998年の定員1050人から、今年は定員8600人と急増していています、

(実際の柔道整復師の数としては、1998年に約29000人程度、2016年で約64000人と急上昇しています)

以前は国家試験が合格しても、

初めから開業するのではなくて、他の開業のところで修業をしてから開業というパターンが多かったと聞きます。

しかし、このような急増はなかなかその修業を引き受けるところに限りがあり、すぐ開業するために、

学校卒業後、勉強もせずに患者さんに対応するということもあるようです。

また学校数が増え、定員も増えたことで、入る人の質も下がったこともあるかもしれません。


しかし、どんな不正をするのでしょうか。

1番多いのは、慢性の肩こり・慢性の腰痛(保険適応外)を、肩や腰の捻挫(保険適応)にして、

請求してしまう、というものです(振替請求)

記事にでている「部位転がし請求」とは何でしょう。

同じ患者で負傷部位を替えて何度も不正請求する、というものです。


そこで厚生労働省は、

部位転がしを重点審査していく、

指導・監査にあたる地方港政局の人員を増強

保険請求できる施術管理者について、3年以上の実務経験の義務、

学校のカリキュラム強化、

あと国家試験も難しくして合格率を下げる取り組み、

などの対策をたてています。


この対策強化でどれだけ不正請求が減っていくのか、

とりあえず見守っていきましょう。

posted by リハ技師 at 14:32| 山形 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | コラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年12月20日

福祉車両 構造上の規制 法対象外

【今治市の市道で9月、病院の車いす移動車が歩道の花壇に衝突した事故で、車いすの女性ら2人が亡くなった。高齢化で福祉車両が普及するにつれて事故が増え、中でも車いす移動車は重大な被害が目立つ。運転席などと違い、車いす利用者を事故から守る構造上の規制はほとんどなく、専門家は「危険な状態で走っている車両が多い」と警告する。運転には、高齢者、障碍者への特別な配慮が必要だ。】

(愛媛新聞・朝刊 2016109日 記事引用)


問題なのは、福祉車両の車いす固定時のシートベルトが2点式の場合が多い、ということです。

普通の車の運転手側、助手席は3点式シートベルトだからです。

えっ、2点式、3点式のシートベルトって何?という質問がきそうですね。

説明しましょう。

まぁ簡単に言うと3点式シートベルトは、

腰部の2点と肩側外側1点の3点で取り付けられているシートベルトになっているものです。

2点式シートベルトは、腰部2点のみの固定です。

この腰部2点式が大問題で、

これだと事故時、腰部は固定されるものの、体が前倒しになり、

腸骨に正しく装着していても、それがずれてしまい、

腹部にベルトが食い込んで肋骨骨折や内臓を損傷してしまうのです。

この危険性があることから、

2012年以降は全座席にこの3点式シートベルトが義務化されたのです。

しかし福祉車両の車いす部分は座席ではないということで対象外となり、義務化されませんでした。

それ以前として2点式シートベルトでひじ掛けの位置によって、腸骨にうまくあてられないものもある、というのです。

もうこれだとシートベルトの意味はかなり???なのです。


あと車いすの場合に問題となるのは、頸部の保護です。

車いすの場合は普通リクライニングでなければ、頸部はフリーで何も保護されていません。

記事では、ヘッドレストを装着すべきという識者の意見がありました。

posted by リハ技師 at 15:29| 山形 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | コラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年12月19日

今年のランキング予定

年末のランキング予定を…。
12月27日 新書ランキング 
12月28日 番組ランキング
12月29日 コラムランキング
12月30日 その他日記ランキング です。

posted by リハ技師 at 18:17| 山形 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記・その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年12月16日

「がん教育」来年度から

【国民の2人に1人が生涯のうちにがんになり、3人に1人ががんで亡くなる「がん大国」の日本。子どものころから正しい知識を身につけさせようと、文部科学省は来年度から全国の学校でがん教育を実施する。】

{毎日新聞(福岡)・朝刊 2016930日 記事引用}


この下敷きになっているのは、2006年に制定された「がん対策基本法」です。

今月、この改正されたがん対策基本法が国会で成立しています。

このがん対策基本法によって、

全国どこでも適切な治療が受けられるよう、国や自治体に計画の策定と達成度の評価、

専門医の育成や検診、緩和ケアの充実などを求めることができるようになりました。

この法律らもとづいて「がん対策推進基本計画」があり、

2012年にこの小中学校のがん教育の実施が盛り込まれたとのこと。

(ちなみに、

今回の改正の目玉は、

がん患者の雇用継続について「配慮に努める」と事業主の責務を定めたこと、

また、がんで治療を受ける子どもが学業を続けられるよう国などが環境整備など)


ブログ管理者としては、

このがん教育を単にがんのことの理解を図るだけでなく、

命の大切さについて考えさせるようなものになってもらいたい、

強くそう望みます。

posted by リハ技師 at 18:03| 山形 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | コラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする