2016年11月29日

「65歳以上=高齢者」に見直し論

【総務省が19日の「敬老の日」に合わせて発表した2015年の高齢者に関する調査では、ネットショッピングを利用し、旅行など趣味を楽しむ活動的な高齢者の姿が浮かび上がった。こうした若々しいお年寄りの姿に、現在65歳以上】とされる高齢者の定義を見直すべきだとの指摘もでている。】

{読売新聞(東京)・朝刊 2016919日 記事引用}


おそらく昭和40年代の高齢者と平成20年代の高齢者では、

まず外観から違うと思います。

私が小さいころの60歳代の人と、現代の60代では、

(もちろん個人差はありますが)おしなべて若くなっている印象があります。

食べ物がよくなったから?

衛生状態がよくなって、皮膚の影響が少なかったから?

化粧技術が発展したから?

まぁいろいろ理由はありそうです………。


また老年医学会も、

様々な身体や知的能力は以前の高齢者と比べれば5~10歳若い状態になっていることを報告し、

当然個人差はあるものの、元気な高齢者がいることをふまえて、

そのような高齢者が就労やボランティアなどの社会参加できる社会を構築すべきとの提起を出しています。

現在の65歳以上を高齢者としたのはWHOからもってきた定義なのですが、

日本では元気な高齢者がいることをふまえ、

高齢者の年齢の定義見直しの議論が進んでいるようです。



あとブログ管理者明日から土曜日まで東京出張です。

その間は、ブログ管理者からのブログはお休みとます。

あしからず。

posted by リハ技師 at 16:35| 山形 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | コラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年11月28日

診療報酬点数表の改定

診療報酬シリーズ、

今回は診療報酬点数表の改定。

ネタ本は、市場化の中の「医療改革」。


いつものようにこのネタ本から引用します。

【年末の予算編成に向けて政府は、厚生労働省が提示したおおよその予算との関係をみながら診療報酬の改定率を決定する。

 同じ時期、中央社会保険医療協議会においては、次回改定の柱について事務当局の原案提示にもとづく検討が行われる。この時、改定幅を決めるための検討材料として、医療経済実態調査と薬剤価格調査の結果が公表されるが、これはマスコミなどによる医師所得の多寡をめぐる報道材料になっている。】


改定幅を決めるための2つの調査は何なのでしょう。

耳慣れない調査ですよね。

まず医療経済実態調査とはなんでしょう。

2年に1回行われるもので(診療報酬改定が2年に1回ですよね)

目的としては、

病院、一般診療所、歯科診療所及び保険薬局における医業経営等の実態を明らかにする、ということになります。

この概要をブログ管理者もみたのですが、

概要と言ってもブログ管理者が軽く気絶しそうになるぐらい量があるために、

10秒ぐらいで見続けるのをあきらめました。

次は、薬剤価格調査。

これは薬価価格基準改正の基礎調査になるもので、

薬価基準に収載されている医薬品の品目ごとの販売価格及び販売数量などが記載されたものになります。

この詳しい公表結果を厚生労働省のホームページから読もうとすると、なぜか非公表になっていました。

うーん、なぜ???

企業秘密的なこと???

こうなると薬剤価格決定の透明性にはどうしても大きな疑問符がついてしまいます。

posted by リハ技師 at 18:49| 山形 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 診療報酬 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年11月24日

抗菌せっけん 不安の声

【米食品医薬品局(FDA)9月、殺菌成分のトリクロサンなど19成分を含む抗菌せっけんの販売禁止を決めた。有効性や安全性の根拠がないとの判断による。同じ成分を含む「薬用せっけん」は日本でも出回っている。健康被害などの報告はないが、消費者団体からは米国と同様の対応を求める声があがる。】

{読売新聞(東京)・朝刊 2016921日 記事引用}


当院の手洗い用せっけんは、シャボネットです。

学校などでよくみかける緑色の液といえば、イメージできる方もいるのではないでしょうか。

どうやら当院で使用しているものはこの19成分には入っていないようでした。


この報道の後に厚生労働省は、

1年以内にこの成分が入った薬剤を代替え品の商品申請をするか、

それとも取り下げるかをするように、都道府県に通知したそうです。

しかしこのニュースは企業にとってもショックだったようで、

この厚生労働省の通知がなくてもすでに代替品の切り替えが進んでいる、とのことでした。

おそらく最近商品に出ているのは、もう成分が変更になったものか、

以前からその成分を使用されていなかった石鹸か、どちらかでしょう。

もしいまだにこの成分が入っている石鹸があったとしたら、

対応としては遅く、企業としても悪いイメージになることでしょう。


しかしそもそもこのトリクロサンがFDAから目をつけられたのでしょうか。

まず通常の石鹸とそれほど効果がないこと、

そして一番問題なのは安全性に疑問符が付いたことです。

感染症のリスク増加

腸内細菌叢(ちょうないさいきんそう)の変化と免疫力低下

抗生物質耐性菌の増殖

+環境汚染、というのがその疑問符が持たれた理由のようです。

posted by リハ技師 at 18:32| 山形 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | コラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年11月22日

医療薬 子ども用法明示

【市販薬よりリスクが高い医療用医薬品を子どもに安心して使えるように、厚生労働省は来年度から、子ども向けの用法・容量の目安や安全に関する情報を明示するための仕組みをつくる。全国から治療データを集めて専門家が安全性や有効性を評価し、その結果を添付文章に記載するよう製薬会社に求める。医療用医薬品は子どもに使う方法や量が示されていないものが多く、医師の裁量任せを改善して副作用を減らすほか、効果的な使用につなげるねらいがある。】

{朝日新聞(東京)・朝刊 201699日 記事引用}


この医療用医薬品の添付文章をみていくと、

小児に対しての安全性は確立されていないことが書かれている場合が意外とあります。

つまり医薬品の開発では、

スクリーニング試験、前臨床試験、臨床試験などを膨大な期間(+膨大な金額)を経て、

薬の効用と安全性を評価していくのですが、

子どもについては、きちんとした基準がないようなのです。

実際、子どもでは大人と薬の適応は違います、

例えば薬の量が適切か、剤形が適切かなど、大人とは違う基準で決めなければいけません。

今までは添付文章に記載がないので、医師の裁量になってしまいます。

というよりも小児向けに薬剤を開発していない、というところが気になります。

ただしこれは日本だけでなく、欧米も小児に対しての薬剤開発などはあまり進んでいないようです。

これは小児の治験が困難であること、

小児市場規模が小さく、企業としてはおいしくないこと、などの背景があるようです。


しかし繰り返しますが、大人と子どもは大きく違います。

子どもは大人のミニチュア版ではないのです。

ただ体が小さいだけであれば、容量だけの問題かもしれませんが、

様々な組織が未成熟だったりするはず、つまり質が違うのです。


様々な蓄積された服用事例はたくさんあるはずです。

ビッグデータになっているはずで、そのようなデータをうまく利用すれば、

様々な傾向や特性が見えてくるでしょう。

安心して医師が子どもの投薬処方ができるようになるのは、もうすぐかもしれません。

posted by リハ技師 at 18:18| 山形 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | コラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年11月21日

診療報酬の4つの役割

診療報酬シリーズ。

今回は「診療報酬の4つの役割」というところから引用したいと思います。

ネタ本は、市場化の中の「医療改革」。


4つの役割とは、

1.保険医療の公的価格体系

2.保険医療の給付範囲を決める

3.保険医療の治療方法を決める

4.保険医療機関の医療施設としての水準を規定、となっていました。

一つずつ、簡単に説明しましょう。

1番の、保険医療の公的価格体系とは、

簡単に言っちゃうと、

「この治療行為は、いくらです」となっている表のようなものです。

つまり、うちはこの治療行為に定評があるから、点数を高くしちゃう、ということはできません。

どんな場合でも、日本のどの地域にいても点数自体は共通になります。

このように勝手に医療機関が価格を決められないことで、

「日本は資本主義の国なのに医療制度は社会主義だ」と言われることがあります。


2番の保険医療の給付範囲を決めるというのは、

どこまでを診療報酬上認められた治療行為にするのか、ということです。

外国でとても治療上有効だったとしても、日本で認められなければ診療報酬は請求できません。

また2年ごとに行われる改定で、

その保険給付の基準が厳しくなったり、緩和したりすることで、

給付対象の範囲が変化していくことがあります。


3番の保険医療の治療方法を決める、というのは、

これはその名前の通り、治療も定められた方法に従って、診療報酬は決められていく、というものです。


4番の保険医療機関の医療施設としての水準を規定は、

施設や体制がきちんとした治療行為ができる環境になっているかを評価するものと言えるでしょう。

この規定は、1番の表と同じように詳細に決まっています。

このブログをみているリハ技士の方も、

社会保険研究所から出している「医科点数表の解釈」と「施設基準などの事務手引き」は、

何度も見たことはあるのではないでしょうか。

posted by リハ技師 at 19:43| 山形 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 診療報酬 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年11月18日

受動喫煙リスクで論争 JT VS 国立がんセンター

【他人のたばこの煙を吸う受動喫煙を巡り、国立がん研究センターは、「肺がんのリスクを高める」とする同センターの研究結果を疑問視するコメントを出したJTに対して、「リスクは科学的に明確な結論」とする見解を28日公表した。国の研究機関が1企業のコメントに反論するのは異例だ。】

{毎日新聞(東京)・夕刊 2016930日 記事引用}


JTのホームページで、その疑問視したという文章を見ました。

この文章をそのまま読むと、

国立がんセンターは統計的なマジックで、

受動喫煙が肺がんになるリスクを高める、と誤解を与える文章になっている、ということになります。

そこで国立がんセンターのホームページも探してみたら、

それに対しての反論がでていました。

JTの反論文章よりも、おそらく3~4倍ものの量もある、力の入った反論になっています。


2つの文章を読むと、どう考えてもJTの方が分が悪いというか、

なぜそもそもこのような反論をしたのかと、首をかしげてしまう状態です。

国立がんセンターの受動喫煙の肺がんリスクを高める、というのは、

明確に科学的に証明されているのです。

世界の流れはもうすでに、その結論のもとに様々な対策が立てられています。

国際的なタバコ会社として有名なフィリップモリスでさえ、受動喫煙の有害性は認めているのです。

この流れに対してJTが疑問符をつけること自体、

JT自体への組織としての問題があるのではないかと考えてしまいます。


特にJTの文章でこのようなものがあります。

【受動喫煙については、周囲の方々、特にたばこを吸われない方々にとっては迷惑なものとなることがあることから、JTは、周囲の方々への気配り、思いやりを示していただけるよう、たばこを吸われる方々にお願いしています。】

国立がんセンターも、ここについては強く批判していますが、

ブログ管理者も全く同意です。

「思いやり」「気配り」というレベルではなく、

健康被害を与えてしまうものなのだという視点でなければいけません。

どうもJTはタバコの有害性をなるべく薄めようと躍起になっているところが、

露骨に見えているのです。

posted by リハ技師 at 18:59| 山形 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | コラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年11月17日

あなたもなれる“健康長寿” 徹底解明 100歳の世界

また昨日に引き続いて、番組の紹介。

1029日放送、

NHKスペシャル「あなたもなれる“健康長寿”徹底解明100歳の世界」


またいつものように番組のホームページから、この番組の概要を引用します。

【「単なる長寿など望まない。“心も体も健康”で長生きしたい」。平均寿命は男女ともに80歳を超え、世界一の長寿国を突き進む日本。長生き自体がもはや当たり前となる中、次なる関心は“サクセスフル・エイジング”=認知症や寝たきりにならずに、どれだけ元気に年を重ねられるかにシフトしている。その健康長寿の秘密を解き明かすカギを握るとして、いま、世界各地で注目されているのが「百寿者=センテナリアン」の研究だ。なぜか寝たきりが少なく、最後まで元気な人の割合が高いという共通項を持つ、センテナリアン。最新の研究で、特殊な人だけではなく、誰でも条件次第で到達できるのではないかという可能性が浮上してきた。人類究極の願い“健康に命を全うする秘密”の解明に向け百寿者研究が加速している。番組には世界の「スーパー百寿者」が続々と登場。謎に満ちたセンテナリアンたちの驚異のパワーと健康に満ちた暮らしを記録し、そこに到達するための条件に、医学・栄養学・心理学・環境学・社会学などあらゆる角度から迫る。】


この番組で健康長寿になるためのポイントは3つ、

その3つの対応ともごく基本的な内容でしたが再確認させられるものになっていました。


この番組に出ている先生がある仮説を立て、

それを学会等で報告しました。

それは長寿の人たちとCRPの関係性でした。

まず基本からいきましょう。

そもそもCRPとはなんでしょう。

もうC反応性たんぱく、と言われるもので、

体内で炎症反応や組織の破壊が起きているときに血中に現れるタンパク質、のことになります。

一般的な基準値は0.3mg/dlとなっていますが、

番組に出ていた100歳以上の女性は0.03でした。

実際に100歳以上の人たちのCRPを調査してみるとかなりCRPは低値ということがわかったのです。

ではそのCRPをどうすれば低くさせることができるのでしょうか。

もうその番組の答えを言っちゃうと、

食事・運動・心(満足感)なのです。

うーん、健康情報番組で行きつくところは、絶対そうなるよね〜、という感じです。


まず食事から行きましょう。

必ず長寿になる食品、というのはないというのが結論でした。

その地域によって、その地域の人たちが健康になれる食品があり、

地域差があるのだと…。

番組にでていた識者は、

その地域によって腸内細菌が違うことが関係しているかもしれないと述べていました。


運動が大切というのは、特に目新しいことは言ってなかったので割愛。


満足感の問題では、

快楽を求めるタイプ(食欲・性欲・娯楽など)よりは、

生きがいタイプ(ボランティア・家族のため、地域奉仕など)の方がCRPが低い、という結果は………、

皆さんはどう受け止めるでしょう。


上記の対策はどれもそんなに目新しい内容ではなかったかもしれません、

しかしそれがやはり事実だとブログ管理者は思います。

勉強もそうですが、

健康もそんな簡単になれるものではありません。

地道にバランスよく行うものです。


番組には日野原先生が出ていました。

御年105歳です。

食事も運動も心もすべてきちんとバランスよく行えていて、まだまだ元気そのものでした。


番組最後には、東京オリンピックで聖火に火を灯したいと言っていたのが、印象的

ブログ管理者には、もう4年後の聖火を灯す日野原先生が見えていました

posted by リハ技師 at 20:15| 山形 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 番組紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年11月16日

原発に一番近い病院 ある老医師の2000日

昨日に引き続いて番組の紹介。

108日放送 ETV特集「原発に一番近い病院 ある老医師の2000日」


またいつものように番組のホームページから、この番組の概要を引用します。

原発に最も近い高野病院。復興作業に携わる新たな住民や居場所を失ったお年寄りの最後のとりでです。奮闘する院長の高野英男さん(81)の2000日を見つめます。

福島第一原発から22キロ離れた双葉郡広野町の高野病院。院長の高野英男さん(81)は現役の医師として診療を続けている。5年前の原発事故で、病院を取り巻く環境は大きく変化した。原発周辺の病院が休止しているため、救急車が殺到。地域医療が崩壊する中、除染など復興作業に携わる新たな住民や、原発事故によって居場所を失ったお年寄りたちの最後のとりでとなっている。孤軍奮闘する老医師、その2000日を見つめる。

この番組に出ていた高野医師、当たり前と言えば当たり前なのですが、

もう見た目は完全におじいさんなのです。

歩き方も風が少しでも吹けば、よろけてしまうのではないかと思うぐらい頼りない歩き方をしています。

それでも高野医師は、

適切に診断を下すこともできますし、注射などの対応もできています。

ただし常勤は院長1人のみ、

非常勤の医師が、院長をぎりぎりで支えています。

原発事故以降、多くの医療スタッフが辞めていく中、

この地域の人たちをできる限り最後の最後まで支えたい、

そんな熱い思いが通じたのか、

看護師や介護職のスタッフが就職する人もでてきます。

しかしやはり医師の常勤は1人、

番組にはいつもの患者の申し送りに疲れて出れなかったり、なにかのひょうしに転倒したりして、

もうおそらく体はぼろぼろ状態なのです。

101歳にもなろうとしている入院患者からは、「大丈夫?」とも聞かれていました。

娘が事務長をやっていて、

いろいろの配慮は行っているようでしたが、うーん現実はなかなか厳しい…。


そのような身体状況になってもなぜ高野医師は頑張り続けるのでしょうか。

それは地域の現実を知っているからです。

実際にこの地域では、

自宅で亡くなる方もいて、その死因で自殺がかなりの割合になるのだそうです。

そしてその死亡診断書の作成に高野医師がすべて関わってきました。

このような状況の中で、この地域に医療が受けられなくなるという、

更に暗いニュースを地域に知らせるわけにはいけない、

おそらくそのような思いが高野医師にはあるのだと思います。


しかし、高野医師も81歳、もうタイムリミットはそう長くはありません。

高野医師の思いと現実とのギャップに、

何もできないブログ管理者は、ただただため息をついていました。

posted by リハ技師 at 20:00| 山形 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 番組紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年11月15日

血糖値スパイクが危ない ~見えた糖尿病・心筋梗塞の新対策~

番組の紹介。

108日放送、

NHKスペシャル「血糖値スパイクが危ない ~見えた糖尿病・心筋梗塞の新対策~


またいつものようにホームページから、この番組の概要を引用します。

【健康診断では「正常」とされている人の間に、放置すると怖い“万病の種”が潜んでいることが最新研究で明らかになってきた。それは「血糖値スパイク」。食後の短時間に血糖値が急上昇し、また正常値に戻るという症状だ。この状態を放置すると、「糖尿病」に発展するばかりか、重要な血管が傷つけられて「動脈硬化」が進行し脳梗塞や心筋梗塞などのリスクが増加。さらに、細胞のガン化を招いたり、脳にダメージを与えて認知症になり易くなることも分かってきている。この症状、「常に血糖値が高いかどうか」を調べる一般的な検査では見つけられない。しかし、すでに1千万人規模の日本人が「血糖値スパイク」を生じている可能性が、最新調査で明らかになってきた。でも、大丈夫。ちょっとした生活改善で、「血糖値スパイク」を解消できる方法も、次々と分かってきている。そこで今回は、73分の拡大生放送で「血糖値スパイク」にまつわる最新の研究成果を大特集。】


糖尿病でない人で、普段は正常なのに食事後急激に血糖値が急上昇する現象、

これが血糖値スパイク、と言うそうです。

この血糖値スパイクで問題なのは、通常の健康診断ではわからないのです。

だって普通、健康診断するときは空腹時血糖でみますよね。


ではなぜこの血糖値スパイクが問題なのでしょうか。

それは血糖値の急上昇を繰り返すと細胞から活性酵素がでてしまい、

それが血管内の壁が傷つけられていったのです、

そうなるとその壁を修復しようとして集まった免疫細胞が血管内に入り込んでしまい、

その壁を厚くしていきます、

それが動脈硬化となって、心筋梗塞や脳梗塞を引き起こすことにつながっているのです。


また細胞自体が、

遺伝的に、もしくは生活の乱れなどから糖の吸収ができないことがあるそうです。

そのために膵臓からインスリンをだして対応するのですが、

それでもうまくできず血糖値が急上昇、

なのでさらにインスリンが大量に放出される、というメカニズムもあります。

しかしそうなると、インスリンが体内に大量にある状態になることを示しています。

あるネズミを使った実験では、

このインスリンの多い状態は記憶が低下するという結果もでています、

つまり認知症につながっていく可能性もあるのです。

番組では簡単な質問票を作成し、

テレビを見ている視聴者が血糖値スパイクのリスク度を判定できるようにしていました。


番組公判では、

この血糖値スパイクを予防する3つの対応が出ていました。

それは、

食べる食品の順番です、

まず最初は野菜を食べます。

これで胃の中をコーティング、なおかつ胃の吸収を遅くするそうです。

次に食べるのは魚や肉、

これを食べることによって胃腸の動きが遅くなります。

そして最後にご飯などの糖質、

この順番でいくと吸収に時間がかかるので、血糖値の急激な上昇が抑えられるそうです。


2つ目の対応としては、朝食を抜かないことです

実際に朝食抜きの人たちは昼や夜に血糖値スパイクになりやすい傾向があるようです。


3つ目の対応としては、

食後すぐにちょこちょこ動く、ということ。

食後すぐに軽く動くと、

胃腸の動きは悪くなり、吸収力も落ちるのだそうです。


うーん、ブログ管理者、結構心配になってきました。

3つの対策、頑張る予定………

posted by リハ技師 at 19:26| 山形 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 番組紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年11月14日

指導

診療報酬シリーズ。

ネタ本は、市場化の中の「医療改革」。

今回は指導。


【健康保険法第73条で、保健医療機関と保険医は、「厚生労働大臣の指導を受けなければいけない」とされている。指導は保健医療機関と保険医に対して「保険診療の取り扱い、診療報酬の請求等に事項について周知徹底させることを主眼とし、懇切丁寧に行う」(指導大綱)こととされている。】


ネタ本からの引用では、

指導は診療報酬の請求などの取扱いというのが入っていますが、

あまくでも指導は、

保険診療の質向上と適正化がメインになります。

監査は、診療報酬上等の不正に関する事実確認と問題があれば返還・取り消しなどの対応となります。


指導は3つの形態があります。

集団指導

集団的個別指導

個別指導、です。


集団指導は、

まぁ例えば診療報酬改定時の説明会だったりして、

その時の説明だけで何もその指導後に不利益になるような事態になることはないものです。


集団的個別指導は、

対象者がかなり絞られて指導されます。

その対象とは、

診療報酬明細書の1件当たりの平均点数が高い保険医療機関になります。


個別指導は、

集団的個別指導の後に改善されなかった場合などに選定されることになります。


次回は、監査です。

posted by リハ技師 at 18:25| 山形 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 診療報酬 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする